ハワイのチャイナタウン・中華街はどんな場所？

チャイナタウンのはじまりは、遡ること1950年代頃にハワイのサトウキビプランテーションの労働者としてやってきた中国からの移民の手によって作られたといわれています。

現在もアジア系文化が色濃く残っており、中華系食材が揃うローカルマーケットや、伝統的な点心レストラン、麺料理店などが点在しています。

異国情緒溢れる建物や、中国語の看板なども多くあるためハワイにいることを忘れてしまう不思議な街並みが広がっています。

チャイナタウンの観光スポット

チャイナタウンは異国情緒溢れる風景や街並みだけでなく、訪れたい観光スポットも多くあります。

ローカルマーケット

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チャイナタウンの中で最も活気に溢れているのはローカルマーケット周辺です。

マウナケア・ストリートという通りを中心に、生鮮食品や中華系食材、雑貨や日用品を扱う小売店などが立ち並んでいます。

有名なのは「マウナケア・マーケットプレイス」や「オアフマーケット」などです。

これらのお店では肉、魚、野菜などの新鮮な食材が安価で入手できます。

M.P. レイ ショップ

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食料品以外にチャイナタウンで有名なのは、レイを売るお花屋さんが多いことです。

中でも1番有名なのはマウナケア・ストリートにある「M.P. レイ ショップ」

ハワイではレイを贈る文化は非常に重要で様々な意味を持っています。旅行者を歓迎するためだけではなく、「祝福」や「感謝」など、贈る相手への思いを込めた愛情表現として、ハワイに暮らす人々の日常に深く根付いています。

新鮮なお花を使ったカラフルなレイを購入したいなら、こちらがおすすめです。

出雲大社ハワイ分院

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ハワイには島根・出雲大社の分院があるのをご存知ですか？近年では日本のテレビ番組でも度々特集しており観光客からも人気のスポットとなっています。

実はこちらの出雲大社ハワイ分院はとても歴史が深く、なんと作られたのは明治初期。

非常に長い間、ハワイでは日系移民の人々から愛され守られ続けています。

年末年始は特に賑わいます。

場所はチャイナタウンのほど近く、ヌウアヌ運河の畔に位置しています。

ルイス ポール ギャラリー

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アート好きの方がダウンタウンまで足を伸ばして訪れる、知る人ぞ知るアートギャラリーとして人気でしたが、2021年に10年間の営業に幕を閉じました。

ハワイのアート教育にも尽力したルイスさんの作品を筆頭に、妻のサンドラさんが運営するルイス ポール ギャラリーは、ハワイ在住アーティストの作品をメインに展示しているギャラリーとして人気を博していました。

チャイナタウンでおすすめのレストラン

フォー97 (Pho 97) 

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マウナケア・マーケットプレイスの入り口に位置しているローカルから人気のベトナム料理店。ベトナム料理の定番であるフォーやサイミンなどの各種料理がいただけます。

おすすめメニュー「オックステール フォー」

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• $15.75

ハワイ名物のオックステールが美味しいと評判のオックステールフォー（Oxtail Pho）。

牛の旨味がたっぷり溶け出したスープに、箸を入れるとほろほろと崩れるオックステールが絶品！ベトナム料理の定番であるフォーを贅沢に楽しめる一品です。

店舗情報

ラムズ キッチン (Lam's Kitchen)

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ローカルから長年愛されている家族経営の町中華。

店内は常に中国語が飛び交い異国情緒溢れる雰囲気！

ルックファンと呼ばれるモチモチの米麺が人気です。

中国の朝食の定番であるお粥もオススメ。

大体$10以下のメニューが多く、ワイキキと比べるとリーズナブルな価格帯です。

おすすめメニュー「ビーフフランク＆テンドン ルックファン」

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• $10.50

メニューには番号がふってあり、11番のビーフフランク＆テンドンのルックファン（Beef flank & tendon look fun）が、こちらでは有名な人気メニューです。

ルックファンとは、おうどんのような刀削麺のような幅広麺のことを指しており、モチモチとした食感が特徴です。

テンドンは牛スジを柔らかく煮込んだものです。塩味のスープにルックファンとテンドンを乗せたメニュー。クセになる優しい味。ルックファンがたっぷり入っているので食べ応えも抜群です。

店舗情報

ザ ピッグ＆ザ レディ (The Pig & The Lady) 

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ダウンタウンにある人気レストランといえば、ザ ピッグ＆ザ レディ (The Pig & The Lady)。2019年には日本にも上陸しており、大人気のお店です。

場所はチャイナタウンとダウンタウンのちょうど境目あたりにあります。

ニューヨークで料理の修行を積んだシェフが営む、創作ベトナム料理店です。自身の母親が作る家庭的なベトナム料理をベースに自己流にアレンジしたメニューが大人気！

店内も、とてもおしゃれです。

メインのお料理は大体$15〜$20前後の価格帯となっています。

おすすめメニュー「フォー フレンチ ディップ バインミー」

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• $18

ベトナム料理の定番といえばバインミー。バインミーとはベトナム風サンドイッチのことで、柔らかめの小さなフランスパンに具を挟んだ物です。

こちらの「フォー フレンチ ディップ バインミー」は、バインミーとフォースープのセット。

12時間ローストした牛バラ肉と、ホイズンソース、タイバジルのチミチュリ、炒めたもやし＆玉ねぎがサンドされた豪華な具材が特徴。バインミーフォーも

追加料金（$4）で、フォースープを麺入りのものに変更できます。

店舗情報

シン チェオン ユアン ベーカリー (Sing Cheong Yuan Bakery) 

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こちらはマウナケア・ストリートを、1ブロック進んだ場所にある中華菓子店です。

日本でいう和菓子屋さんのような雰囲気のお店で、ローカルからは長年愛されており手土産を買う際にも人気のお店です。

お菓子はもちろん、中国ではおやつ感覚で食べられているという肉まんのようなものもあります。

おすすめメニュー「月餅」

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• $7.50

「月餅」とは、中国を代表する焼き菓子のことです。

月餅と書いて日本では「げっぺい」、本場中国では「ユエピン」と呼ばれています。 

中国では、中秋節とされる旧暦の8月15日に家族で集まってお月見をしながら月餅を食べ、 家族の幸福を祈る一家団欒の時を過ごす風習があります。

店舗情報

スクラッチキッチン＆ベイクショップ (Scratch Kitchen & Bake Shop)

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2017年頃までダウンタウンで営業しており、日本のテレビや雑誌にも登場し人気を博していたスクラッチキッチン＆ベイクショップ (Scratch Kitchen & Bake Shop)。

現在は移転し、カカアコ（ワード）とハワイカイに店舗があります。

ダウンタウンやワイキキからアクセスしやすいのは、カカアコ（ワード）にある店舗です。ワードビレッジにある「サウスショアマーケット」１階にあります。

現在は「スクラッチキッチン＆ミータリー」という名前で、スクラッチキッチン＆ベイクショップとは姉妹店という位置付けで営業しています。

おすすめメニュー「スパイシー サウザン フライドチキン ワッフル」

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• $20

旧店舗でも人気を博していたスパイシー サウザン フライドチキンの新メニューです。

以前はサンドイッチが提供されていましたが、こちらではワッフルに変貌をとげ再登場。
ふわふわのベルギー風ワッフルに、サクサクジューシーなフライドチキンが2枚トッピングされており、スパイシーな風味とワッフルの甘みが絶妙な組み合わせ！

甘じょっぱい組み合わせがお好きな方へ是非おすすめしたいメニューです。

店舗情報 

チャイナタウンへのアクセス

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各所観光スポットから車でアクセスした場合の所要時間は以下です。

• ダニエル・K・イノウエ国際空港からチャイナタウンまで：車で30分程度

• ワイキキからチャイナタウンまで：車で20分程度

• カカアコからチャイナタウンまで：車で10分程度

最近人気のカカアコエリアからは車で5〜10分程度の距離感となっています。

チャイナタウンは危ない？治安について解説

チャイナタウンやダウンタウンは治安があまり良くないとされているエリアです。

実際のところはどうなのか？また訪れる際に気を付けるポイントなどを解説します。

昔に比べたら治安は改善されている

カカアコが観光スポットとして賑わってきたあたりから、チャイナタウンも昔に比べると治安は改善してきたといわれています。
一時期は路上生活者がチャイナタウンに多く住みついており治安が危ぶまれていましたが、街の清掃に力を入れたり、教会が慈善事業として行っていた食事の配給をストップ、古い建物の改装工事を行うなど州をあげた治安対策のおかげで、少しずつ街の雰囲気も変わりつつあります。

それでも、観光は主に14時前後までに済ませておくのがベター。

15時以降は閉まる店も多く、平日の観光がおすすめです。

日中は賑やかな通りを中心に

前述したとおり観光は、朝から日中の時間帯が基本です。

また日中でも、ひとけの少ない小道などはスリや盗難などの被害も考えられるため、人通りのある賑やかな場所をメインに観光するのがおすすめです。

明るい時間帯でも、なるべくひとりでの行動は避けるよう心がけましょう。

夕方以降は事件・犯罪のリスクに注意 

日没後はチャイナタウンとダウンタウンの辺り一帯は雰囲気がガラリと変わります。

ダウンタウンに関しては、平日の日中はビジネス街のため無機質な印象を持ちますが、休日や夕方以降はひとけがなくなるため雰囲気が暗くなります。

犯罪や事件も休日や夕方以降が多いため、訪れる際は避けた方が良いでしょう。

ワイキキからもさほど遠くないためbikiなどのレンタル自転車やレンタカーを利用して訪れる予定の方もいるかもしれませんが、ひったくりや車上荒らしなどのリスクもありますので、あまり無理をせずタクシーを利用することも検討した方が良いでしょう。

ハワイのチャイナタウンに行ってみよう！

治安が悪いイメージが強いチャイナタウンですが、近年はおしゃれなレストランなども増え、以前とは少し雰囲気が変わってきました。

訪れる時間帯や、曜日などに気をつければ異国情緒溢れる街の散策が楽しめます。

いつもと違うハワイを楽しみたい方は是非足を運んでみてはいかがでしょうか？

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