ハワイアンカクテル「マイタイ」とは?レシピやカロリーまで解説
ハワイのバーでよく飲んでいる人を見かける、なんとも南国らしいカクテルの「マイタイ」。ハワイの海を見ながらマイタイを味わう時間はハワイ旅行の素敵な思い出になるはず。マイタイとは実際にどんなカクテルでいつ作られたのでしょうか?マイタイの全てを徹底解説します!
ハワイアンカクテルの定番「マイタイ」
マイタイはトロピカルカクテル、またはハワイアンカクテルの女王といわれ、ラムをベースとしたハワイアンカクテルの代表的なドリンクです。マイタイの名前のバーもあるほど、ハワイでは欠かせないカクテルです。
トロピカルな味わい
オレンジジュースやパイナップルジュースが使われるため、爽やかな甘みがあることが特徴です。ジュースや甘いカクテルが好きな人におすすめで、トロピカルな雰囲気を楽しめるとても飲みやすいカクテルです。
マイタイの度数
ベースとなるホワイトラムの度数は40度を超え、マイタイのアルコール度数は、一般的には20〜30度です。とても飲みやすいですが、カクテルの中では高い方ですのでお酒が弱い人は飲みすぎないように注意しましょう。
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マイタイの歴史|発祥や由来は?
飲みやすく、長い間愛されてきたハワイアンカクテルのマイタイは実はハワイで誕生したカクテルではありません。誰がいつ、どこでマイタイのレシピを考え出したのでしょうか。マイタイの発祥地や名前の由来についてご紹介します。
マイタイの発祥
ハワイを代表するカクテルとして人気のマイタイですが、発祥地はサンフランシスコ。ラム酒の研究家でありレストランオーナーであったビクター・バージェロンによって作られました。1953年にバージェロンがハワイにマイタイを持ち込み、パイナップルジュースなども加えられて、以降ロイヤル ハワイアン ホテルのマイタイ バーでは「ロイヤル マイタイ」として親しまれています。同店ではビクターが最初に考えたレシピのマイタイ「Vic’s ’44」の提供もあります。ハワイの色々なお店でマイタイを飲み比べてみるのも楽しいかもしれません。
マイタイの名前の由来
マイタイは、タヒチ語で「最高」の意味を表します。マイタイの生みの親であるビクターがタヒチ出身の友人にマイタイを提供したところ、最高のカクテルだと喜んだことからマイタイと呼ばれるようになったというエピソードが知られています。
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マイタイの材料・レシピ
材料
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ホワイトラム:45ml
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ダークラム:10ml
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ホワイトキュラソー:5ml
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パイナップルジュース:5ml
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オレンジジュース:5ml
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レモンジュース:3ml
*国際バーテンダー協会によるレシピではなく、飲みやすく手に入りやすい材料のマイタイレシピです。
レシピ
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シェイカーにダークラム以外の材料と氷を入れてよくシェイクする。
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グラスに注ぎ、ダークラムを浮かべる。
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オレンジやパイナップル、チェリー、ライムなどのフルーツを飾る。
家で楽しめるマイタイのアレンジ
本格的なカクテルの知識やシェイカーがなくても、材料をよく混ぜるだけで美味しくできるマイタイ。ご家庭にもある材料で簡単にできるアレンジをご紹介しますので、ぜひ家でも南国気分を味わってみてくださいね。
フレッシュフルーツをトッピング
マイタイはフルーティーなカクテルなので、トッピングにもフレッシュなフルーツがよく合います。ハワイではパイナップルが飾られているマイタイがよくありますが、マンゴーやオレンジ、いちご、すっきりとしたライムなどもおすすめです。チェリーを飾ると、さらに南国気分がアップしそうですね。
シナモンや生姜でスパイシーに
甘さがあり飲みやすいマイタイですが、シナモンスティックを添えたり、シナモンパウダーを加えるとさらに香りを楽しめるようになります。また、ジンジャーパウダーを加えると程よいスパイスが加わって大人な雰囲気のカクテルになります。甘いカクテルが苦手な方も美味しく頂けるかもしれません。
ラムを使わないノンアルコールアレンジ
お酒が飲めない方でもノンアルコールのラムを使えばマイタイを楽しめます。炭酸水で代用してもいいし、ラム酒を入れずにパイナップルジュースとオレンジジュース、レモンジュースをミックスするだけでもマイタイの気分を味わえます。ノンアルコールカクテルのことは総称して「モクテル (mocktail)」と呼びます。
マイタイのカロリーはどれくらい?
マイタイのベースとなるラム酒のカロリーは100mlあたり約240kcalで、低くはありません。パイナップルジュースとオレンジジュースは100mlあたりそれぞれ約50kcalで、その他諸々を加えるとマイタイは一杯あたり300キロカロリーを超えることが多く、カクテルの中ではカロリーが高い方であると言えます。
そのほかおすすめのハワイアンカクテル
マイタイはハワイアンカクテルを代表するカクテルの一つですが、他にも見た目にも南国気分を高めてくれる有名なハワイアンカクテルがいくつかあります。
ブルーハワイ
ハワイの青い海を思わせる鮮やかな青色のカクテル。マイタイと同じくホワイトラムをベースに、ブルーキュラソー、パイナップルジュース、レモンジュースを加えて作られます。マイタイ同様、とても飲みやすい味わいで人気があります。
ラバフロー
溶岩の流れ (lava flow)を意味するピンクと白が混ざった色のカクテル。ラムをベースにイチゴ(またはストロベリーリキュール)にバナナ、パイナップルジュース、ココナッツクリームなどを加えて作られる、とろっとした甘いカクテルです。
ワイキキ ビーチ コーマー
ドライジンにホワイトキュラソーとパイナップルジュースを加えて作るカクテル。ホワイトキュラソーのオレンジの香りが爽やかで、トロピカルなテイストを楽しめるカクテルです。さっぱりとした口当たりなので、どんなお料理にもよく合うカクテルです。
マイタイで南国気分を味わおう♪
ハワイアンカクテルのマイタイ。ハワイ旅行中にハワイのレストランやバーで注文したり、家でも自分だけのオリジナルレシピを作って南国気分を楽しんでみてはいかがでしょうか?