ワイキキの「適正価格」。一流シェフの哲学が光る『Basalt(バサルト)』で味わう、価格以上のハワイ体験

ワイキキの「適正価格」。一流シェフの哲学が光る『Basalt(バサルト)』で味わう、価格以上のハワイ体験

公開日:2025.11.19
更新日:2025.11.20

ワイキキでのレストラン選び。「せっかくの旅行だから美味しいものを食べたい」という期待と、「“観光地価格”は避けたい」という現実的な悩み。そのジレンマを抱える多くの旅行者にとって、ひとつの完璧な答えとなるのが、ワイキキの中心に位置する『Basalt(バサルト)』です。

単なる安さではない、真の「コストパフォーマンス」。

Basalt 格安

それは、一流の技術を持つシェフが、その創造性と哲学を惜しみなく注ぎ込んだ料理を、「適正な価格」で体験できるという「価値の高さ」です。
今回、エグゼクティブ・シェフのランス氏に直接お話を伺い、その「価格以上の価値」を生み出す哲学と、シェフ自らがおすすめする必食メニューの数々を解き明かします。



シェフの哲学:「“ワイキキ価格”ではない」適正価格へのこだわり

Basalt シェフ ランス

Basaltの価値を理解する上で、まず知っておくべきは、この店を率いるシェフの揺るぎない哲学です。ランス・シェフは、店の目指す姿をこう語ります。
「私たちがやりたいのは、皆さんに質の良い料理を、適正な価格で提供することです」
シェフはきっぱりと、「いわゆる“ワイキキ価格”や高級価格を設定しようとしているわけではありません」と続けます 。
「旅行者も、地元の人も、誰もがここに来て、素晴らしい食事をし、良い経験をし、リラックスして楽しんでほしいのです」 。
この「観光客と地元客の垣根を取り払う」というスタンスこそが、Basaltの料理の信頼性と、私たちが感じる「コスパの良さ」の根幹となっています。



哲学を支える一流の経歴:エグゼクティブ・シェフ ランス氏

Basalt シェフ ランス笑顔

その哲学を支えるのが、ランス・シェフの輝かしい経歴です。ハワイで生まれ育った日系四世のシェフは 、ハワイ・リージョナル・キュイジーヌの巨匠、アラン・ウォンズのレストランで17年間も腕を磨きました 。

その後も、カフェ・ジュリアやスカイ・ワイキキのオープンに携わり 、「53 By The Sea(フィフティスリー・バイ・ザ・シー)」や「メリマンズ」、「マリポサ」といった、ハワイの名だたる高級レストランで活躍 。
一流の技術を知り尽くしたシェフが、あえて「適正価格」にこだわり、その技術と遊び心を注ぎ込んだ料理。それがBasaltのメニューなのです。



シェフのおすすめ!「価格以上の価値」を体験する必食メニュー6選

Basalt ブランチメニュー

ここからは、シェフが「ぜひ食べてほしい」と語る、おすすめのシグネチャーメニューを、朝食とディナーに分けてご紹介します。

【朝食・ブランチのおすすめ】

1. チャコール・バターミルク・パンケーキ(Charcoal Buttermilk Pancakes)/ 20ドル
Basaltチャコールパンケーキ
その真っ黒なビジュアルに誰もが驚く、オープン以来のシグネチャーメニュー 。この黒は、店の名前の由来でもあるハワイの「Basalt(玄武岩=溶岩)」を表現しています 。鮮やかなストロベリーグアバソースは、流れ落ちる「溶岩」そのもの 。「食べるハワイ」を体験できる一皿です。

2.バニラヨーグルト・パンナコッタ(Vanilla Yogurt Panna Cotta)/ 12ドル
Basalt バニラヨーグルト・パンナコッタ

「どこにでもある『ヨーグルトとグラノーラ』を、他とは違うものにしたかった」というシェフの遊び心が光る一品 。イタリアンの「パンナコッタ」の技術を使い、ヨーグルトを滑らかなデザートに昇華 。自家製のオリーブオイル・グラノーラと、ドライマンゴーやドライパイナップルといったトロピカルな風味が、朝の時間を豊かにします 。

3. ビーフシチュー・シャクシュカ(Beef Stew Shakshuka)/ 24ドル
Basalt ビーフシチュー・シャクシュカ
伝統的な中東の朝食「シャクシュカ」を、ハワイのローカルフード「ビーフシチュー」で大胆にアレンジ 。ローカルがビーフシチューと合わせるのが好きな「玉ねぎのピクルス」や「チリペッパー」の風味をアイオリソースで加え 、トーストと卵を添えた、まったく新しいハワイアン・バージョンです 。

【ディナーのおすすめ】

4. リブアイステーキ(Ribeye Steak)/ 45ドル
Basalt リブアイステーキ

ジューシーなリブアイステーキの価値を決定づけるのが、特製の「うまみバター」 。バターには「出汁」「仔牛のジュ(出汁)」「エシャロット」「醤油」が練り込まれており 、さらに煮詰めたバルサミコ酢の甘みが加わることで、風味豊かで重層的な味わいを生み出しています 。

6. シアード アヒ(マグロ)(Seared Ahi) *時価
Basalt シアード アヒ

ハワイの定番アヒ(マグロ)も、Basaltの手にかかれば一筋縄ではいきません。合わせるのは、なんと「カイチョイ(中国の高菜)」のソース 。そのほのかな苦味と、「エリンギ茸のレリッシュ」や「生姜」の風味が、アヒの旨味を新しいステージへと引き上げます 。

【おすすめのAll Dayメニュー】

6. サーモンお茶漬け(Salmon Ochazuke) / 38ドル
Basalt サーモンお茶漬け

シェフがアラン・ウォンのもとで働いていた時代に考案した、思い入れの深い一品 。最大の特徴は、ご飯が日本米ではなく、イタリアのアルボリオ米を使った「イタリアンリゾット」であること 。この「リゾットのお茶漬け」に、「つぼ漬け」「福神漬け」「いくら」「紫蘇」といった和の薬味が混ぜ込まれ 、仕上げの「ぶぶあられ」「とびこ」の上から、ゲスト自身が「緑茶」を注いで完成させます 。



まとめ:『Basalt』でしかできない食体験を

Basalt フレンドリースタッフ

『Basalt』の料理は、シェフの確かな技術と、ハワイのローカルフードへの深い愛情、そして「美味しいもので楽しんでほしい」という純粋な哲学が融合したものです。一流の技が光る創造的な一皿を、リラックスした雰囲気で、「適正な価格」で味わえる。 「旅行者」と「地元客」の垣根なく、誰もが良い経験を共有できるこの場所こそ、私たちがワイキキで見つけた本物の「コストパフォーマンス」です。

 

次のハワイ旅行では、朝食でもディナーでも、ぜひ『Basalt』を訪れ、この「価格以上の価値」を体験してみてください。

アクセスが便利な立地

ワイキキの中心部に位置しているので、どのホテルからもアクセスが便利です。

クヒオ通り沿いにあるDukes Lane Market & EarteryがBasaltへの入り口。

Basalt 外観1

店内に入り左側に進むとレストランがあります。

Basalt 店内2

飲み足りない方におすすめのバーカウンター

Basalt 店内3

広々とした店内席

Basalt 店内4

癒しのテラス席

Basalt テラス席

ハワイの風を感じられる、おすすめのテラス席です。


店舗詳細

Basalt at Dukes Lane Market & Eatery(バサルト アット デュークスレーンマーケット&イータリー)

オアフ島 > ワイキキ
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  • アクセス
    ロイヤルハワイアンセンターから徒歩5分
  • 営業時間
    月-日 : 7:00-21:00
  • 定休日
    無休