移動時間もハワイを満喫!ANA「フライングホヌ」の魅力とは?
空飛ぶウミガメと呼ばれている全日空(ANA)の旅客機「フライングホヌ」を、ご存知ですか?こちらの記事では、フライングホヌの設備やサービスを詳しくご紹介していきます。
上陸前からハワイ気分!フライングホヌの魅力
photo by @ana.japan / Instagram
フライングホヌとは、全日空(ANA)から2019年春より就航開始した日本とホノルルを結ぶ大型旅客機です。
機体に描かれているホヌ(ウミガメ)は、ハワイでは幸福を運ぶ海の守り神として語り継がれています。
フライングホヌ(空飛ぶウミガメ)の名前の由来は「この旅客機でハワイへ行く人々に幸福が訪れますように」という意味が込められているそうです。
3種のデザイン
フライングホヌには3種類のデザインがあります。
それぞれハワイの空、海、夕陽をイメージしたカラーが用いられています。
世界最大の大型機
フライングホヌはエアバス社製のA380という旅客機を採用しており、なんと世界最大の旅客機と言われています!その大きさから設備や機内環境の充実度も申し分なし。
快適な空の旅を楽しむことができます。
ハワイを感じる仕掛けが各所に
機内では搭乗中にもハワイの雰囲気を感じられるよう、空、海、夕陽に加えて朝陽、星空、虹などのハワイらしい景観をイメージしたライティングを楽しむことができます。
快適に過ごせるように工夫されたシート
フライングホヌは世界最大の2階建て旅客機で、機内の内部はファーストクラスが8席・ビジネスクラス56席・プレミアムエコノミー73席・エコノミークラス383席となっています。
また快適な空の旅を楽しむことができるよう、エコノミークラス後方部には日系航空会社初のカウチシートを導入しています。利用人数に応じて3席又は4席のレッグレストをあげてベッドのように利用することが可能です。
座席の種類
・ファーストクラス
・座席の特徴
座席はフルフラットになるベッドシートを採用。シートドアと個室型のシェルによりプライベート感のある空間となっています。
またおやすみになる際は、西川(株)の独自の技術を生かした快適な羽毛コンフォーターとシーツマットの用意もあり、至れり尽くせりなサービスとなっています。
・仕様
機内液晶モニターは32インチ大型液晶ワイドスクリーンを搭載。
・アメニティやサービス
機内化粧品のアメニティはザ・ギンザの化粧品を採用。アメニティポーチはグローブ・トロッターのANAオリジナルデザインとなっています。
・予算
航空券の運賃詳細は、ANA予約サイトにて要確認
・ビジネスクラス
・座席の特徴
日系航空会社初の「スタッガードシート配列」を採用。
シートを互い違いにレイアウトすることで、どの席からも直接通路に出ることができる画期的な全席通路側のデザインを可能にしました。
・仕様
フルフラットになるベッドシート、機内液晶モニターには18インチタッチパネル式大型液晶ワイドスクリーンを採用。
・アメニティやサービス
ビジネスクラスのアメニティにはSHIROのミストタイプの化粧水と、リップバームのセットが用意されています。こちらもグローブ・トロッターが手掛けたANAオリジナルデザインのアメニティポーチに入っています。
・予算
往復300,000円〜(シーズンにより異なる)
航空券の運賃詳細は、ANA予約サイトにて要確認
・プレミアムエコノミークラス
photo by @ikuto.ikeda / instagram
・座席の特徴
ゆとりある38インチ(約97センチ)のシートピッチと、約90度に回転する大型テーブルを採用。通路へのアクセスがしやすい仕様となっています。
・仕様
機内液晶には15.6インチのクラス世界最大タッチパネル式パーソナルモニター(最前列は11.6インチ)を採用。
・アメニティやサービス
機内食はホノルル線プレミアムエコノミー専用メニューとなっています。
また快適に過ごせるよう、枕、毛布、スリッパなどの用意もあります。
・予算
往復183,000円〜(シーズンにより異なる)
航空券の運賃詳細は、ANA予約サイトにて要確認
・エコノミークラス
photo by @air_kae_31 / Instagram
・座席の特徴
34インチ(約86センチ)のシートピッチとA380の広い機体幅を活用し、より広く快適な空間を実現しました。
・仕様
機内液晶モニターには、エコノミークラス世界最大13.3インチの薄型タッチパネル式液晶モニターを採用。
・アメニティやサービス
快適に過ごせるよう、枕、毛布、スリッパ、シーツマットが用意されています。
・予算
往復97,000円〜
(期間限定運賃、シーズンにより異なる)
航空券の運賃詳細は、ANA予約サイトにて要確認
サービスや設備も充実!
フライングホヌは座席の快適さだけではなく、居心地の良さを感じる設備も充実しています。
ハワイをイメージしたグラフィックと照明
photo by @ana.japan / Instagram
フライングホヌでは降機時、機内照明が虹色になります。
ハワイの虹の伝説によると「幸せのシンボル」とされる虹は6色といわれているそうなんです。それに合わせANAでは機内照明も7色ではなく6色を採用しているそう。
細部までこだわりが詰まっていますね!
授乳やオムツ交換ができる多目的ルーム
メインデッキ(1階席)後方には、多目的ルームを設けています。
メイクや着替え、授乳やオムツ交換などに大変便利だと大好評だそう。小さなお子様連れの旅行にも嬉しいサービスですね。
シェフの技が光る機内食
写真はファーストクラスの機内食。ANAの洋食・パティスリーシェフのオリジナルメニューでとっても贅沢な内容となっています。
またお子様メニューにはチャイルドミール(CHML)「デコ弁」のご用意も。
要事前予約となるため、希望される方は予約時に確認してみてくださいね。
お土産に機内販売グッズを
フライングホヌ搭乗の思い出に、オリジナルグッズはいかがでしょうか。搭乗前に注文できるプリオーダーも利用できるので必ずゲットしたい方は必見です。
HONUぬいぐるみ(ラニ・カイ・ラー)
機体に描かれているホヌのぬいぐるみ。購入できるのはA380の機内販売のみ。
プリオーダーではセットでの販売となります。
模型(1:500スケール)
こちらも機内販売限定、1:500スケールの機体模型です。
プリオーダーでの販売のみとなっています。
ANA フライトベア in HAWAII
筆者イチオシの機内販売グッズがこちら!
少し日焼けしたようなふわふわのテディベア。ANAハワイ路線のエプロンをつけたキャビンアテンダント(CA)とパイロットのデザインとなっています。
プリオーダーでの販売のみとなっています。
運航スケジュール
A380運航スケジュール
対象期間:2023年10月28日まで
以下の表は成田空港 発着便
*1.「+1」は翌日を表します
*2.2023年7月1日~10月28日:成田 20:10発 ホノルル 8:45着
*3.2023年5月1日~6月30日:ホノルル 11:35発 成田 15:05着
2023年7月1日~10月28日:ホノルル 11:35発 成田 14:50着
NH184/NH183について
2023年3月1日~4月19日:A380運航は火・金・日(月・水・木・土は別機材で運航)
2023年4月20日~:A380機材で毎日運航
NH182/NH181について 2023年7月21日より運航再開
2023年7月21日~8月31日:A380運航は火・金・日(月・水・木・土は別機材で運航)
*4 2023年9月1日~:週3回 A380機材で運航(火・金・日)
*4 8月10日、12日、17日、19日はA380による運航。
8月11日、13日、18日、20日は別機材による運航。
羽田ーホノルル間の発着便については以下URLを参照ください。
https://www.ana.co.jp/ja/jp/international/promotions/hawaii/honolulu/#schedule
過去にはレストランやチャーターイベントも!
過去には機内で本当に提供される機内食が食べられる「レストラン FLYING HONU」や、ハワイに行かずともフライングホヌを体感できる「チャーターフライト」などのイベントも開催されていました。
レストラン FLYING HONU
コロナ禍で海外旅行へ行くことが叶わなかった2021年5月〜開催されていたイベント。
成田空港に駐機しているフライングホヌに実際に搭乗し、機内食などを楽しめるサービスを展開していました。
ANA FLYING HONUチャーターフライト
こちらもコロナ禍に開催され、注目を集めたイベント。フライングホヌで遊覧飛行を体験してみたいというお客様の声をもとに約90分間の日本上空の遊覧飛行を行いました。
移動時間も旅の思い出に!
乗った瞬間からハワイ気分をぐっと高めてくれるフライングホヌ。
エンターテインメント性に富んだ唯一無二の旅客機で、快適な空の旅を楽しんでみてはいかがでしょうか?