5泊7日のハワイのモデルプラン!気になる費用や必要な現金についても解説

5泊7日のハワイのモデルプラン!気になる費用や必要な現金についても解説

公開日:2023.12.12
更新日:2024.10.30

ハワイは8つの島と100を超える小島からなる諸島です。中でも、州都ホノルルのあるオアフ島は数多くのショッピングモールや飲食店、観光スポットが揃っており、人気リゾート地としての地位を確立しています。そんなハワイ・オアフ島に5泊7日で旅行に行くとしたらどんなプランで回れば良いのでしょうか。この記事では5泊7日のハワイのモデルプランの一例をご紹介します。旅費の相場や必要な手持ち、荷物の量などについても解説しますので、ハワイ旅行を検討している方はぜひ参考にしてください。

5泊7日の数え方

5泊6日ではなく、5泊7日とはどういう数え方なのかと疑問に思う方もいるかもしれません。日付変更線をまたぐ関係で少しややこしく感じますが、「5泊=現地のホテルに宿泊する日数」と考えれば問題ないでしょう。仮に1月1日に出発したとしたら、1日にハワイに到着して現地で5泊し、1月6日にハワイを発って日付変更線を越え、日本に着くのは1月7日ということになります。

ハワイ5泊7日のモデルプラン

ハワイは美しい自然を味わいつつ、買い物をしたり芸術鑑賞をしたりと様々な楽しみ方ができる場所です。オアフ島のワイキキを活動起点に据えたケースを想定したモデルプランを見ていきましょう。

【1日目】無理のないプランでのんびり

ハワイのアラワイ運河

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1日目は移動の疲れや時差ボケもあるため、無理に予定を詰め込みすぎずに軽く楽しむプランがおすすめです。

【10:00】ホノルル空港到着

日本からハワイまで飛行機でおよそ7時間。夜間のフライトを終え、ホノルル空港に到着です。日本とハワイの時差は19時間あり、日本の方が進んでいるため時差ボケが発生します。到着してからスムーズに動くためにも、機内ではできるだけ睡眠を取りましょう。

空港に着いたら荷物を受け取り、ホテルに預けに行きます。ホノルル空港からワイキキ市内へは車で30分ほどかかるので、シャトルバスやタクシー、ライドシェア等を利用してホテルへ向かいましょう。

【12:00】ワイキキビーチを散策・ランチ

ワイキキビーチは世界的にも有名なビーチです。8つのビーチで構成されており、西から東まで約3kmにわたって広がっています。ワイキキビーチ周辺には美味しいランチを食べられるお店が少なくありません。屋台のようなお店やテイクアウトできるお店もあるので、外で海を眺めながら食べるのもおすすめです。

ワイキキビーチには、カピオラニ公園やフォートデルッシー公園といった緑豊かな公園もあります。散歩がてら立ち寄ってみても良いでしょう。まだまだ体力があるという場合は、ビーチや波打ち際で遊んでハワイらしさを感じるのもおすすめです。

 

【14:00】アラモアナショッピングセンター

アラモアナショッピングセンターは350以上の店舗数を誇る世界最大規模のショッピングセンターです。1階から4階まであり、オープンエアなので開放的な雰囲気の中でショッピングができます。

食の面も充実しており、フードコートから本格はレストランまで何でも揃っています。ここで夕飯を済ませてしまうのも一つの方法です。行きたいお店の目星をいくつか付けておくと無駄なく回れるでしょう。

【2日目】早朝からアクティブに自然を満喫

ビーチから見たハワイのサンライズ

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2日目は気合を入れて早起きし、ハワイ観光定番のダイヤモンドヘッドで朝日を拝むのがおすすめです。

【5:00】ダイヤモンドヘッドで日の出鑑賞

ワイキキからダイヤモンドヘッドはタクシーを使って10分ほどで着きます。ダイヤモンドヘッドは火山の噴火でできた山で、中央がクレーターになっているのが特徴です。標高232m、トレッキングコースは1.1kmで片道30~40分で登頂できます。道も整備されているので体力に自信のない方や子供でも気軽に登れる山ですが、早朝ツアーに参加する場合は道が暗いので少し注意が必要です。

島を一望できるダイヤモンドヘッドから眺める日の出は絶景ですので、ぜひ一度チャレンジしてみてください。日の出ツアーの集合は5時台と早く、解散してもまだ朝の8時です。一日を有意義にスタートさせることができます。

なお、ダイヤモンドヘッドへの登山は予約制なので事前にネット予約しておきましょう。14日前から予約可能です。費用は大人1人10ドルかかります。

【9:00】ファーマーズマーケットでショッピング

ダイヤモンドヘッドのツアーの後はファーマーズマーケットに立ち寄ります。ハワイのファーマーズマーケットはいくつかありますが、開催曜日や時間がそれぞれ違いますので注意してください。最も有名で規模も大きな「KCCファーマーズマーケット」は土曜日の7:30〜11:00に開催しています。

KCCファーマーズマーケットでは屋台のように新鮮な野菜や果物、ジュース、クッキーなどが並んでいます。軽食も売っていますので、ダイヤモンドヘッド登山後の朝ごはんとしてここで買っていく人も多いです。

その他の朝市としては、「カカアコファーマーズマーケット」が土曜日8:00〜12:00、「カイルアタウンファーマーズマーケット」が日曜日8:00〜12:00で開催されています。旅行日程に土日が入っている方は、朝市に合わせてダイヤモンドヘッドに登るといいかもしれません。

【13:00】モアナルア・ガーデンパークで「この木なんの木」を見る

ホノルル空港から少し北東に行ったところにあるのが、モアナルア・ガーデンパーク。広大な敷地の中で、「この木なんの木」でおなじみのモンキーポッドが見られます。

モンキーポッド以外にも樹齢100年以上の巨木や1850年代に建てられたカメハメハ大王5世のコテージがあり、ハワイの歴史を感じられます。

【14:00】ホノルル動物園でワニを見よう

ワイキキのカピオラニ公園のそばにある動物園です。上野動物園と同規模の敷地内には220種類ほどの動物たちが飼育されています。園内にはワニやゾウ、オランウータン、トラ、キリンなど人気の動物が勢ぞろい。子どもが遊べる遊具もあります。大人21ドル、子供13ドル、2歳以下は無料です。

【15:00】ワイキキ水族館でしか見られない熱帯魚を観察

ホノルル動物園から徒歩11分ほどのところにある小規模な水族館です。小さいながらも120年近い歴史があり、珍しいハワイ諸島や南太平洋の海の生き物を見ることができます。熱帯魚、産後、クラゲなどがおり、子連れのファミリー層向けです。入場料が18歳以上で2.5ドルとリーズナブルなのも嬉しいですね。

【3日目】午前は海でハワイを満喫

青空のワイキキビーチ

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3日目は思い思いに海を満喫します。午後は芸術鑑賞でまったりしてみてはいかがでしょうか。

【10:00】海で遊んでハワイを満喫

せっかくのハワイ旅行ですから、海で遊ぶ予定は外せません。ハワイでできるマリンスポーツやアクティビティは多岐にわたり、パラセイリング、シュノーケリング、ダイビング、カヤック、ジェットスキー、水上スキーなどアクティブに楽しむ方法がたくさんあります。もちろん、海水浴や、ビーチで遊ぶといった過ごし方もおすすめです。参加したいアクティビティによって実施場所が異なりますので、やってみたいものがあったら早めにチェックしておきましょう。ハナウマ湾のウミガメに会えるダイビングも人気です。

【14:00】ホノルル美術館で優雅に芸術鑑賞

ホノルル美術館はワイキキからバスで20分ほどの場所にあります。入場料は$20で、ハワイのアートをはじめゴーギャンがゴッホ、ピカソなど世界的に有名な芸術家の作品も展示。収蔵作品数は5万点以上とされ、大変見ごたえのある美術館です。

【16:00】イオラニ宮殿でハワイ国王の歴史を紐解く

ホノルル美術館からバスで11分、徒歩18分のところにイオラニ宮殿があります。イオラニ宮殿は7代目のハワイ国王「カラカウア王」が1882年に建てた宮殿です。カラカウア王や妹のリリウオカラニ女王が実際に暮らしていた場所で、家具の一部が残されています。アメリカ国内唯一の宮殿であり、国宝に指定。歴代ハワイ国王たちの肖像画や、贈られた調度品などが展示されており、ハワイへの理解がより深まる機会となるでしょう。

【4日目】1日過ごせる牧場でアクティビティからグルメまで

クアロア牧場の看板

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4日目はハワイの豊かな自然の中で様々なアクティビティに挑戦してみてはいかがでしょうか。

【10:00】クアロア牧場はアクティビティの宝庫!気になるツアーに参加

クアロア牧場「クアロア・ランチ」とも呼ばれ、ハワイの自然を存分に楽しめる一大施設です。牧場というと牛や馬といった動物たちが思い浮かびますが、ここでは映画ロケ地ツアー、ワイヤーを滑り降りるジップライン、乗馬、Eマウンテンバイクツアー、オーシャンボヤージツアー、ジュラシックアドベンチャーツアー、プライベートビーチ体験など1日かけても遊び切れないほど多彩なアクティビティが目白押し。事前に予約しておきましょう。

映画ロケ地ツアーが大人51.95ドルで所要時間は1時間半、ラプターツアーは大人144.95ドルで所要時間2時間です。

もちろん牧場ですので、たくさんの動物達と触れ合うことも可能です。ヒツジ、ダチョウ、ロバ、サルなど10種類以上の動物を飼育。この動物たちがいるミニ動物園は無料で散策することができます。動物たちとゆったりした時間を過ごせるのもこの牧場の魅力です。

ワイキキから車で約50分、公共バスを使うとアラモアナショッピングセンターから1時間30分ほどかかります。送迎付きのパッケージツアーなら主要ホテルからバスが出発。市街地からは離れていますので、行き帰りとも余裕を持ってプランを組みましょう。

【5日目】歴史に触れて学んだ後はショッピングへ

海上に建つアリゾナ記念館

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いよいよハワイ旅行も終りが近づいてきました。歴史の出来事に思いを馳せ、平和について考える良い機会です。午後は最後にもう一度ショッピングに出かけましょう。翌日のフライト時間にもよりますが、この日のうちに荷造りはしっかりと終えておくのがおすすめです。

【10:00】アリゾナ記念館で悲しい歴史に触れる

ワイキキから北西に18キロほど離れたところにパールハーバーがあり、第二次世界大戦を後世に伝える施設が点在しています。アリゾナ記念館は真珠湾攻撃を受けて沈んだ戦艦アリゾナを偲ぶ慰霊施設です。沈没した戦艦の上をまたぐように記念館が建てられています。まずはビジターセンターで真珠湾攻撃やその政治的背景を紹介するビデオを見た後、シャトルボートで記念館へ移動。記念館の中にはなくなった乗組員全員の名前が刻まれています。事前予約しておきましょう。

【11:00】戦艦ミズーリ記念館で平和について考える

アリゾナ記念館のそばに戦艦ミズーリ記念館があります。戦艦ミズーリは現役のまま活躍を終えた戦艦で、パールハーバーに係留された船内が記念会として一般公開。日本語ツアーや、アリゾナ記念館とセットのツアーもあります。第2次世界大戦が始まるきっかけとなった戦艦アリゾナと、最後まで現役で戦い終えた戦艦ミズーリの対比が印象的です。

【13:00】ロイヤル・ハワイアン・センターでショッピング

ワイキキに戻ったらカラカウア通りのロイヤル・ハワイアン・センターへ向かいましょう。施設内には90以上の高級ブランドや30を超えるレストランが揃っています。ワイキキの中心部にあり、ハワイのショッピングセンターとしては定番の1つです。

無料レッスンも開催されていて、ヨガやレイづくりなどハワイらしい内容となっています。ハワイのいい思い出づくりになるでしょう。

【17:00】サンセットクルーズで最後の思い出作り

サンセットクルーズはサンセットを眺めながら美味しいディナーやフラダンスショーを楽しむことができる、ハワイ旅の最後にふさわしいクルーズです。サンセットクルーズというと特別感がありますが、豪華なディナーだけでなく、軽くカクテルで乾杯といった楽しみ方もできます。サンセットというロマンチックな瞬間を船の上で見た記憶は一生忘れられないものになるでしょう。

サンセットクルーズの所要時間は曜日やツアー内容によって差がありますが、多くは2時間30分~3時間30分で、17:30ころに出港します。花火を見ることのできるツアーもありますので、事前にチェックして予約しておきましょう。

【21:00】明日のフライトに備えて荷造り

クルーズを堪能したら部屋へ戻り、翌日のための準備をしておくと出発当日に慌てずに済みます。荷造りをギリギリにしていると思わぬミスやトラブルが発生しやすくなります。特にフライトが午前中の場合は時間がありませんので、全てまとめておきましょう。

【6日目】ハワイを出発

ホノルルの看板と飛行機

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忘れ物がないか室内をよく確認してからチェックアウトします。余裕を持って空港へ向かいましょう。想定より道が混んでいることもあるので、必ず間に合う時間を確保しておいてください。

【7日目】日本に到着

夕焼けに向かって飛ぶ飛行機

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ホノルルから日本までは偏西風の影響で行きより時間がかかります。東京着で約9時間見ておくと良いでしょう。

ハワイ5泊7日にかかる費用相場

ハワイ旅行でかかる飛行機代は、ホノルル空港と成田空港の往復で通常期7~9万円、ハイシーズンで20万円ほどです。1月・6月は安く、8月・12月といった長期休暇や年末年始のあるシーズンは高くなる傾向にあります。ゴールデンウィークも相場が高い時期なので要注意です。ホテル代も大型連休時は高くなりますので、少しでもお得に楽しみたいなら連休は避けたプラン設計をするといいでしょう。

ホテル代の相場は1泊15,000~25,000円程度。この記事で紹介した5泊7日のプランであれば、1人25~35万円ほど見ておくと安心です。

現在は円安傾向もあり、海外旅行には苦しい状況が続いています。LCCを利用したり、出発時期を調整したりすることで出費を抑えることが可能です。

5泊7日のハワイ旅行についての疑問

旅行先ではいつもと違うことも多く、特に海外旅行慣れしていない人にとっては何を持っていけばいいのかが問題かもしれません。ここでは、必要な現金やスーツケースの大きさなどについてご紹介します。

現金はどれくらい必要?

ハワイでの支払いは基本的にカードがおすすめです。現金を海外で持ち歩くのはスリや盗難の被害に遭うリスクを高めます。現金が必要なのはチップの支払いや公共バス、規模の小さなお店など。持ち歩くのは必要最低限にとどめましょう。手持ちの現金は日本円にして1~2万円もあれば十分です。

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スーツケースのサイズは?

スーツケースを引く女性たち

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基本的には1泊10Lで計算して選びましょう。5泊だと50Lが適切なサイズです。お土産をたくさん買う予定の方や、荷物が多い方はもう少し大きめのスーツケースを用意してください。あまり大きい荷物を持っていくのは大変ですが、容量が足りずに入り切らないのも困りものです。必要最小限よりも、余裕を持ったサイズ選びのほうが便利でしょう。

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服装はどうする?洗濯できる?

衣服は5着程度用意しておくのがおすすめです。洗濯機は備え付けられていることが多いですが、使いたいときにいつでも空いているとは限りません。ある程度の枚数は持っておくことをおすすめします。ただし、困ったら現地で購入するという選択肢もあるので、あまり深刻に考えすぎる心配はありません。小さな子どもを連れて行く場合は、意外な場面で服を汚すことがありますので少し余分に持って行きましょう。

ハワイは温暖で平均25℃ほどですので、基本的には半袖で大丈夫です。Tシャツやハーフパンツ、リゾートワンピなどもハワイらしい気分を盛り上げてくれます。ただし、日本に比べて冷房の効きがきつい場所が多いので、カーディガンなどの羽織物を持ち歩くといいでしょう。

4泊6日か5泊7日で悩んだら

オアフ島の有名どころを観光するのが目的なら、4泊6日あれば十分に楽しめます。島をまたいで観光したい場合や、やりたいことがたくさんあるという方は5泊7日がおすすめです。ハネムーンや結婚式など大きなイベントでハワイに行く方もたっぷり5泊の旅の方がスケジュールに余裕があるでしょう。

5泊7日でたっぷりハワイを満喫しよう!

5泊7日でショッピング、アクティビティ、芸術鑑賞ともりだくさんなモデルプランをご紹介しました。ハワイは観光スポットが数多くあり、また自然や景色も美しいためどこへ行っても心晴れやかな体験ができます。のんびりと過ごしたり、サーフィンやマリンスポーツを楽しんだり、5日間の使い方は人それぞれです。やりたいことの優先順位を付けておくと急な予定変更にも柔軟に対応できます。5泊7日を自由に遊んで、楽しい思い出づくりをしてくださいね。