ハワイならではのお酒6選!飲むとき、買うときの注意点も解説
ハワイらしいお酒というと、どのようなものがあるのでしょうか?ビールやカクテルなどが有名ですが、実はそれ以外にもいろいろあります。この記事ではハワイならではのおすすめのお酒を6種類と美味しいお酒が飲めるお店、また現地でお酒を楽しんだり、購入したりする際に注意したいことについてご紹介します。
ハワイでおすすめのお酒6選
コハナ ラム (KOHANA RUM)
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サトウキビを原料に作られるラム(ラム酒)はほのかな苦みとまろやかな甘み、そして豊かな香りが特徴の蒸留酒で、アルコール度数はウィスキーやテキーラと同じ45〜75%程度とやや高めです。コハナラムはオアフ島西部にある蒸留所「コハナ ディスティラーズ」で作られているラムで、近隣で栽培されたサトウキビの搾り汁をそのまま発酵蒸留させ、サトウキビ本来の味を活かした完全手作りの逸品、購入はABCストアなどで可能です。
波花
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オアフ島ノースショアの町ハレイワで、ハワイ産サツマイモを原料に、日本の伝統的な手作り製法で作られている芋焼酎で、芳醇かつ爽やかな香りとすっきりと口当たりのよい呑み口が特徴です。原料となるイモの産地や品種、ブレンドを毎回変え、その時々の気候の影響も受けた焼酎は都度異なった味わいを楽しめ、パイナップルやハワイ産キアヴェなどの個性的なフレーバーを加えた原酒もあります。購入は、原則、現地の醸造所のみで可能です。
コオラウ (KO' OLAU)
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オアフ島東部のビーチタウン・カイルアに程近い「コオラウ蒸留所」。ここでは島の東半分を南北に走る巨大なコオラウ山脈からの湧き水と、同じくオアフ東海岸・ワイマナロ産のトウモロコシでウィスキーを蒸留し、厳選したアメリカ産ウィスキーとブレンドを行って、個性的かつ風味豊か、飲み口が軽めで甘みのある「オールド・パリロード・ウィスキー」を作っています。購入はセーフウェイやフードランドなどのスーパーや各種酒店で可能です。
オーシャン オーガニック ウォッカ (Ocean Organic Vodka)
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マウイ島中央部にある高原の町クラで、現地で収穫された有機サトウキビと島西部のコナ沖の海洋深層水から作られているウォッカで、滑らかな口当たりと海を思わせるほのかな香りが特長です。魚網を浮かせるのに使う「浮き玉」を思わせるユニークなボトル入りですが、これはこのウォッカが海をはじめ自然に配慮した方法で作られていることのシンボルでもあるようです。オアフ島では、ドラッグストアのロングスドラッグスなどで購入できます。
コナ ブリューイング (KONA BREWING)
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ハワイ島西部のカイルア・コナに本拠地を置く醸造所「コナ・ブリューイング・カンパニー」の地ビールです。気温が高いハワイでこそ美味しいスッキリ爽やかな喉越しと味わいで、どんな料理にもよく合います。パイナップルやパッションフルーツなど、ユニークな南国フルーツフレーバーのビールもあり、ハワイの風景をカラフルに描き出したデザインの缶やボトルもハワイらしさたっぷり!オアフ島のほとんどのスーパーやコンビニで広く販売されています。
マア (MA’A)
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「コナ・ブリューイング・カンパニー」と同じカイルア・コナにある醸造所「Ola Brew」のラガー・ビールが『MA'A』です。程よい苦みと爽やかな香り、スッキリとした喉越しで飲みやすさ抜群!また「Ola Brew」では原材料の大半を地元農家から購入し、製造上の廃棄物は農家に堆肥などとして活用してもらうなどのサステナブルな取り組みでも有名。オアフ島ではフードランドやセーフウェイ、ホールフーズマーケットなどで購入できます。
ハワイでお酒を堪能するのにおすすめのお店
アロハ ビア カンパニー (Aloha Beer Company)
再開発が進むカカアコ地区とワイキキのメインストリート・カラカウア通り沿いの2ヶ所にあるビアレストランです。カカアコ店には醸造所が併設され、テーブル席とバーカウンターがあってテーブルに座る場合は自分で飲み物を注文しにいくスタイル。2022年にオープンしたワイキキ店はパラソルが置かれたテラス席でビールと食事を楽しめます。
ワイキキ店では常時7種類、カカアコ店では14種類のクラフトビールが飲めます。フードについては。おつまみやピザ、サラダ、ハンバーガーはどちらの店でも食べられますが、カカアコ店では数量限定でバーベキューメニューも提供しています。ビールは$7.50〜(473ml)、おつまみは$10〜から用意されています。
店舗名 |
Aloha Beer Comapany(カカアコ店) |
住所 |
700 Queen St. Honolulu, HI 96813 |
電話 |
808-544-1605 |
営業時間 |
日曜~木曜:10:00~22:00、金・土曜~23:00 |
定休日 |
無休 |
アクセス |
クイーン通り沿い |
公式サイト |
https://alohabeer.com/ |
マイタイ バー (Mai Tai Bar)
photo by Kyo-ya Hotels & Resorts
ワイキキ中心部、ロイヤルハワイアンホテル1階のビーチフロントにある屋外レストランバーです。ホテルのシンボルカラー・ピンク色のパラソルが設置されたテーブルで、毎晩6時からは地元ミュージシャンによる歌の演奏を聴きながらトロピカルカクテルや小皿料理などをいただけます。ホテル宿泊者はもちろん、それ以外の方でも利用可能です。
photo by @pioneersaloonhawaii / Instagram
名物はバーの名前にもなっているカクテル「ロイヤル ハワイアン マイタイ($ 20)」です。ラム酒やオレンジ、パイナップルジュースなどを使ったそのレシピはオープン当時から50年以上変わっていません。可愛らしく爽やかなルックスのカクテル各種や、前菜($15〜)、小皿料理、デザート、子供向けメニューもあります。
店舗名 |
mai tai bar |
住所 |
2259 Kalakaua Ave. Honolulu, HI 96815 |
電話 |
808-931-8641 |
営業時間 |
11:00~23:00 |
定休日 |
無休 |
アクセス |
ロイヤルハワイアンホテル1階 |
公式サイト |
https://www.royal-hawaiian.jp/dining-overview/mai-tai-bar/ |
トロピックス バー&グリル (Tropics Bar & Grill)
ワイキキのオーシャンサイドに建つ超大型ホテル「ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ」の宿泊棟のひとつ「ザ・アリイ」1階にあるレストランです。朝早くから夜遅くまで営業しているオールデーダイニングで、バータイムは11:00〜22:00。毎日15:00〜17:00までは地元の人気ミュージシャンによる演奏も楽しめます。
photo by @hiltonhawaiianvillage.jp / Instagram
ブルーハワイ($15)などの豊富なカクテルをいただけ、メニューに使用するパイナップルジュースはすべてハワイ産の搾りたてというこだわりよう。地元ハワイのクラフトビール($11〜)やワインもあります。ハワイの旬の味を楽しめるフード類は各種おつまみが$ 19〜、名物のトロピックスバーガー(ランチメニュー)は$ 27です。
店舗名 |
Tropics Bar & Grill |
住所 |
2005 Kalia Rd. Honolulu, HI 96815 |
電話 |
808-952-5960 |
営業時間 |
6:30~22:00(金曜~23:00) ※バータイムは11:00~22:00 |
定休日 |
無休 |
アクセス |
ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ、 ザ・アリイ1階 ビーチフロント |
公式サイト |
https://www.hiltonhawaiianvillage.jp/Tropics |
ハワイのお酒を購入するにはどこがおすすめ?
お土産用やホテルなどで楽しむためにお酒を買うには、あちこちにあるコンビニエンスストアやスーパーマーケット、個人の酒店が利用できるほか、観光がてら醸造所を訪れ、直接現地購入することも一部可能です。利便性を優先するならコンビニかスーパーで、購入体験そのものを楽しみたいなら醸造所に出向いてみるのがよいでしょう。
品揃え豊富なスーパー
photo by @foodlandalamoanajp / Instagram
多数の店舗があってアクセスしやすいスーパーには、アラモアナセンターなどに店を構えている「フードランド」や、ワイキキなどの繁華街からは少し外れますが「セーフウェイ」などがあります。より安く購入したいなら、ウォルマートやコストコなどがおすすめで、ウォルマートはアラモアナ―センター近くの店舗が最も行きやすいでしょう。
醸造所
お酒の種類に関わらず、醸造所は郊外に作られている場合が多く、オアフ島だとカイルアやノースショアなど人気観光エリアの近くに立地しています。醸造所では製造の実作業以外に見学ツアーなどのイベントを行っているところもあり、製造現場や作り手の顔を直接自分の目で見て、質問などをしながらお酒を選び、購入できる楽しみがあります。
ハワイでお酒を飲む際の注意点
photo by @konabeerjapan / Instagram
お酒は旅先での食事をより美味しく、現地で過ごす時間をより充実したものにしてくれる大切な小道具です。一方で海外ではお酒に関するさまざまなルールが日本と違っている場合が少なくなく、ハワイも例外ではありません。そこで、ここではハワイでお酒を楽しむ上で気を付けておきたい4つのポイントをご紹介しましょう。
飲酒は21歳から
20歳以上で飲酒が可能となる日本と違って、ハワイでは21歳にならないとお酒が飲めません。そのため、お酒を買ったりレストランやバーなどで楽しもうという際にはパスポートなど、名前と年齢がわかる写真付き証明書の提示を求められることが当たり前です。年齢確認を面倒に思わずに、買い物や食事の際にはパスポートを必ず持参してください。またナイトクラブやバーでは、入り口で警備担当が証明書の確認を行います。
お酒を購入できる時間が決まっている
オアフ島ではお酒の購入時間帯に制限があります。「レストラン、バー、クルーズ船、ナイトクラブ」と「コンドミニアムホテル」では6:00〜翌2:00。「スーパー、コンビニ、ドラッグストア」などの小売店では6:00〜24:00。ホテルでは6:00〜翌4:00。キャバレーでは10:00〜翌4:00です。ちなみに、マウイ・ラナイ・モロカイ島では小売店、ホテルやコンドミニアムでのアルコール販売に時間制限がありません。
公共の場所での飲酒はNG
ハワイ州の法律により、ビーチや公園、路上、高速道路、市バス(ザ・バス)の車内などの公共エリアではお酒を飲めません。またホテルやショッピングモール、スーパーなどでもリカ―ライセンス(飲酒営業の免許)があるレストランやバー以外のスペースでは飲酒が禁じられており、開封されたアルコール類の容器は持ち歩きも許されていません。また酔っぱらった状態のままで公共の場所に行ったり、お酒を購入したりも出来ません。
飲酒運転は犯罪
ハワイでの飲酒運転は厳しい処罰対象となる犯罪です。ハワイ在住者だけでなく観光客や短期滞在者も飲酒運転で逮捕され有罪判決が出た場合は罰則が課されます。たとえ初犯でも、最低14時間のリハビリプログラム参加や1年間の免許停止、$250〜1000の罰金支払いなどが命じられますので、ハワイ旅行どころではなくなってしまいます。栓が開いたアルコールドリンクを座席に置いているだけも違法になるため、こちらも注意してください。
お土産でお酒を持ち帰るときも気をつけて!
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ハワイでお酒を楽しんだり、購入したりする際以外に、お土産などとして手に入れたお酒を日本に飛行機で持ち帰る時にも注意が必要です。せっかく買ったお酒を台無しにしてしまったり、思わぬトラブルに巻き込まれて不愉快な思いをし、せっかくのハワイ旅行に水を挿したりしないよう、以下のポイントを押さえておいてください。
割れないように工夫する
次の項目で詳しく説明しますが、ハワイで購入したお酒類を帰国時のフライトの際はスーツケースなどに入れ、預けることになります。その後は、どのようなアクシデントがあるかはわかりません。たとえば乱気流等で機体が激しく揺れた際に荷物が大きく動いたり、落下したり、どこかに強くぶつかったりする可能性はゼロではないのです。万が一に備えて、お酒の容器が破損しないようにきちんと固定する、タオルなどでくるむなどの対策が必要です。
機内持ち込みはNG
お酒に限らず国際線の飛行機で客室に持ち込める「液体」は全て100ml以内の容器に入れ、さらに規定サイズの透明なプラスチック袋に入れなくてはならないため、酒類はほぼ100%持ち込みが出来ません。また預け入れ可能な酒類は「合計アルコール度数が24%未満」あるいは「未開封の小売り用包装入りで5ℓ未満かつ持ち運び可能なもの」か「1人あたりの正味総量が5ℓの場合、そのアルコール度数は24%~70%まで」と定められています。
関税がかかる場合がある
ハワイから日本に持ち込める酒類は「1つ760mlのものを3本分まで(合計2280mlまで)」なら無税です。これ以上の場合はお酒の種類で変わりますが、1ℓあたり、ビール・ワインなら200円、焼酎は300円、リキュールは400円、ラム・ウォッカ・ジンは400円、ウィスキー・ブランデーは800円の関税がかかります。あらかじめ機内で記入した申告書を税関に提出し、計算された税額をその場で納付します。
正しい知識を持ってハワイのお酒を満喫しよう!
ハワイでのお酒に関する注意点も多くご紹介しましたが、あらかじめそれらを知っておけば、旅行中に慌てたり、困ったりすることは全くありません。ハワイには現地ならではの素晴らしいお酒がたくさんそろっていますので、ルールを守って美味しく楽しんだり、買い物したりしてみてくださいね!