ハワイ旅行費の目安と節約術 !予算内でハワイを楽しむために知っておくべきこと

ハワイ旅行費の目安と節約術 !予算内でハワイを楽しむために知っておくべきこと

公開日:2023.05.08
更新日:2024.01.15

ハワイ旅行は夢のような経験、費用に関しては常に心配事です。航空券、宿泊費、食事代、観光費など、計画すべき項目が多いため、予算を把握することが重要です。本記事では、ハワイ旅行の費用について詳しく解説し、どのように節約できるかも提案します。 さらに、旅行前に準備するべきことや、おすすめの観光スポット、現地のお土産など、旅行を成功させるハワイ旅行を計画している方、予算に不安がある方、必見の記事です!

どれくらいお金が必要?人数別のハワイ旅費目安

まずは人数別の旅費目安から。円安の影響でちょっと割高かもしれません。

1人(一人旅)

女性 船

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1人でハワイ旅行をする場合、旅費の目安は20万~30万円前後です。1人旅は費用面についても自在にアレンジできるのが最大のメリット! 旅費が安い時期を狙う、ランクが低めのホテルを選ぶなど、削れそうなところを削ることでもう少し費用を抑えられるでしょう。

2人(カップルや親友と)

女性 友達

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カップルや親友と2人でハワイ旅行をする場合、旅費は40万~60万円が目安です。2人での旅行で出費が多くなりがちなのが食事代。レストランでの食事が悪いというわけではないですが、たまには現地の屋台やファーストフードなども利用するのが良いでしょう。

4~5人(家族やお友達グループ)

家族 サップ

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家族や友達など、4~5人でのグループでハワイ旅行をする場合の旅費は、60万~80万円程度が目安です。

グループ旅行では宿泊代が高くなりがちですが、ハワイのホテルは1部屋あたりで計算するため、何人で泊まっても料金は同じです。費用を抑えたいなら、できる限り全員で同じ部屋に泊まれるようにしたいですね。

飛行機代や食事代はどれくらい?項目別のハワイ旅費目安

続いて、項目別の料金の紹介です。お金がかかりそうな飛行機やホテル代は?

飛行機代

ジャンボジェット機

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飛行機代はハワイ旅行にかかるもっとも大きな費用といえるでしょう。

ハワイまでの飛行時間は、ホノルルまでの直行便だと行きが6時間30分から7時間30分、帰りが8時間から9時間ほど。

どの航空会社を選ぶか、旅行時期がオフシーズンかハイシーズンかで料金幅が大きく変動することに注意が必要です。

費用の目安

ハワイまでの飛行機代はチケット代金の他、燃油サーチャージ、空港使用料、米国入国税が含まれます。

これらを踏まえると、ハワイ旅行にかかる飛行機代はエコノミークラス往復で1人5万~15万円前後が目安です。

高くなるケース・安くなるケース

飛行機代は日によって大きく変動します。平日の出発・帰国やオフシーズンの旅行は利用者が少ないことから、飛行機代も安くなる傾向に。

逆に大型連休や卒業シーズンなど、多くの人の流れが発生しやすい時期の飛行機代は高くなります。往復で1人20~30万円程度まで跳ね上がる可能性があることに注意しましょう。

ESTA代

ビザ発行

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ハワイも含むアメリカにビザなしで訪れる際、赤ちゃんや幼児なども含めて人数分必ず申請しなければならないのが、ESTA(エスタ)と呼ばれる電子認証システムです。

これを取得していないと、飛行機への搭乗や現地への入国ができません。出発の72時間以上前までにオンライン上で手続きを済ませておきましょう。なお、ESTAは一度申請すると2年間有効です。

費用の目安

ESTAの申請料は1人21USドルです。1USドル132円で考えた場合、日本円に換算して約2,772円です。

高くなるケース・安くなるケース

ESTAの申請は専用の公式サイトから各自で行います。その際の費用は1人21USドルですが、もし自分で申請するのが不安なら旅行会社などに代行してもらうことも可能。

ただし、数千円の代行手数料が発生します。費用を抑えたいなら、できる限り自分で申し込むのが良いでしょう。

ホテル代

ホテル客室

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ハワイのホテルはランク、宿泊日、立地、部屋の広さ、景観などによって料金にかなりのバラツキがあります。ただ寝泊まりするだけでも良いのか、ゆっくりくつろげるホテルが良いのか、目的や希望に合わせて選ぶようにしましょう。

費用の目安

ハワイは世界中から観光客が訪れるリゾート地という特性上、1つ星クラスのホテルでも1泊1万円以上かかることが多いです。

5つ星クラスだと、1泊で10万円以上するホテルも。2つ星~3つ星クラスであれば、1泊だいたい2~4万円前後が相場です。

高くなるケース・安くなるケース

ハワイの場合、同じホテルであっても景観が良い部屋や広めの部屋は料金が高くなりがち。

中でも、ビーチ沿いのホテルや海の眺めを一望できる部屋は人気が高いです。逆に街中や山に近いホテルは料金が安くなる傾向があります。

これらの場所にホテルを取ることで費用を抑えられるでしょう。

Wi-Fi代

ハワイにもWi-Fiスポットは存在していますが、通信速度やセキュリティが心配な方もいらっしゃるでしょう。そんな時はレンタルWi-Fiなどを利用するのがおすすめです。

費用の目安

モバイルルーターをレンタルする場合、種類にもよりますが、だいたい1日1,000~1,500円前後かかるのが相場です。

高くなるケース・安くなるケース

現地でSIMカードを購入することで費用を抑えられます。SIMカードがあるとデータ無制限で使い放題でも1日1,000円以下にできる点がメリットといえるでしょう。

食事代

ポキ丼

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ハワイの物価は日本よりも高く、食事代も高めに設定されていることが多いです。また、ハワイにはチップの習慣があるため、外食の際にはチップの支払いが必須である点にも注意しておきましょう。

費用の目安

ハワイでは、カフェで1杯コーヒーを飲んだり軽めにランチしたりするだけでも1,000~2,000円前後かかります。

チップの相場が食事代金の15~20%であることを考えると、1日あたりの食事代は1万円程度かかると考えておいた方が良いでしょう。

高くなるケース・安くなるケース

レストランなどでの食事は高額になりがちですが、屋台やファーストフードなど現地の人たちと同じ食事をすることで費用を抑えられます。もしホテルに自炊施設があるなら、必要な材料を買って自分で料理するのも良いでしょう。

観光代

うみべの女性

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ハワイにはビーチ以外にも動物園や美術館などおすすめの観光地がたくさんあります。もちろん、ハワイらしく海にちなんだアクティビティも豊富です。せっかくハワイに行くなら、現地ならではのオプショナルツアーやアクティビティを楽しみましょう。

費用の目安

どんな内容のツアーやアクティビティに申し込むかにもよりますが、目安は1日1万~2万円程度です。

高くなるケース・安くなるケース

ダイビングやシュノーケリングなど、海をテーマにしたアクティビティはやはり人気なため、費用も高くなるケースが多いです。逆に動物園や美術館、水族館など、陸地で楽しむアクティビティについては安い傾向にあります。

移動代

タクシー プジョー

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ハワイの主な移動手段はレンタカー、タクシー、バス、トロリーなどです。タクシーを利用する場合はチップの支払いが必要な点に注意してください。

費用の目安

レンタカーを利用するなら、1日の相場は150~200USドルです。タクシーはメーター料金の15%のチップの支払いが必須。

バスは片道で大人3USドル、ワンデーパスが7.5USドルです。トロリーは4種類あり、ラインによって料金が異なります。

高くなるケース・安くなるケース

複数人での移動はレンタカーやタクシーが便利ですが、タクシーはチップを支払う必要があるため高くなりがち。

バスやトロリーは1日乗り放題券などが利用できるので、費用を抑えるなら公共交通機関の利用がおすすめです。

海外保険代

保険 クリニック 病院

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海外保険への加入は任意ではあるものの、旅行先では何が起こるかわかりません。日本と同じ感覚でいると、思わぬ事故や事件に巻き込まれる可能性があります。

ケガや病気、盗難など、万が一の事態に備えて、海外保険にはできるだけ加入しておきましょう。

費用の目安

滞在日数にもよりますが、6泊8日の場合、2,000~3,000円前後が目安です。

高くなるケース・安くなるケース

クレジットカード会社の中には海外保険が付帯しているものも。そのカード会社のカードを利用している場合は、改めて海外保険に加入する必要はありません。

ただし、海外保険を適用するには様々な条件が課せられていることがあるので、利用しているカード会社に確認しておきましょう。

PCR検査の陰性証明書代

女医 看護師 ナース

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2023年1月5日より、新型コロナウイルスのワクチン接種が2回の方は、ハワイから日本への帰国時にPCR検査の陰性証明書の提出が必要となりました。

出国前72時間以内に検査し、書類をもらっておく必要があります。

費用の目安

検査と証明書を含めて100USドル前後のことが多いですが、即日発行の場合は200USドル近くかかるケースもあります。

高くなるケース・安くなるケース

ワクチンを3回以上接種していれば帰国時もワクチン接種証明書で対応できるため、陰性証明書の提出に代えられます。

ハワイ旅行の節約術

何かと費用がかかるハワイ旅行。もし少しでも安く行ける方法があるのなら、ぜひとも知っておきたいですよね。ここからは、安くハワイ旅行をするためのとっておきの節約術をご紹介します!

安い時期に行く

カップルの後ろ姿

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ハワイの平均気温は24度から30度と年間を通して過ごしやすいため、どの時期も費用が変わらなさそうに思えるかもしれません。

しかし、ハワイ旅行にも費用が安くなる時期があり、これを狙って行くのが旅費を抑えるコツです。

おすすめの手段

ゴールデンウィーク、お盆、年末年始などの大型連休や卒業シーズンなどは多くの人が移動します。

そのため、航空券なども高くなる傾向に。逆に連休前後の出発は安くなっていることが多く、このタイミングで旅行に行くのが狙い目です。

飛行機代の早割プランなどもあるので、定期的に予約サイトをチェックしてみてください。

食費を節約する

海辺 パインジュース

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食費を節約するのも、ハワイ旅行の旅費を抑える1つの方法です。ハワイは観光客が多いためにレストランが充実していますが、屋台やファーストフードなど、手軽に食事できる施設もたくさんあります。

毎食レストランにするよりも、数回に一度はこのように簡単なもので済ますようにすると費用を抑えられるでしょう。

おすすめの手段

料理が好きな方なら自炊するのもおすすめ! 現地のコンビニやスーパーマーケットには日本ではなかなか見かけないような食材がたくさんあります。自炊するのが楽しくなるかもしれませんね。

宿泊費を節約する

ビジネスホテル

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ハワイ旅行の旅費を抑えるなら宿泊費も節約したいところ。ハワイのホテルはランク、立地、旅行時期、海側か山側か、部屋から景色が臨めるかどうかなどで料金が大きく変わります。

ホテルへのこだわりが少ないようであれば、敢えて不便な立地のホテルを選んだり、ランクを下げたりしてみても良いでしょう。

おすすめの手段

航空券とホテルがセットになったパッケージツアーが便利です。中には、空港からホテルまでの送迎やホテルの朝食代金が含まれているものも。

パッケージツアーを利用すると、個人で全てを手配するよりも安くなることがあってお得です。ぜひ検討してみてください。

交通費を節約する

海 自転車 カップル

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ハワイ旅行では交通費も節約できます。タクシーを避けてバスやトロリーなどの公共交通機関を利用する他、可能であれば無理のない範囲で自分の足で歩いてみるのもおすすめです。

おすすめの手段

Uber Xというタクシーに代わるライドシェアサービスもおすすめ! Uber Xは現地に住んでいる方が自分の車を運転して目的地に連れていってくれるため、費用を安く抑えられるのが魅力です。

費用の目安を把握して、思い出に残るハワイ旅行を!

ハワイ旅行は、美しいビーチや自然、美味しいグルメなど魅力的なものがたくさんありますが、費用のことで悩んでしまう方も多いと思います。

ぜひ、本記事で紹介したハワイ旅行の費用の目安や節約術を参考にして、思い出に残る旅行を楽しんでください。