ハワイでよく聞く「マヒマヒ」とは?食べられるおすすめ店も紹介
ハワイのレストランのメニューには、魚料理によく「マヒマヒ」があります。このマヒマヒとはハワイではとてもポピュラーな白身魚なので、ハワイ旅行中に機会があれば是非食べてみてはいかがでしょう。マヒマヒがどんな魚で、どういった料理が多いのかこちらでご紹介します。
ハワイでおなじみ「マヒマヒ」とは?
マヒマヒは、スズキ型族のシイラ科に属する魚で、日本では「シイラ」という名前で知られています。世界中の暖かい地域に分布する回遊魚で、体長は成魚で1.5m〜1.8m、体重が30kg〜40kgほどの青色が鮮やかな大きな魚です。釣る時の引きの強さが大変強い魚であることから、ハワイ語で「強い」という意味のマヒマヒという名前がついたと言われています。日本で食べる機会が多い魚ではないかもしれませんが、ハワイではとても人気があり、高級魚としても知られています。
マヒマヒの味わい
マヒマヒはくせのない淡白な味わいの白身魚で、身は弾力のある食感です。一般的な食べ方はバターソテーやフライですが、くせがないことからどんな料理でもおいしくいただける魚です。新鮮なものは生で食べることができて、ブリやカンパチなどと食感や味わいが似ています。脂っぽさもないので、和風に煮付けたり、中華風の味付けでも美味しくいただけます。どんな魚やお肉の代わりに使っても美味しいかもしれません。
日本でも食べられる?
日本では九州や四国地方など、暖かい地域の沿岸や沖合にマヒマヒは生息しています。7〜10月頃が旬の時期で、スーパーや魚屋さんの店頭で見つけることができます。高知県ではご当地グルメとしても注目されていて、シイラ(マヒマヒ)のフライを挟んだ「シイラバーガー」もあるそうです。
マヒマヒはどのように食べる?
ハワイではとてもポピュラーなマヒマヒ。どのように食べられることが多いのか、一般的なメニューをご紹介します。
ソテー、ムニエル
脂っぽさの少ない淡白な白身魚なので、バターやオイルを使った濃い味付けのソテーやムニエルがよく食べられています。加熱するとパサパサしやすいので、小麦粉をまぶしてからソテーするとふっくらとなり、トマトソース、オイル系のソース、クリームソースなどしっかりと味のついたソースとの相性が抜群です。
フライ
マヒマヒは油で揚げるととても美味しい白身魚のフライになります。ハワイのプレートランチのメニューにもよく登場するボリューム満点のおかずで、ソースやケチャップ、醤油をかけていただきます。パン粉をまぶして少ない油で揚げ焼きすると、パリッと香ばしく、タルタルソースとの相性も抜群です。
タコス
レストランでおつまみとしても人気のタコスメニューにもマヒマヒがよく使われています。グリルしたマヒマヒにたくさんの野菜やハーブ、そしてお店オリジナルのサルサソースがトッピングされていることが多いので、レストランでマヒマヒのタコスを食べ比べてみるとお気に入りが見つかるかもしれません。ライムやレモンを絞っていただくと、更に爽やかな味わいになります。
マヒマヒが食べられるハワイのおすすめ店
レインボー ドライブイン (Rainbow DRIVE-IN)
photo by @rainbowdrivein / Instagram
ワイキキの隣にあるカパフルという街に日系ファミリーが1961年に創業したプレートランチ店。ワイキキからは歩いて行くこともできますが、バスやuber、レンタル自転車のbikiを利用すると行きやすいでしょう。ハワイの人たちに長い間愛されているお店で、ボリューム満点なことで知られています。レインボーのお店の佇まいもハワイのアイコニックな景色の一つ。ロコモコなどハワイアングルメをリーズナブルに楽しみたい方におすすめのお店です!
マヒ マヒ プレート
photo by @rainbowdrivein / Instagram
$13.50
マヒマヒのフライが3つとタルタルソース、スクープ型のライスがふたつにマカロニサラダというハワイの典型的なプレートランチのスタイル。人によっては1人では食べきれない量なのでシェアするのもおすすめ。ライスはフレンチフライに、マカロニサラダはコールスローに変更も可能です。お肉も一緒に楽しみたい方にはビーフやチキンとマヒマヒが入ったミックスプレートもあります。
店舗詳細
Rainbow Drive In - Kapahulu(レインボー ドライブイン - カパフル) 4年ぶりのレインボードライブイン♪ やっぱりいつきても安定の味とボリュームで大満足でした!!円安の今、プレートランチはハワイ滞在中の強い味方だな、と感じました。店舗詳細
店舗詳細
パイア フィッシュマーケット (PAIA Fishmarket)
photo by @paiafishmarketwaikiki / Instagram
1989年にマウイ島ノースショアのパイアという街で創業されたシーフードレストラン。ワイキキ店はクヒオ通り沿いのザ レイロウ オートグラフ コレクション ホテル1階の右側にあります。新鮮な魚を美味しく、カジュアルな値段で食べれる場所として人気で、ハワイならではのアヒ(マグロ)、オノ(サワラ)やマヒマヒなどを好きな味付けで食べることができます。サイドメニューやキッズメニューも充実していて、ランチもディナーも楽しむことができます。
フレッシュ キャッチ プレート
photo by @paiafishmarketwaikiki / Instagram
時価
好きな魚を好きな調理方法でいただけるメニューで、毎日港から仕入れる魚の市場価格に伴い時価となっていますが、相場としては$25前後です。炭火焼き、ソテー(バター、ガーリック、ワイン+レモン)、ケイジャンスタイル、ブラッケンド(バターをつけた魚の表面を強火で焼き色をつける)の中から好きな調理法を選び、ケイジャンライス、ポテト、フレンチフライ、ライス&ポテトからサイドメニューを選びます。コールスローとタルタルソースが必ずついてきます。
店舗名 |
パイア フィッシュマーケット (PAIA Fishmarket) |
住所 |
2299 Kuhio Ave, Honolulu, HI 96815 |
電話番号 |
808-200-0200 |
営業時間 |
11:00~22:00 |
定休日 |
なし |
展開地域 |
パイア、キヘイ、ラハイナ(マウイ島)カイルア(オアフ島) |
公式サイト |
クア アイナ サンドイッチ ショップ (KUA`AINA Sandwich Shop)
photo by @kuaainahaleiwa / Instagram
1975年にノースショアのハレイワの町にオープンしたハンバーガー&サンドイッチ店。ハレイワはホテルが建ち並ぶワイキキから車で1時間ほどの長閑なサーフタウンです。その町並みに溶け込むような可愛らしい外観のお店ではテラス席も利用でき、ハレイワの町の雰囲気を味わいながら美味しいハンバーガーを楽しむことができます。創業以来、今もなお島の反対側から食べに来る人もいるハワイ屈指の人気店です。
クア アイナ バーガー グリルド フィッシュ(マヒマヒ)
photo by @kuaainahaleiwa / Instagram
$11.60
バーガーやサンドイッチはカイザーロール、マルチグレイン、ライ麦からパンの種類を選べ、マヒマヒの他にレタスとトマト、マヨネーズが入っています。シンプルなままでも充分美味しいですが、トッピングでお好きなチーズやアボカド、パイナップルを入れてみると更に濃厚な味になります!毎日お店で手作りされているフレンチフライも人気のサイドメニューです。
店舗名 |
クア アイナ サンドイッチ ショップ (KUA`AINA Sandwich Shop) |
住所 |
66-160 Kamehameha Hwy, Haleiwa, HI 96712 |
電話番号 |
808-637-6067 |
営業時間 |
11:00~20:00 |
定休日 |
サンクスギビングデイ、クリスマス |
公式サイト |
食べやすいマヒマヒ料理を堪能してみよう
とても食べやすいハワイでポピュラーな魚のマヒマヒ。ハワイ旅行中にレストランで見つけたらぜひ食べてみてくださいね。日本のスーパーで見つけた時は、色々なお料理に挑戦してみてはいかがでしょうか!?