ハワイで使えるキャッシュレス決済方法は?現金が必要なシーンや注意点も

ハワイで使えるキャッシュレス決済方法は?現金が必要なシーンや注意点も

公開日:2025.07.25
更新日:2025.07.02

キャッシュレス決済が主流であるハワイで利用できるキャッシュレスの決済方法、そして現金が必要になるシーンについてご紹介します。ハワイ旅行の際に両替や持参する金額について、ぜひ参考にしてください。

ハワイで使えるキャッシュレス決済方法

キャッシュレスの支払い端末にカードをかざしている手元

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キャッシュレス決済が主流であるハワイは少額でもクレジットカードやスマートフォンでのタッチ決済を利用する人がほとんどです。ハワイでよく利用される決済方法についてご説明します。

クレジットカード 

ハワイの多くの店舗やサービスでは、日本と同じようにVisa、Mastercard、American Expressなどのクレジットカードが利用できます。海外旅行保険が付帯しているカードも多いため、ハワイ旅行時には是非持参しましょう。不正利用保護サービスが充実しているため、海外旅行中の支払い手段として信頼性が高い決済方法だといえます。できればクレジットカードは2枚以上持参することをおすすめします。American Expressのクレジットカードが利用できない店舗や、気づかない間に海外での使用制限が設定されているクレジットカードの場合は、支払いの時にスムーズにいかないことになります。渡航前に必ず海外でのクレジットカードの利用について確認しておきましょう。

Google PayやApple Payなどのタッチ決済 

スマートフォンをかざすだけで簡単に支払いができるApple Payは、ハワイでも人気の決済方法です。店舗によりますが、カフェやショッピングモールなどで利用可能です。

Androidスマートフォンユーザーに人気のGoogle Payは、店舗の端末にスマホをかざすだけで瞬時に支払いが完了し、現金を準備する手間がありません。

タッチ決済は旅行中の支払いがとても便利ですが、スマートフォンの紛失や充電切れに充分注意して利用しましょう。

 

PayPayやSuicaは使用できないので注意 

日本では多くの方が利用しているPayPayとSuicaは、ハワイでは使用することができませんので注意してください。PayPayやSuicaは日本のQRコード決済サービス、電子マネーであるため、海外での利用はできません。ハワイ旅行の際はクレジットカード、またはApple PayやGoogle Payで支払いをしましょう。

 

ハワイで現金が必要になるシーン

ホテルの枕に置かれたチップ

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キャッシュレス決済が主流のハワイとはいえ、旅行中に細かい現金は必要になるシーンがあります。

・オアフ島内を走る公共バスのThe Busの乗車

何度も利用する場合は交通カードのHOLOカードの利用がおすすめです。

・ファーマーズマーケット(青空市場)での買い物

店舗によっては現金しか受け付けないところもありますが、逆にクレジットカードやタッチ決済のみ受け付けの店舗もあります。

・コインランドリー

紙幣ではなくコインが必要になりますが、両替機が設置されているところも多いです。

・チップの支払い

レストランではクレジットカードでチップを支払うことができますが、バレーパーキング、ホテルのベルサービス、ルームクリーニングなどでは現金のチップが必要です。

 

ハワイ旅行で必要な現金はいくら?

 

綺麗な海辺をドライブする二人

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実際にハワイ旅行で必要な現金はいくらくらいでしょうか?滞在日数や移動手段により必要な額は変わってきますが、ツアー旅行の場合はホテルや食事、観光などの費用は前払いしてるため、必要な現金はさらに少なめで済みます。クレジットカードやタッチ決済があれば、予備としてチップなどを含めても1日50ドルもあれば十分足りるでしょう。

クレジットカードの海外キャッシング機能を利用して、必要に応じてATMから引き出すこともおすすめです。

両替についてはタイミングによって損をしてしまうこともあるので、以下の記事を参考になさってみてください。

おすすめの記事はこちら

ハワイ旅行の両替は最低限で!おすすめの場所やタイミングも紹介

 

ハワイでのキャッシュレス決済についてよくある疑問

キャッシュレスの支払い端末を手に持つ女性店員とスマホをかざす男性

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ハワイでのキャッシュレス決済については理解できたけど、実際にはどんな場面で利用したらいいのか?よくある疑問を以下にまとめてみました。

チップはキャッシュレス決済できる? 

レストランでは、自分のテーブルでお会計を済ませる際に、クレジットカードを利用し、レシートにチップの金額を記入すればいいので、チップのために現金をわざわざ用意する必要はありません。

最近はカフェやタクシーでキャッシュレス決済端末の導入が増えており、お会計をする際に決済端末の画面上で、チップを何パーセントにするかタッチして選ぶという仕組みがあります。カウンターで注文をするカフェなど、テーブルでの接客サービスを受けない場合は画面上でチップをなしにしても構いませんが、気持ちいい対応をしてもらえた時などはチップ金額を追加すると喜ばれるでしょう。

ホテルでのルームクリーニングやベルサービス、バレーパーキング利用時に渡すチップは基本的に現金ですので、チップ用の紙幣を用意しておくとスムーズです。

ハワイでのApple Payの使い方は? 

Apple Payのマークがあるお店では、Apple Payで支払う旨を伝えたら、日本と同じように決済をすることができます。ハワイでApple Payを使う際も特別な設定は不要で、事前にApple Payに登録さえしていれば、そのまま使うことができます。しかし、海外でApple Payを利用する際に注意すべき点は、NFC(TypeA/B)に対応したクレジットカードを登録しておく必要があるということです。NFCとは非接触ICチップを使って、かざすだけで通信できる通信規格のことを言います。海外で利用するApple PayはMasterCard、American Express、JCBの中から登録しておけば問題ないでしょう。Visaはタッチ決済に対応しているカードかを事前に確認する必要があります。

 

ハワイではキャッシュレス決済を賢く活用しよう

チップ以外ではほぼ現金を使うことがないハワイ旅行。慣れないチップ文化があるため、ついつい忘れてしまいがちですが、現金も用意しつつ、キャッシュレス決済を賢く活用してスムーズに支払いを済ませましょう!