【初心者向け】ハワイでの写真の撮り方。スマホでも大丈夫!
せっかくのハワイ旅行、一生の思い出に残る素敵な写真を撮りたいですよね!現代のスマホカメラはとにかく高性能。コツさえつかめばプロのような写真を撮ることができますよ。 今回はハワイで使える写真の撮り方テクニックについて詳しく紹介します。
スマホでもOK!写真を撮るときに意識すること
素敵な写真を撮るにはちゃんとしたカメラを用意しないといけない?
いいえ、そんなことはありません!
スマホでもカメラでも基本的に意識すべきポイントは一緒なのです。
水平・垂直がまっすぐになるようにする
横軸(水平)と縦軸(垂直)は傾かないほうがきれいな写真が撮れます。
スマホでの撮影の際はグリッド線を表示させると水平が保てて画角が傾きにくくなるため初心者さんはグリッド線を表示させるようスマホカメラの設定変更をおすすめします。
「グリッド線」とは、デジタルカメラやスマホカメラのプレビュー画面に表示される補助線のことです。
風景写真を水平に撮りたいときはもちろん便利ですが、被写体がいるときにもグリッドの線が重なっている4点に被写体を合わせて撮影するだけで、構図がよくなります。
構図の基本は1:2
縦写真でも横写真でも、風景を撮影するときのポイントは空と風景の比率を1:2にするとプロのようなバランスの良い写真が撮影できます。
海の写真であれば上1に空、下2に風景がバランスよくおさまるように撮影してみましょう。このときもグリッド線があると感覚がすぐに掴め、カメラの角度も水平を保てます。
手ブレは手を固定して対策
最近のカメラはスマホの場合も手ブレ補正がついているため、写真の仕上がりがひどくブレてしまうことは減りましたが、水平が保ちにくい、なかなかピントが合わないという方は手が固定されていないことが手ブレの大きな原因です。
台やテーブルに肘を置いたり、木や壁に寄りかかったりして、手が動かないようにするのが上手に撮影できるポイントです。
パターン別で複数枚撮る
同じ被写体や風景でも、細かい光の当たり方や構図などで雰囲気が大きく変わります。
特に人物が映り込む構図の場合は、太陽が雲に隠れただけでも被写体の顔色や写真全体の雰囲気の違いが大きいのでシャッターを押すのは1回だけではなく、複数回撮ってお気に入りを残すのがオススメです。
【風景】ハワイでの写真の撮り方
水平線・地平線を意識する
水平線を意識することが、写真の基礎中の基礎といわれています。
水平とは「横のものは横」垂直は「縦のものは縦」とそれぞれ真っ直ぐな線を画面の中に入れることで、構図が安定してすっきりした見やすい写真になります
水平線や地平線が傾かないように、また中央に来ないようにすることを意識しましょう。
マジックアワーに撮る
マジックアワーは1日で最も美しい時間といわれています。日の出前・日の入り後の、光が淡く出ている状態を指します。
とても幻想的で美しい瞬間が撮影できるため、最大のシャッターチャンスといえるでしょう。事前に日没時間を調べて30分くらい前から撮りたいスポットで待機しているのがオススメです。
青く澄んだ空から徐々に空を赤く染める夕焼けは、まるで絵画のようです。
日没後も、夜の帳がおりるまでの数十分間がすごく美しいので見逃さないでくださいね!
【人物】ハワイでの写真の撮り方
順光・トップ光は避ける
人物を撮影する際には気を付けるポイントがあります。
それは被写体の前(撮影者のうしろ)からの順光や、被写体の真上からのトップ光を避けることです。人物撮影には向かない。
順光の場合、光が被写体の前面に当たっているので色鮮やかに写りますが、被写体側は眩しく顔の表情が険しくなりがちです。また顔の影がなくなるため平坦に見えやすいといったデメリットがあります。
トップ光に関しては、正午の外でなければ基本的にはさほど気にしなくても大丈夫です。
なぜ避けるべきかというと、顔の下側に不自然な影が出てしまうためです。
ハワイは太陽の日差しが非常に強く、ビーチや公園などでは日陰があまりない場所も多くあります。これらを意識しておくだけでも写真の成功率がグッと上がります。
日陰で撮る
ハワイは日差しが強い場所が多いので、前述した通り肉眼で見ると美しく感じる明るくひらけた場所でも、写真にうつすと明るすぎたり、逆に太陽の光が強すぎて写真全体が暗くなってしまったりとイメージが変わってしまうことが多々あります。
人物を撮影する場合は、昼間であれば日陰での撮影がちょうど良いということが多いです。直射日光が当たる場所だと人物がきれいに写らなかったり、表情が作りにくかったりするため、被写体にはあえて日陰に入ってもらうというのもおすすめの方法です。
【食べ物・モノ】ハワイでの写真の撮り方
自然光が入る場所で撮る
食べ物など物の写真を撮影するときは自然光で撮るのが鉄則です!
特に食べ物の場合、料理をくまなく照らしてくれる自然光は、食材のみずみずしさがよく伝わる写真を撮影することができます。同じ昼間でも室内のライトの下だと色味が不自然になったり、固くのっぺりとした印象になりがちですが、自然光が当たると柔らかく温かい雰囲気の写真に仕上がります。
美味しそうな食べ物の写真を撮影したいときはレストランなどの外食時でも自然光が入る席を選ぶなどすると良い写真が撮れますよ。
背景はシンプルに
食べ物に限らず、物を撮影する際は、なるべく背景はシンプルなものがベストです。
飲食店でもテーブルは大体シンプルですね。料理の背景は、白または黒、テーブルの茶色など、料理の邪魔をしない色を選ぶとよいといわれています。
物撮りの場合も、被写体の色味が映えるシンプルな背景を選ぶとよいでしょう。
逆に避けるべき色は、被写体と同系色や印象の強い背景です。被写体が際立たなかったり写真全体がゴチャついた印象になります。
ハワイには撮影禁止の場所もある
観光地ということもあり基本的には写真撮影に対してウェルカムな雰囲気のハワイですが一部撮影禁止の場所もあります。
軍事施設や美術館、歴史的な資料館などでは写真撮影を制限しているところがあるので、このような場所を訪れる際は、係員に撮影ルールについて必ず確認しましょう。
インスタ映え必至!ハワイのフォトスポット
少し意識するだけでグッと写真のクオリティが上がる「撮り方のコツ」をいくつかご紹介しました。それではハワイの人気フォトスポットで実際に撮影してみましょう!
インスタ映えするハワイのフォトスポットを知りたい方は、ぜひ下記の記事を参考にしてみてくださいね。
おすすめの記事はこちら
ダイヤモンドヘッド
ハワイの象徴ともいえるダイヤモンドヘッド。
撮る場所によって様々な表情を見せてくれます。
カピオラニ公園からダイナミックに撮影
なにも遮るものがないダイナミックなダイヤモンドヘッドの風景を心ゆくまで堪能できる1番のおすすめスポットはカピオラニ公園です。
美しい青い空と緑豊かな自然、壮大なダイヤモンドヘッドは最高に美しい風景です
ワイキキビーチから撮影
ワイキキビーチから見えるダイヤモンドヘッドも「ハワイといえばこの風景」といっても過言ではないほど人々の記憶に焼きついている美しい風景といえるでしょう。
シェラトンワイキキ〜ロイヤルハワイアンホテルの前あたりのビーチは、ダイヤモンドヘッドとワイキキビーチ全体がバランスの良い構図で撮影できるため、おすすめです。
ダイヤモンドヘッドから望む絶景を撮影
ダイヤモンドヘッドに登るとワイキキの風景が一望できます。ワイキキからは車で20分ほどの距離にあるためツアーもしくはバスかレンタカーを利用してアクセスする方法が一般的です。
マジック アイランド
photo by @a.t.r.i.p / instagram
ウェディングフォトでも人気のスポット、マジックアイランド。
アラモアナ・ビーチパーク内にある海に突き出た形をした人工の半島です。
昼間も美しい空と海のコントラストが爽やかで素敵な写真が撮影できますが、特におすすめなのはサンセットタイム。実はマジックアイランドはワイキキで最も美しいサンセットを見ることができる場所としても有名な場所なのです。
サンセットタイムは日によってオレンジやパープルに色付く空のグラデーションが大変美しくロマンチックな写真が撮影できます。
ワイキキから徒歩だと30分以上かかるため公共交通機関を使うか、アラモアナセンターの帰りに立ち寄るのもおすすめです。アラモアナセンターからは徒歩で15分程度の距離となっています。
マジックアイランドには駐車場があるのでレンタカーで訪れるのもおすすめの方法です。
ロイヤル ハワイアン センター
photo by @alohappy_hawaii / instagram
ワイキキ中心部にあるロイヤルハワイアンセンター。オアフ島を訪れた人のほとんどがショッピングやグルメを楽しみに1度は訪れる定番のスポットです。
こちらは季節に応じた装飾が魅力で、SHAKAサインのフォトスポットなどいろいろな写真映えスポットがあります。
特に筆者のおすすめは季節ごとに変わる装飾。特にハロウィンとクリスマスは豪華な装飾が可愛く季節感のある写真を撮影することができます。
ロイヤルハワイアンセンターからロイヤルハワイアンホテルに続く小道も、とてもフォトジェニック!お散歩がてら写真を撮ってみてはいかがでしょうか。
ハワイならではの思い出に残る一枚を
現代のスマートフォンは非常に高性能なので、ちょっとしたポイントを念頭におくだけでもプロのような写真を撮影することができます!ハワイで一生の記念に残る素敵な写真が撮影できますように。