3泊5日のハワイ旅行は短い?モデルプランと費用、スーツケース事情まとめ

3泊5日のハワイ旅行は短い?モデルプランと費用、スーツケース事情まとめ

公開日:2023.12.10
更新日:2024.09.28

5日間の休日が取れたので、どこか海外に行って思いっきり羽を伸ばしたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。そんな方におすすめの旅行地が、ハワイ。ハワイはホテルやアクティビティも整理されているため、効率よく観光するのにぴったりです。この記事では、3泊5日旅行でハワイを満喫するポイントをご紹介します。

3泊5日のハワイ旅行は短い?

マジックアイランドにあるヤシの木たち

photo by Adobe Stock

ハワイまでの飛行時間は、往路が7時間30分~約8時間、復路は偏西風の影響を受けるため、8時間から9時間前後と少し長くなります。ハワイと日本の時差は19時間もあり、例えば日本の5月1日午前10時は、ハワイの現地時間では4月30日午後3時ということになります。

確かに、3泊5日間というのはハワイ旅行を楽しむためにはかなり短い期間で、ハワイを丸1日楽しめるのは2日間だけですが、プラン次第では十分に満喫することが可能です。時差のことも考慮しながら、上手にスケジュールを立てて充実した休日を過ごしましょう。

ハワイ3泊5日のモデルプラン

さまざまな旅行会社がハワイ3泊5日旅行プランを提案していますので、ハワイでやってみたいこと、行ってみたい場所を厳選して、最適のプランを選ぶことが大切です。アクティビティが楽しめて、しかも観光名所もしっかりと巡れるモデルプランをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

【1日目】のんびりとホノルルを散策

ワイキキのカラカウア通りの様子

photo by Adobe Stock

まず、ハワイに着いた当日は、時差による体調への影響も考えて、のんびりとホノルルを散策するのがおすすめです。ハワイへの飛行機便は、ほとんどが日本を夜に出発して、当日の朝に到着するスケジュール。例えば、5月1日の夜に日本を出れば、日付変更線を超えて同じ5月1日の朝には空港に到着できます。

08:00 ダニエル・K・イノウエ国際空港到着

空港では入国審査手続きに時間がかかりますので、余裕を持たせてスケジュールを立てるようにしたいところです。ハイシーズンは特に長蛇の列ができていることも珍しくありません。

空港から市内のホテルまでの、タクシーの所要時間は約30分で、料金は40~50ドルが目安です。シャトルバスを用意しているホテルもありますが、その場合には、あらかじめ時刻表を確認しておくことも大切。その他、手軽な手段としては市バスの「The BUS」がありますが、機内持ち込み手荷物を超える大きさのバゲージと一緒に乗ることはできません。

12:00 ランチ

ハワイのホテルの多くはチェックインタイムが15:00となっていますが、早めに着いて荷物を預かってもらうことができます。とりあえず荷物をホテルに置いて、ワイキキ散策を楽しみながらランチの場所に向かいましょう。

15:00 ホテルチェックイン

ホテルでチェックインを済ませたら、シャワーを浴びるなどしてお部屋でひと休みするのがおすすめです。午後はホテルの近くの浜辺をのんびりと散策したり、美しいサンセットを眺めたりして過ごせば、旅の疲れも癒やされます。

19:00 ディナー

せっかくハワイに来たのですから、夕食はステーキやロブスターなどがおいしいレストランを選ぶののもおすすめです。人気レストランはかなり待たなければ入れないこともあるので、予約を入れておくと良いでしょう。

【2日目】朝からアクティビティを楽しむ

男女がシュノーケリングを楽しんでいる様子

photo by Adobe Stock

ハワイで外せないアクティビティのひとつが、シュノーケリングです。シュノーケリングの名所としては、コインズビーチやハナウマ湾などが有名で、ツアーに参加しなくても無料でシュノーケリングを楽しむことができます。ただし、午前中にシュノーケリングをし、午後はバンパーチューブライドに挑戦するなど、アクティビティは多くても2つ程度に留めておくことが大切です。

9:00 シュノーケリングツアー

ほとんどのシュノーケリングツアーは2時間程度の所要時間となっていますので、9:00に出発して11:00まで楽しめば、ランチにも十分間に合います。

12:00 ランチ

ランチは、ピザやパスタなどで軽く済ませるのもおすすめです。特に、「カリフォルニアピザキッチン」はコスパが良く、何を食べても満足できます。

15:00 ハワイ・ウォーター・スポーツ・センターでバナナボートとバンパーチューブに挑戦

ハワイ・ウォーター・スポーツ・センターは、人気のショッピングセンター「ココマリーナセンター(KOKO MARINA CENTER)」の中にある施設で、バナナボートやバンパーチューブ、ウォータースキー、スキューバダイビング、バラセーリングなどといったさまざまなマリンスポーツが楽しめます。一箇所でいくつものアクティビティが試せるだけでなく、日本語のできるスタッフもいるので、気軽に利用できるのがメリットです。

 

ハワイ・ウォーター・スポーツ・センター

住所

7192 Kalanianaole Highway Ste E-111, Honolulu, HI 96825

営業時間

08:30-17:00

休日

なし

料金

アクセス

ワイキキから車で20分

公式サイト

https://hawaiiwatersportscenter.com/

 

18:00 ココマリーナでディナー

ウォータースポーツを満喫した後は、ココマリーナセンターでディナーを取るのもおすすめです。人気のあるレストランが多数入っていて、ギリシャレストラン「グリーク・マリーナ」やビール会社直営のパブ「コナ・ブリューイング・カンパニー」など、バラエティに富んだ食事をチョイスできます。

ココマリーナ内の「モエナ・カフェ」もホノルルマガジンが主催しているグルメ賞「ハレアイナ賞」を4年連続で受賞している人気レストラン。ボリュームたっぷりのパンケーキは必ずリピートしたくなる美味しさです。

 

ココマリーナセンター

住所

7192 Kalanianaole Highway, Honolulu, Hawaii 96825

営業時間

09:00-21:00

休日

なし

料金

アクセス

ワイキキから車で20分

公式サイト

https://kokomarinacenter.com

 

【3日目】オアフ島の観光名所を巡る

イオラニ宮殿の外観

photo by Adobe Stock

オアフ島には、ダイヤモンドヘッドやイオラニ宮殿など、数々の観光名所があります。観光ツアーに参加すれば効率よく名所を見て回れますが、土地勘のいい人なら地元の交通機関を使って自分で名所を巡ってみるのも楽しいかもしれません。

9:00 ダイヤモンドヘッド ハイキングツアー

30万年前に火山の噴火でできたと言われているダイヤモンドヘッドの標高は232m、ハイキングに要する所要時間は片道が30〜40分程度です。ダイヤモンドヘッドへのハイキングツアーはホテルで申し込みができますので、前日までに予約を済ませておきましょう。

中には、朝食付きプランやマリンアクティビティと一緒になったツアープランなども用意されています。

ダイヤモンドヘッド

住所

Diamond Head Rd, Honolulu, HI 96815

営業時間

06:00-18:00

休日

なし

料金

5ドル

アクセス

ワイキキから車で約10分

公式サイト

https://dlnr.hawaii.gov/dsp/parks/oahu/diamond-head-state-monument/

 

12:00 ランチ

ランチは、ダイヤモンドヘッドの眺望を楽しみながら食事ができる「デック/Deck」がおすすめ。「クイーン・カピオラニ・ホテル」の3階にある同店は、繊細な味のモダン・アメリカン・キュイジーヌが人気です。

15:00 イオラニ宮殿観光

午前中にダイヤモンドヘッドでハワイの大自然に触れた後は、イオラニ宮殿を訪れてみるのも趣きがあっておすすめです。ハワイ王国第7代カラカウア王と、第8代リリウオカニ女王の公邸として有名なイオラニ宮殿は、ホノルルのダウンタウンに位置。日本語ツアーなども多数開催されている他、トロリーでも簡単にアクセスできます。

イオラニ宮殿

住所

364 S King St, Honolulu, HI 96813

営業時間

08:00-16:30

休日

土日

料金

大人(13歳以上)77.95ドル

アクセス

ワイキキからトロリーのレッドラインまたはThe Bus

公式サイト

https://www.iolanipalace.org/

 

【4日目】ショッピング三昧

女性が買い物を楽しんでいる様子

photo by Adobe Stock

ハワイといえば、何といっても楽しみなのがショッピングです。ルイヴィトンやエルメスプラダなどといったハイブランドはもちろんのこと、ハワイならではのお土産を購入して、旅の記念にしてみてはいかがでしょうか。 

9:00 アラモアナセンター

「アラモアナセンター」はオアフ島でも有数のショッピングセンターで、4階建ての建物の中には350以上のショップやレストランが軒を連ねています。アラモアナセンターにアクセスするなら、トロリーバスを利用するのが便利です。

アラモアナセンター

住所

1450 Ala Moana Blvd, Store #2051, Honolulu, HI 96814

営業時間

10:00-20:00

休日

なし

料金

アクセス

ワイキキからトロリーのピンクラインまたはThe Bus

公式サイト

https://www.alamoanacenter.com/ja.html

 

11:30 ブランチ

帰国する日は、あまり遠出をせずにワイキキの中心地でブランチを摂るのも良いかもしれません。カラカウア通りに位置している「インターナショナルマーケットプレイス」は、かつてはハリウッドのセレブが集まる車高調として栄えた場所です。

12:30 ホノルル空港へ移動

アラモアナセンターからホノルル空港まではThe Busも走っていますが、タクシーでも約20分程度ですので、タクシーを利用したほうが便利です。アラモアナセンターのタクシー乗り場は、ストリートレベル1階のセンターコートなど数ヶ所にあります。

16:00 ホノルル空港から出発

無事に空港でチェックインを済ませたら、いよいよ日本に向けて出発です。復路は偏西風を回避するために往路とは航路が変わるため、往路よりもフライト時間が1時間ほど多めにかかります。旅の疲れを残さないように 機内では、のんびりと過ごしてください。

【5日目】日本に到着

青空を飛行機が飛んでいる様子

photo by Adobe Stock

ホノルル空港を午後4時に出発したとしても、日本に到着するのは翌日の19:30ごろです。日付が変わりますので、翌日すぐに出社する人などは、時差ボケにはくれぐれも注意しましょう。飛行機の中では軽い食事を取り、できるだけゆったりと休息をすることが大切です。

ただし、飛行機の中でぐっすり寝てしまうと、夜に 日本に到着してから 寝付けないことがありますので注意してください。

ハワイ3泊5日の荷物 スーツケース事情

2人の女性がスーツケースを引っ張っている様子

photo by Adobe Stock

ハワイは年間を通して気温が高めなので、かさばるオーバーやジャケットを持っていく必要はありません。スーツケースはMサイズ(41〜60l)で十分です。ただし、ショッピングが好きで、バックやシューズなどをあれこれ買い込むつもりなら、大きめのスーツケースを用意したほうが無難かもしれません。

シュノーケリングに使用する道具などは現地でレンタルできますので、特に持参する必要はありません。水着も、ハワイで調達すれば楽しい思い出になるに違いありません。大金を持ち歩くのは好ましくありません。クレジットカードは最低でも1枚、必ず用意しておきましょう。頭痛薬や胃腸薬などの常備薬も、持参することをおすすめします。

3泊5日でもハワイは満喫できる!

3泊5日のハワイ旅行は本当にあっという間に過ぎてしまいますが、それでも丸2日間は早朝から深夜までフルに使えますので、ひと通りの観光を済ませてマリンスポーツも楽しみ、食べたいものを食べ、買いたいものを買ってくるには十分な時間と言えるでしょう。短期間でハワイを満喫するためには、あまり無理なスケジュールを立てずに、「余裕があればここにも行こう」というのラフな気持ちで訪れるのがポイントです。