ハワイ旅行に必要なマイル数は?お得に行く方法も伝授!
マイルを貯めていて「どのくらいのマイルがあったらハワイに行けるのだろう」と考えたことがある方も多いでしょう。そこで今回は、ハワイ旅行に必要なマイルを航空会社別に解説し、マイルの計算方法やマイルの活用以外にもお得にハワイへ行く方法をご紹介します。
【ANA】ハワイ旅行に必要なマイル数
ANAでは、ANAマイレージクラブに入会し、貯めたマイルで交換できる航空券を「特典航空券」と呼びます。ANAの国内線、国際線、提携航空会社の航空券に交換可能です。「ANAカードファミリーマイル」を活用すれば、夫婦や子どもが貯めたマイルから必要な分を合算し、特典航空券に交換することもできます。特典交換に必要なマイル数は、以下によって変わります。
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ゾーン区分
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搭乗日のシーズン
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搭乗クラス
ANAのゾーン区分では、日本はZone 1、ハワイはZone 5に該当し、国際線の特典航空券は、往復12,000マイルから受け付けています。片道では利用できないので注意しましょう。
日本〜ハワイの往復に必要なマイルは、ANA独自の「シーズン」と対象クラスによって異なるのが特徴です。
対象クラス |
ローシーズン (L) |
レギュラーシーズン (R) |
ハイシーズン (H) |
エコノミー (Y) |
35,000 |
40,000 |
43,000 |
プレミアムエコノミー (PY) |
53,000 |
58,000 |
61,000 |
ビジネスクラス (C) |
60,000 |
65,000 |
68,000 |
ファーストクラス (F) |
120,000 |
120,000 |
129,000 |
なお搭乗日のシーズンは、年度ごとに決められており一定ではありません。シーズンチャートは、ANAの公式サイトから確認できます。
【JAL】ハワイ旅行に必要なマイル数
JALでは、マイル数に応じて「JAL国際線の航空券」に交換できます。国際線の航空券は、片道7,500マイルから受付可能です。特典交換に必要なマイル数は、予約の日程や利用便の予約時点における空席状況に応じて変動します。
一番マイル数が少ない「基本マイル数」で、予約できる席に空きがない場合は「予測残席」に応じて変動する「追加マイル」を加算することで予約が可能です(特典航空券PLUS)。以下のように基本マイル数のみで行ける場合はラッキーなので、ぜひ活用しましょう。
日本発着(片道)エコノミー、プレミアムエコノミー、ビジネスクラスの基本マイル数 |
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路線 |
エコノミー |
プレミアムエコノミー |
ビジネスクラス |
コナ・ホノルル |
20,000 |
30,000 |
40,000 |
ファーストクラスは、搭乗日のシーズナリティの期間によって、基本マイル数が異なります。搭乗日のシーズナリティの期間は、JALの公式サイトから確認可能です。
日本発着(片道)ファーストクラスの基本マイル数 |
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路線 |
ローシーズン (L) |
レギュラーシーズン (R) |
ハイシーズン (H) |
コナ・ホノルル |
50,000 |
60,000 |
70,000 |
貯まるマイル数の計算方法
飛行機の利用で貯まる「フライトマイル」は、基本的に「区間基本マイル」と「積算率」で算出されます。
フライトマイル=「区間基本マイル」×「利用運賃・予約クラスなどのマイル積算率」 |
区間によって獲得できるマイルは異なります。例えば、出発地から目的地までの距離が短ければ短いほど区間基本マイルも少なくなり、長ければ長いほど区間基本マイルも多くなります。区間基本マイルにおいては、JALとANAではほぼ差はありません。普通席で運賃積算率100%という条件の場合の「区間基本マイル」は以下のとおりです。
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東京⇔大阪 280マイル
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東京⇔那覇 984マイル
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東京⇔北京 1,313マイル
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東京⇔パリ 6,194マイル
普段の買い物などのポイントシステムは「1ポイント1円」というわかりやすい換算率ですが、1マイルの場合は、どのくらいの価値があるのか不思議に思われる方もいるでしょう。
1マイルの価値は以下の式で割り出すことが可能です。
1マイルの価値 = 交換可能な航空券の運賃 ÷ 交換に必要なマイル数 |
国内線の「普通席」で、通常シーズンの平日利用の大人片道の金額と仮定した場合、1マイル分の価値は、以下のとおりとなります。
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ANA(国内線) 約3~5円
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JAL(国内線) 約3.5~6円