
エッグベネディクトの作り方とハワイで食べたいおすすめのお店10選を解説
ハワイの名物料理といえばエッグベネディクト。ハワイを訪れたら食べたいものリストのひとつとして名前が挙がる方も多いのではないでしょうか? こちらの記事では日本にいながらおうちでもハワイの味を再現できるエッグベネディクトのレシピ&作り方から、現地ハワイで食べられるおいしいエッグベネディクトのお店まで徹底解説します。
エッグベネディクトとは
エッグベネディクトとはどんな料理なのでしょうか?主なポイントは以下の3つです。
- 主な材料
- 味わいや食感
- 由来
それぞれ解説していきます。
主な材料
メインとなるパンはイングリッシュマフィンを使用するのが一般的です。エッグベネディクトの主役となるポーチドエッグも欠かせない存在です。
お店により異なるのは主に具材の部分。ベーコンやハムを使うことが多いですが、スモークサーモンやハワイ名物のカルアポークを使用するお店もあります。
味わい・食感
エッグベネディクトの味の決め手となるのは仕上げにかけるオランデーズソース。あまり聞き馴染みがないため味の想像がしにくいという方もいるかもしれません。
オランデーズソースとは、バター、卵黄、レモン汁、塩少々を使用して作られるクリーミーで滑らかなソースです。
この濃厚なオランデーズソースとポーチドエッグ、サクッとグリルされたイングリッシュマフィンが最高のバランス!フォークとナイフでいただきます。
由来
エッグベネディクトという料理名の由来には複数の説があり、全て「ベネディクト」という名前に関連している。
1894年にウォルドルフホテルでウォールストリート株式仲買人レミュエル・ベネディクトに提供された料理という説、1920年に86歳で亡くなった銀行家でヨット乗りのイライアス・コーネリアス・ベネディクトが考案したという説、1900年頃にル・グラン・ベネディクト夫人がニューヨークのレストランで注文した料理が起源という説などがある。
いずれもニューヨーク発祥の説が多く、アメリカ料理として世界的に認識されている。この料理名は「ベネディクト」という人物の名から由来しており、100年以上経った現代まで伝わっている。
エッグベネディクトの作り方
エッグベネディクトは、イングリッシュマフィンの上にハムやベーコン、ポーチドエッグを乗せ、オランデーズソースをかけた朝食料理です。
エッグベネディクトの作り方は以下の2つです。
- 材料
- レシピ
それぞれ解説していきます。
材料(2人分)
材料 |
分量 |
イングリッシュマフィン |
2個 |
ハム(またはカナディアンベーコン) |
2〜4枚 |
卵(ポーチドエッグ用) |
2個 |
酢(ポーチドエッグ用) |
小さじ1 |
バター |
適量 |
パセリ |
適量 |
オランデーズソースの材料 |
分量 |
卵黄 |
2個 |
バター(無塩) |
100g |
レモン汁 |
小さじ1 |
塩 |
少々 |
こしょう |
少々 |
レシピ
1. オランデーズソースを作る
・バターを溶かし、少し冷ます
・ボウルに卵黄を入れ、湯煎にかけながらホイッパーで泡立てる
・少しずつ溶かしバターを加え、とろみがつくまで混ぜる
・レモン汁、塩、こしょうで味を調える
2. ポーチドエッグを作る
・鍋にお湯を沸かし、酢を加える
・卵をそっと割り入れ、2〜3分ほど茹でる
・取り出して水気を切る
3. イングリッシュマフィンを準備する
・イングリッシュマフィンを半分に切り、軽くトーストする
・バターを塗る
4. 仕上げ
・トーストしたイングリッシュマフィンの上にハムを乗せる
・その上にポーチドエッグを乗せる
・オランデーズソースをかける
・パセリを飾る
ポイントは、オランデーズソースを温かいうちに提供することと、ポーチドエッグの黄身が半熟状態になることです。お好みでパプリカやブラックペッパーをトッピングしても美味しいです。
ハワイでエッグベネディクトを食べるならここ!おすすめのお店10選
1. ハウツリー (Hau Tree)
photo by @thehautree / instagram
ニューオータニ カイマナ ビーチ ホテル内にある絶景オーシャンビューレストラン。
ワイキキから徒歩20分程度でアクセス可能です。
モーニングからディナーまで楽しめるオールデイダイニングで、幸せを呼ぶ樹齢200余年の大きなハウツリーがあることで有名。雰囲気抜群のオープンテラスが魅力です。
エッグベネディクトはモーニングおよびブランチのみ提供、ディナータイムは提供されていないためご注意を。
カイマナビーチはハワイでも指折りの美しいサンセットが見られることで有名なためサンセットタイムの利用もおすすめです。
ハウツリーエッグベネディクト
photo by @thehautree / instagram
$28
ハウツリーの看板メニューともいえる一品。エッグマフィンの上にハムと半熟とろとろのポーチドエッグ、さらに濃厚なベアルネーズソースが上からとろりとかかったエッグベネディクトは絶品です。
付け合わせはグリルで皮ごとじっくりと焼き上げたミニポテトにバジルソースがかかっており、まったりとしたエッグベネディクトの爽やかなバジルの風味のコンビネーションも抜群。
店舗情報
店舗名 |
ハウツリー (Hau Tree) |
住所 |
2863 Kalakaua Avenue, Lobby floor of the Kaimana Beach Hotel, Honolulu, HI 96815 |
電話番号 |
808-921-7066 |
営業時間 |
8時~22時 |
定休日 |
なし |
アクセス |
ワイキキから徒歩20分程度 |
2. ヘブンリー アイランド ライフスタイル (Heavenly's Island Lifestyle)
photo by @heavenly_waikiki / instagram
ワイキキのど真ん中、ショアラインホテルの1階にあるアクセス抜群なカフェレストラン。こだわりのオーガニック食材と、ハワイ産の食材をふんだんに使用しておりナチュラル&ヘルシーな食事が楽しめると人気です。
おしゃれなインテリアとハワイらしいビーチライクな雰囲気が漂うおしゃれな空間!テラス席もあるためハワイの心地よい風を感じながらお食事が楽しめます。
朝食〜夕食まで提供しており、ロコモコやアサイボウル、ガーリックシュリンプといったハワイならではの定番料理から餃子やフォー、グリーンカレーなどのアジアン料理まで幅広いジャンルの料理を楽しむことができます。
ローカルエッグベネディクト
photo by @heavenly_waikiki / instagram
$24〜
ローカルエッグベネディクトは、地元産の新鮮な卵を使用したエッグベネディクトです。
リリコイバターを添えた自家製オランデーズソース、地元産ポーチドエッグ、沖縄紫芋とフレッシュケールのサラダが添えられています。
具材が選べるのが特徴です。それぞれの値段を記載しておきます。
-
カルアポーク $24
-
サーモン&ほうれん草 $24
-
クラブケーキ $30
-
地元産トマト&アボカド $23
-
タロイモマフィン $1
気分に合わせて具材が選べるのは嬉しいポイントですね!
店舗詳細
3. ザ ベランダ (The Veranda)
photo by @theverandamoana / instagram
白亜の宮殿と呼ばれている憧れのホテルモアナ サーフライダー内のレストラン。
朝食、ランチ、アフタヌーンティーまで楽しむことができます。
ワイキキビーチが目前に広がる絶景オーシャンビューが魅力!樹齢100年を超えるバニヤンツリーの木陰でワイキキビーチの波の音を聞きながらリラックスした優雅な空間でお食事を楽しむことができます。
ベネディクト
photo by @theverandamoana / instagram
$37
こちらも具材が選べるスタイルとなっています。
-
カルア ポーク ハッシュ
-
スモーク サーモンとほうれん草
-
クラシック カナディアン ベーコン
-
ベジタリアン (アボカド、ほうれん草、トマトから好きな具材が選べます。)
またザ・ベランダは朝食ビュッフェが有名ですが、朝食ビュッフェのメニューにエッグ・ベネディクトがあります。他のメニューも楽しめるためお得に楽しみたい方は朝食を狙うのもおすすめです。
朝食ビュッフェの料金は、 大人$44、子供 (12歳以下) $22です。
店舗詳細
4. サーフラナイ (Surf Lanai)
ワイキキの顔ともいえるピンク色のアイコニックなホテル、ロイヤルハワイアンホテル内にあるピンク一色のレストラン。こちらでは朝食とランチが楽しめます。
ワイキキビーチが一望できる絶景ビューとフォトジェニックな空間が大人気!エッグベネディクト以外にはピンク色のビジュアルが目を引くピンクパレス・パンケーキも有名です。
クラシックエッグベネディクト
photo by @kanamiiiiin_happy_life / instagram
$33
ハワイ産の新鮮な食材にこだわっているサーフラナイはエッグベネディクトも格別と話題!
最もシンプルなクラシックエッグベネディクトは、イングリッシュマフィン、ポーチドエッグ、ハム、オランデーズ、パプリカ、ブレックファストポテトというシンプルなスタイル。
シンプルだからこそ素材の良さが際立つ一品となっています。
クラシックスタイル以外に、具材が異なるメニューもあります。
ショートリブベネディクト:$38
イングリッシュマフィン、ほうれん草、ショートリブ、ポーチドエッグ、オランデーズ、パプリカ、ブレックファストポテト
アボカドトマトベネディクト:$34
イングリッシュマフィン、ほうれん草、トマト、アボカド、ポーチドエッグ、オランデーズ、パプリカ、ブレックファストポテト
1度食べたら、必ずまた食べなくなること必至です。
店舗詳細
5. エッグスン シングス (Eggs’n Things)
50年以上ロコから愛される1974年創業のカジュアルレストラン。観光客からも大人気で朝食の時間帯になるとワイキキ店は毎日長蛇の列となっています。
エッグスベネディクトはパンケーキに次ぐ人気のメニュー!卵や、ビーフ、アヒなど100%地元ハワイ産を使用しています。
ワイキキ店以外にもオアフ島には4店舗を構えています
(サラトガ通り本店・ワイキキビーチ エグスプレス店・アラモアナ店・コオリナ店)
トラディショナルエッグベネディクト
photo by @eggsnthingshi / instagram
$15.95
イングリッシュ・マフィンの上に沢山の具材とポーチドエッグをのせ、濃厚で酸味が絶妙なオリジナルオランデーズソースをかけた、Eggs ’n Things定番の朝食メニュー。
最もクラシックなのはTraditional eggs benedictですが、ほうれん草、クラブケーキ、サーモン、カルアポークなど他の具材も豊富です。
どのメニューもお値段は統一されており、全て $15.95でオーダー可能です。
店舗詳細
店舗詳細
店舗詳細
6. カフェ カイラ (Cafe Kaila)
photo by @cafekaila / instagram
フルーツたっぷりのパンケーキが大人気!日本とハワイの架け橋となるパンケーキブームに火をつけたお店ともいわれています。
話題性だけではなく、ハワイの権威あるグルメ賞「ハレアイナ賞」の朝食カテゴリー7回もの金賞受賞歴を持つ実力派レストラン。
店内は明るくアットホームな雰囲気で居心地も抜群。美味しさはもちろんのことボリュームも申し分なし!コスパの良さも人気の理由の1つです。
スモークサーモンエッグベネディクト
photo by @cafekaila / instagram
$14.95
朝食にピッタリなサーモンがのっているエッグベネディクト。サクッと食感のトーストしたマフィンの上には、濃厚な卵とスモークサーモンがのっています。
ナイフを入れると、ポーチドエッグの半熟の黄身がトロッと流れるビジュアルは食欲をそそること間違いなし。濃厚なオランデーズソースとのコンビネーションが抜群です。
天然で新鮮、添加物は一切不使用のオーガニック食材を使ったヘルシーな朝食メニューを提供しているカフェカイラ。特に卵にはこだわりがあり天然の餌や名水を使用して野生に近い状態で飼育された鶏の卵を使用しています。
スモークサーモン以外のエッグベネディクトメニューも2種類あります。
-
Traditional Eggs Benedict: $12.95
-
Eggs Florentine: $11.50
こだわりの卵が堪能できるエッグベネディクトを、ぜひ御賞味あれ!
店舗情報
店舗名 |
カフェ カイラ (Cafe Kaila) |
住所 |
2919 Kapiolani Blvd, Honolulu, HI 96816 |
電話番号 |
808-732-3330 |
営業時間 |
7時~15時30分 |
定休日 |
なし |
アクセス |
ワイキキから車で10分程度 |
7. ヘリンボーン (Herringbone)
photo by @herringbonewaikiki / instagram
南カリフォルニアをイメージしたシーフード中心のレストラン。ワイキキのシンボルとも言えるインターナショナルマーケットプレイス3階にあるためアクセスも抜群です。
地産地消をコンセプトに掲げており、ハワイで獲れた新鮮な食材を使用しています。レストランで提供されている農作物は水耕栽培と循環型農法のアクアポニックスを取り入れているマリズ・ガーデンで栽培しています。
世界中にお店を展開していますが、ワイキキ店では9割以上がハワイでしか食べられない限定メニューを提供しています。
エッグベネディクト
photo by @herringbonewaikiki / instagram
$34〜
ヘリンボーンのエッグベネディクトは、具材がとっても豪華なのが特徴。
ロブスター、スモークマスの卵、ベアルネーズ、ボーチドエッグ、ハッシュブラウン、ほうれん草、ベーコンと食べ応え抜群です。
また週末のウィークエンドブランチのみで提供されているヘリンボーン・エッグベネディクト($28)も要チェック。スイートブレッドに、オアフ島マリ農園の野菜、キングクラブ、ウニ、ベーコン、オランデーズ・ソースを載せ、最後にキャビアを散りばめた超贅沢な一品です。
週末ハワイにステイしているなら是非こちらも食べていただきたいメニューです。
店舗情報
店舗名 |
ヘリンボーン (Herringbone) |
住所 |
2330 Kalākaua Ave #3, Honolulu, HI 96815 |
電話番号 |
808-210-2656 |
営業時間 |
月〜木 16時~22時 金 16時~23時 土 10時半~14時半, 16時~23時 日 10時半~14時半, 16時~22時 |
定休日 |
なし |
アクセス |
ワイキキ、インターナショナルマーケットプレイス3階 |
8. シナモンズ (Cinnamon's)
photo by @cinnamonskailua / instagram
1985年にハワイ・カイルアで創業、ローカルからも人気の老舗レストラン。
2年連続でハワイのベスト朝食賞を受賞しているほど朝食が特に人気!パンケーキやエッグベネディクトなどが有名です。
現在はオアフ島に2店舗を展開しています。本店はカイルア、2014年にワイキキにあるイリカイホテル内に2店舗目をオープンしました。
シナモンズ シグネチャー エッグベネディクト
photo by @cinnamonskailua / instagram
$15.25〜
シナモンズでは約7種類のエッグベネティクトを提供しています。
お値段はハーフサイズが$15.25〜、フルサイズが$20.50〜となっています。
具材も7種類から選べます。
-
トラディショナル(ベーコンとハム)
-
べジー(ほうれん草とトマト)
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マヒマヒ(魚)
-
クラブケーキ(蟹)
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スモークサーモン
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カルアポーク(豚の燻製)
マヒマヒは他のお店ではあまり見かけないメニューですね。
食べてみたいという方は是非シナモンズへ!
店舗情報
店舗名 |
シナモンズ (Cinnamon's) |
展開地域 |
カイルア他 |
公式サイト |
9. モエナ カフェ (Moena Cafe)
photo by @moenacafe_hawaii / instagram
高級住宅地ハワイ カイにあるココマリーナ・ショッピングセンター内にある朝食とランチのみ営業しているカフェレストランです。
ワイキキから車で20分ほどの距離にあります。
エッグベネディクト以外にも、パンケーキ、ショートリブ・ロコモコ、シナモンロールも人気のメニューとなっています。
カルアピッグ エッグベネディクト
photo by @moenacafe_hawaii / instagram
$18
モエナカフェのエッグベネディクトの最大の特徴は、パンがイングリッシュマフィンではなくフランスパンを使用していること。
こちらのカルア・ピッグ・エッグベネディクトは、ハワイの伝統料理である豚の蒸し焼き(カルアピッグ)が具材となっており、少し塩っけのあるカルアピッグと半熟卵のハーモニーがたまりません。しっかりと食べ応えのある一品に仕上がっています。
モエナカフェは、どの料理もボリュームがあるのでシェアしながら食べるのがおすすめです。
クラシックなエッグベネディクトは、$16.25でいただけます。
トッピングをお好みで追加することも可能です。
-
ほうれん草を追加 $2
-
アボカドを追加 $3
-
ポテトを追加 $4
カニまたはスモークサーモンのベネディクトも $22でいただけます。
店舗情報
店舗名 |
モエナ カフェ (Moena Cafe) |
住所 |
Koko Marina Center Building E, 7192 Kalanianaʻole Hwy Suite #D-101, Honolulu, HI 96825 |
電話番号 |
808-888-7716 |
営業時間 |
7時~14時30分 |
定休日 |
なし |
アクセス |
ハワイ カイ |
10. コア パンケーキハウス (Koa Pancake House)
photo by @koakyunkyun / instagram
オアフ島に7店舗を展開するローカルに人気な朝食&ランチレストラン、コアパンケーキハウス。とにかくリーズナブルで美味しいと評判です。
パンケーキ、オムレツ、ハンバーガー、エッグベネディクトなどハワイの朝食メニューが勢揃い!美味しくて量もしっかりあるので満足すること間違いなし。
エッグベネディクト
photo by @the.pikachew / instagram
$12.95
最もクラシックなエッグベネディクトは、イングリッシュマフィンとカナディアンベーコン、ポーチドエッグとオランデーズソースで仕上げた一品。
他にも多数のエッグベネディクトメニューが揃っています。
-
コア・ベネディクト:$13.25
-
マヒ・ベネディクト:$13.25
-
フィレンツェ:$12.95
店舗詳細
エッグベネティクトで特別な朝を♪
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