ハワイ観光に欠かせない!人気の公園23選【エリア別】
ハワイ観光といえば、綺麗な海でのアクティビティや賑わう街中での買い物が思い浮かぶのではないでしょうか。ハワイに行ったらぜひ訪れてほしいのが、ハワイにたくさんある公園です。今回は、ハワイで人気の公園について、エリアごとに詳しくご紹介します。
個性豊かな6つの島
ハワイには観光客が訪問できる島が6つあります。ホノルルやワイキキなどハワイを代表する観光地がある「オアフ島」、王朝時代の首都があった「マウイ島」、活火山キラウエア火山で有名な「ハワイ島」、ハワイ原始の大自然が広がる「カウアイ島」、手付かずの自然が残りヤシの木より高い建物がない「モロカイ島」、ロマンチックな雰囲気漂うプウ・ぺぺがある「ラナイ島」と、島ごとに違った魅力を楽しむことが可能です。それぞれの島にある人気の公園をご紹介します。
ハワイ・オアフ島にある人気の公園
カピオラ二公園
ダイヤモンドヘッドを望む広々とした公園
カピオラニ公園は、ダイヤモンドヘッドのふもとに広がる約1.2平方キロメートルの大きな公園です。カラカウア王によって寄贈された土地で、その妻であったカピオラニ王妃の名前が付けられています。緑が綺麗な公園内にはモンキーポッドがたくさん植えられており、読書をしたり、散策を楽しんだり、のんびり過ごしたい方におすすめです。ホノルル動物園とワイキキ水族館も近いため、子連れの観光客の姿も多く見られます。
アラモアナ・ビーチパーク
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地元民にも人気ののどかなビーチパーク
地元の人も多く訪れるアラモアナ・ビーチパーク。波の穏やかな白砂のビーチにはライフガードが常駐しているため、小さな子供でも安心して遊ぶことができます。ワイキキのビーチより人が少なく、サーフィンや水泳以外にも、ピクニックや読書をしてのんびり過ごす人も少なくありません。東側にはマジックアイランドという人工の島がありサンセットの名所となっており、綺麗な夕焼けが望める場所です。ワイキキトロリーのピンクライン「アラモアナセンター」の海側で降車してすぐのところにあります。
フォート・デ・ルッシー・ビーチパーク
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アメリカ軍所有の博物館のある広大な公園
シェラトン・ワイキキから西へ伸びるカリア・ロードをまっすぐ行ったところにあるフォート・デルッシー・ビーチパークはアメリカ軍の所有地で、軍のレクリエーション・センターです。ワイキキメインストリートからは少し離れているため観光客は少なめで、ヨガやジョギングをしている地元の人が多く見られます。敷地内にはビーチパーク、バレーボールコート、子供用遊具、バーベキューグリルなどが備わっており、入館無料の「アメリカ陸軍博物館」にも立ち寄ることが可能です。
クアロアビーチパーク
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オアフ島北東海岸にある神聖なビーチパーク
オアフ島北東海岸のランドマーク、チャイナマンズハットの前に位置するクアロアビーチパークは、美しい芝生広場やキャンプサイトがある公園です。クアロアビーチはかつて最も神聖な聖域とされ、オアフ島の歴史の中でも重要な意味を持つ場所のひとつと言われています。ビーチの向かいにあるのは、映画ジュラシックパークやゴジラのロケ地として有名なクアロア牧場です。無料の駐車場が完備されているため、ワイキキからはレンタカーで行くことをおすすめします。
カエナポイント州立公園
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フリーウェイの終点、最西端にある公園
カエナポイント州立公園はオアフ島最西端の岬、カエナポイントより広がる州立公園で、ハイキングやトレッキングにも人気のスポットです。公園内にはケアワウラビーチとマクアビーチの2つがあり、ケアワウラビーチでは白砂が美しいビーチが約1kmにわたって続いており、カエナポイントへのトレイルの出発点となっています。マクアビーチは早朝にイルカを見ることができるスポットとして有名です。最寄りのバス停まで6km近くあり、治安の良くない地域でもあるため、レンタカーでの来園をおすすめします。
ハワイ・マウイ島にある人気の公園
ハレアカラ国立公園
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雲の上で神秘的な絶景を楽しむ
マウイ島で最も高い標高3,055mのハレアカラ山にあるのが、ハレアカラ国立公園です。ハレアカラはハワイ語で「太陽の家」という意味。雲の上にあるハレアカラ山頂は、日の出や日の入り、満点の星空を楽しもうと多くの観光客が訪れる人気スポットとなっています。神秘的で美しい光景を楽しみたい人におすすめの公園です。2017年以降、サンライズを鑑賞するためには事前予約が必要となっています。料金は車1台につき1.00ドルで、入園予定日より60日前から予約可能です。
イアオ渓谷州立公園
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マウイ島で最も有名なイアオニードルを鑑賞できる
マウイ島で最も有名なランドマーク、イアオニードルがあるイアオ渓谷州立公園は、亜熱帯の樹木が生い茂る渓谷、美しい渓流など、豊かな自然に触れることができる場所です。マウイ島の中心地、カフルイからは車で20から30分ほどで向かうことができます。約16平方kmもの広大な土地では森林浴やハイキング、トレイルも楽しむことが可能です。入園料はハワイ非居住者1人につき5ドルで、駐車料金は1台につき10ドルとなっています。イアオ渓谷はよく雨が降ることでも有名なため。比較的天気が安定している午前中に行くのがおすすめです。
ワイアナパナパ州立公園
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美しい景色に心奪われる黒砂ビーチの公園
マウイ島のベストビーチの一つと言われているワイアナパナパ州立公園の特徴は、なんといっても黒砂のビーチ。黒い砂は火山の噴火によってできたと言われています。ワイアナパナパはハワイ語で「きらめく水」という意味で、溶岩でできたアーチ状の岩や、波の侵食でできた洞窟、淡水の池など、さまざまな魅力がつまった公園です。2021年3月より入園が予約制となっており、2週間前から予約を受け付けています。駐車料金は1台につき10ドル、入園料は1人につき5ドルですが、3歳以下のお子さんは無料で入園できます。
マケナビーチ州立公園
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約1kmに渡るマウイ島一のビッグビーチ
マケナビーチ州立公園は、マウイ島最大級のビーチとして有名で、その長さは約1km。マケナビーチ&ゴルフ・リゾートに近く、観光客の数もそれほど多くないため、比較的ゆったりと静かに過ごせます。透明度の高い海ではシュノーケリングをしたり、日光浴やピクニックをしたりするなど、自分のペースで過ごせる公園です。カフルイ空港からは車で40分ほど、無料の駐車場も完備されています。波が高いため、子供の遊泳は禁止されているので注意してください。時期によっては鯨を見ることもできるそうです。
カラマ・パーク
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あらゆるスポーツができる施設を完備
カラマ・パークはキヘイ・タウン・センターの隣にある公園で、36エーカーもの広さを誇ります。しばしば、スポーツイベントや野外コンサート、フェスティバルなどが開催されるのが特徴のひとつ。サッカー、野球、バレーボール、スケートボード、テニス、バスケットボール、インラインスケートなど、さまざまなスポーツができる施設が整っています。カイルアビーチパークからは車で10分ほどの距離にあり、観光客も少ないため比較的のんびりと過ごせるでしょう。
ハワイ・ハワイ島にある人気の公園
ハワイ火山国立公園
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活火山を間近で見られるスポット
世界有数の活火山キラウエア火山があるハワイ火山国立公園は、最も安全に火山活動を見られる場所としても有名です。世界遺産地域にも登録されている公園内には、噴火口周辺を通るハイキングコースがあり、砂漠や熱帯雨林、ペトログリフなどを見ることができます。入園料は車の場合1台につき30ドル、徒歩の場合15ドル。公園内には閉鎖しているエリアもあるため、調べてから向かうのがおすすめです。ハワイ島ヒロ空港からは車で1時間ほどあればアクセスできます。
プウホヌア・オ・ホナウナウ国立歴史公園
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古代ハワイの聖地として有名な公園
コナ南部のホナウナウ湾にあるプウホヌア・オ・ホナウナウ国立公園。ハワイで最も神聖な史跡であり、ハワイの文化を深く感じられる場所として有名です。ここは古代ハワイでタブーを破った者が、罰から逃げるための聖地となっていました。「プウホヌア」は、ハワイ語で「避難」や「保護」という意味です。公園内には高さ3mのグレートウォールや神殿ハレ・オ・ケアヴェ・ヘイアウなどを見ることが可能。ハワイ島コナ空港からは車で50分ほどの距離にあります。
ハプナ・ビーチ州立公園
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全米一にも輝いた美しい白砂のビーチ
世界ベストビーチトップ10の常連で、白砂の美しいビーチで人気です。晴天の日が多いため、海水浴、シュノーケリング、日光浴、サップなど、どんなアクティビティにも最高のコンディションが整っています。冬になると波が高くなるため注意が必要です、入園料は1人につき5ドルで、駐車場は1台につき10ドル。シャワーなどの設備も整っているので、海でのアクティビティを楽しみたい方におすすめです。
ケカハカイ州立公園
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クリスタルブルーの海と白砂のビーチを楽しめる
ケカハカイ州立公園は、ハワイ島の北コナ海岸にあるビーチパークです。以前はコナコースト州立公園と呼ばれていました。主なビーチはマニニオワリベイ、マカラウェナビーチ、マハイウラベイで、透き通った青い海とヤシの木があるビーチが魅力的です。ケカハカイはハワイ語で「海岸線」を意味するそう。週末には地元の方がバーベキューを楽しみ、コナ空港に発着する飛行士を眺めて過ごすこともできます。
リリウオカラニ庭園
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ハワイにある本格的な日本庭園
ハワイ最後の統治者、リリウオカラニ女王にちなんで名付けられたリリウオカラニ庭園は、約12万㎡にもなる日本庭園です。ハワイ島のサトウキビ畑で働いた最初の日本人移民に敬意を表して1917年に開園しました。日系人の多いヒロ地域を象徴する公園で、赤い太鼓橋、石庭、仏塔、石灯籠、茶室など、日本人に馴染みのある建造物などを多く見ることができます。ヒロの中心部から車で5分ほどですので、アクセスも良好です。
ハワイ・カウアイ島にある人気の公園
ワイメア渓谷州立公園
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何百万年かけて造られた太平洋のグランドキャニオン
作家マーク・トウェインが「太平洋のグランドキャニオン」と称したワイメア渓谷を望む州立公園です。何百万年という歳月をかけて削られてできた深い渓谷をワイメア渓谷展望台より眺めることができるカウアイ島の観光名所のひとつ。自然が作り出した美しく荘厳な景色を一望したい方や、写真撮影が好きな方におすすめしたい観光スポットです。リフエ空港からは車で1時間15分ほどかかります。
ポイプ・ビーチ・パーク
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ハワイアン・モンクシールに出会えるかも
全米ベストビーチに選ばれたこともあるポイプ・ビーチ・パーク。日光浴をするハワイアン・モンクシールやウミガメ、ザトウクジラを見られるため、観光客のみならず地元の人にも人気の公園です。シュノーケルにもおすすめのビーチで、色鮮やかな魚を観察することもできます。リフエからは車で30分ほど。バーベキューをしたり、海水浴をしたり、それぞれの楽しみ方で過ごせる公園です。
リドゲート州立公園
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子連れにおすすめの州立公園
「カマラニ・プレイグラウンド」という吊り橋やスライダーなどの木製のアスレチックがあり、親子で楽しむことができるのがリドゲート州立公園。溶岩に囲まれた天然のプールは波が穏やかでライフガードが常駐しているため、シュノーケリング初心者や小さな子供でも安心してシュノーケリングを楽しめます。また、駐車場やシャワー、更衣室などの公園内の施設は原則すべて無料で利用可能。子連れの方でもゆっくり楽しい時間を過ごせる公園です。
コケエ州立公園
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野鳥観察やハイキングならここ!
コケエ州立公園は4000エーカー以上ある森と野生の花々に囲まれた公園です。公園内にはハイキングコースがあり、ハワイ固有の植物やアカハワイミツスイ、ベニハワイミツスイ、セキショクヤケイといった色鮮やかな野鳥の観察もできます。駐車料金は1台につき5ドルで、リフエ空港からは車で1時間以上かかります。公園にはコケエ博物館もあり、コケエ周辺で見られる植物、生物の展示やトレイルマップ、野鳥や植物のミニ図鑑などを販売している売店もあります。
ハワイ・モロカイ島にある人気の公園
カラウパパ国立歴史公園
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聖ダミアンの偉業を守る国立公園
昔ハンセン病患者を隔離していた場所で、1873年以降にベルギー人のダミアン神父がこの場所で献身的に患者のケアを行っていたことで有名です。当時ハンセン病居住地があった場所は、保存のために1980年に国立歴史公園として制定されました。こちらの公園には車で行くことができないため、カラウパパ空港からフライトで行くか、5キロ弱の道をハイキングするかのいずれかのアクセスです。
パラアウ州立公園
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パラアウ州立公園
パラアウ州立公園は、モロカイ島の中央北部にある森に囲まれた自然公園です。パラアウ州立公園の展望台からは高い場所からカラウパパの街並みが見下ろすことができ、カラウパパの地形が一目でわかります。キャンプやハイキングも楽しむことができ、カラウパパ公園の入口とも言える公園です。園内は芝生になっており、コアの木やユーカリの木のもとでピクニックなどをして過ごすこともできます。
ハワイ・ラナイ島にある人気の公園
フロポエ・ビーチパーク
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穏やかな海辺でバーベキューやシュノーケリングを
1997年、ビーチ博士と呼ばれたスティーブン・レザーマン博士から、全米ベスト・ビーチに選ばれたフロポエ・ビーチパーク。フロポエ湾は年間を通して穏やかで、シュノーケリングや海水浴に最高のスポットとして人気です。ラナイ島で唯一トイレやシャワーといった設備が整っているビーチで、朝にはイルカに出会うこともあるのだとか。バーベキューグリルやピクニックテーブルもそろっており、週末には地元の人々で賑わいます。
ドールパーク
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ドールパーク
かつてパイナップル栽培が盛んなことからパイナップルアイランドと呼ばれたラナイ島。そんなラナイ・シティの中心に位置する「ドールパーク」は、長方形の小さな公園で、ラナイ島のショップやレストランのほとんどがこの公園の周りに集まっています。パイナップルはありませんが、パインツリーに囲まれた芝生の広場でゆっくり過ごすことができます。子供用の遊具もあって、子連れの方にもおすすめの公園です。
ハワイの公園で過ごす穏やかなひととき
ハワイ観光の際にはぜひ立ち寄ってほしい有名な国立公園から地元の公園まで、ハワイ6島それぞれにいろんな公園があります。今回ご紹介した内容を参考に、ハワイの公園でゆったりした時間を過ごしてくださいね。