カウアイ島で大自然に触れる!おすすめ観光スポットと宿泊施設まとめ
ハワイ諸島の最北端に位置するカウアイ島は、大自然が広がる美しい島として観光客の人気を集めています。今回は、そんなカウアイ島について、おすすめしたい観光スポットやホテルについて詳しくお伝えしますので、カウアイ島旅行を考えている方はぜひ参考にしてください。
歴史と文化が息づく神秘的な島、カウアイ島
ハワイ諸島最古の島であるカウアイ島は、6島あるハワイ諸島において4番目に大きな島です。諸島の最北端に位置しており、その自然の豊かさから「ガーデンアイランド」とも呼ばれています。火山活動によって形成された直径約50kmの円型のその島は、島内の90%のエリアには車が立ち入れないほど手付かずの大自然が残った美しさ。長年にわたる雨風の侵食によってできたエメラルド色の渓谷や尖った山々、険しい崖、熱帯雨林などが魅力的で、他ではみられない豊かな自然は多くのハリウッド映画の舞台としても使用されています。自然を活かしたアウトドアアクティビティや秘境めぐりなど、カウアイ島でしかできない体験が人気です。
アクセス
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日本からカウアイ島への直行便はありません。まずはオアフ島のダホノルル国際空港へ向かい、国内線に乗り継いでカウアイ島のリフエ空港へ向かうのが一般的なアクセス方法です。ホノルル空港からリフエ空港までの所要時間は30分から40分ほど。1日に15往復以上の飛行機が就航しています。日本からカウアイ島までは、乗り継ぎ時間を含めると9時間から10時間ほどの所要時間です。
エリア別おすすめ観光スポット
カウアイ島にはいくつかエリアがあり、それぞれのエリアごとに特徴や魅力があります。大自然を堪能できるアウトドアアクティビティが楽しめるエリア、ショッピングや史跡巡りができるエリア、ヤシの木が立ち並ぶエリア、高級リゾートが広がるエリアなど、それぞれ楽しめるポイントが異なる島です。そんなカウアイ島の魅力をエリアごとにご紹介します。
ノースショアエリア
ノースショアは険しい山々やのどかなタロイモ畑、透明度の高いビーチ、断崖絶壁など、さまざまな美しい風景を楽しめるエリアです。カウアイ島の北部は降水量が多く、緑豊かなエリア。また、カウアイ島を象徴する名所ナパリ・コースト、自然保護区に指定されているキラウエア灯台、小さな港町であるハナレイ・タウンなど、いろいろな町を楽しむことができます。ノースショアまでは、リフエ空港から車でおよそ50分前後です。
カウアイ島の観光地といえば「ナパリ・コースト」
ナパリ・コーストはカウアイ島を代表する絶景スポットです。島の北西部約27kmにわたり、長い年月をかけて雨風や海水に侵食されて形成された海岸線には、海食洞や緑豊かな渓谷、いくつにも連なる荘厳な滝を見ることができます。ナパリ・コーストには車でいくことができないため、ハイキングまたは空や海からボートやヘリコプターで見学するツアーに参加しましょう。ボートでの見学では途中シュノーケリングができるツアーもあるそうです。
断崖絶壁にそびえ立つ「キラウエア灯台」
ハワイ最北端に位置するキラウエア灯台。1913年から稼働しており、記念撮影には最高のロケーションです。灯台周辺は海鳥を保護しているキラウエア国立野生動物保護区でもあり、冬場にはホエールウォッチングも楽しめます。サンゴに囲まれた真っ青な海と白い灯台のコントラストも魅力の一つ。リフエ市街からだと車で45分前後かかります。灯台までは車で行けないため、専用駐車場に停めて灯台まで歩いて向かいます。灯台の中は立ち入り禁止です。
のどかな町で文化を感じる「ハナレイ・タウン」
ハナレイ・タウンの入り口には1車線の道幅の狭い橋があり、対向車と譲り合って橋を渡るようになっています。そのため大型の観光バスは通れず、町の中は静かでのんびりとした雰囲気。ハナレイにはタロイモ畑や野生保護区を見渡すことができる展望台もあります。タロイモ畑や水田、ハナレイ川や広大な山々を一度に見ることができる展望台はハナレイでも人気の観光スポットです。街歩きが好きな人におすすめのハナレイ・タウンはリフエからは車で約50分のところにあります。
リフエエリア
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カウアイ島の玄関口であるリフエエリア。ホノルルから飛行機が到着するリフエ空港があるエリアで、カウアイ島の郡庁所在地でもあり政治や商業の中心地です。大型ショッピングセンターや、ローカルな商店、飲食店も豊富で、ハワイの歴史や文化を体感できる博物館や史跡もそろっています。空港近くにはクルーズシップの船着場もあるため、カウアイ島で一番人が集まる場所と言えるでしょう。
地元の味を楽しむ「カウアイコミュニティマーケット」
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カウアイコミュニティマーケットは毎週土曜日の午前9時30分から午後13時ごろまで開催されているファーマーズマーケットです。ハワイ大学のキャンパス内の駐車場にて行われ、カウアイで採れた野菜やフルーツの販売ブース、ローカルフードの屋台などが軒を連ねています。カウアイ名物のカウアイコーヒーも楽しめるほか、地元の名産品などカウアイ島でしか手に入らないものも販売しているため、お土産探しにもおすすめです。朝ご飯やお昼ご飯の代わりに食べ歩きをしても楽しめます。
ハワイの歴史を学べる「カウアイ博物館」
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カウアイ島やニイハウ島の伝統工芸の展示や地元のアーティスト、工芸家などを紹介しているカウアイ博物館。ハワイ諸島の地理や先住民の生活様式、キャプテン・クックのカウアイ島への上陸、移民の歴史など、ハワイやカウアイ島の文化や歴史を学ぶことができるスポットです。1960年に設立され、貴重な工芸品などの調査、分析、保存を行うとともに、次の世代へ歴史を伝えていく重要な役割を担っているカウアイ博物館では、専門ガイドによるガイドツアーも実施しています。
迫力満点の2本の滝「ワイルア滝」
ワイルア滝は、ワイルア川の南端にある2本の滝の名所で、古代ハワイアンの王たちが武勇を見せるため飛び降りていたとも言われています。25mほどの高さから落ちる滝は迫力満点で、とくに雨が降った後は水かさが増してさらに迫力が出るそう。水しぶきによって虹もよく見られるため、写真撮影にもおすすめのスポットです。リフエ空港からは車で15分ほどですが、近くの道路からも見学可能で、多くの観光客がリフエ空港について最初に訪れる観光スポットとなっています。
イーストサイドエリア
リゾートエリアに植えられたヤシの木立に由来して、ココナッツ・コーストと呼ばれているイーストサイドエリア。カウアイ島で最も人口が多い地域で、たくさんの商業施設や大小のホテルが立ち並んでいます。買い物客や観光客で街並みに活気が溢れているエリアですが、カヤックやボートツアー、ハイキング、シュノーケリングなど、自然を楽しめるアウトドアアクティビティが多いのも特徴です。
車では行けない神聖な「シダの洞窟」
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カウアイ島の東海岸に注ぐワイルア川周辺で最も有名な観光スポットがシダの洞窟です。先住民が最初に定住したワイレア川流域には、たくさんの史跡が残されており、シダに覆われたこの洞窟もそのひとつ。現在は州立公園として多くの観光客が訪れる人気スポットです。洞窟の中に入ることはできませんが、昔は王族の結婚式が行われ、一般市民は立ち入ることが許されないという神聖な場所でした。洞窟前の展望デッキではフラダンスも披露されています。遊覧ボートでのみ向かうことができる場所です。
親子で遊べる「リドゲート州立公園」
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ワイルア川の南に位置するリドゲート州立公園には、「カマラニ・プレイグラウンド」という吊り橋やスライダーなどの木製のアスレチックがあり、親子で楽しむことができる観光スポットです。溶岩に囲まれた天然のプールは波が穏やかなため、シュノーケリング初心者や小さな子供でも安心してシュノーケリングを楽しめます。また、駐車場やシャワー、更衣室などの公園内の施設は原則すべて無料で利用することが可能です。ライフガードも常駐しており、子供連れの方にぜひ訪れてほしい観光スポットと言えるでしょう。
おみやげを買うなら「カパア タウン」
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カウアイ島でショッピングを楽しむなら、カパアタウンがおすすめです。キニポポ・ショッピング・ビレッジというレストランやショップが立ち並ぶエリアも人気で、アロハシャツ、アート、ジュエリーなど地元のお土産がたくさんそろっています。カパアタウンでは水上スキーやカヤックレンタルの手配も可能で、ウォーターアクティビティに必要なものもすべてここで用意することが可能です。家族や友人、自分へのお土産を買うなら、ぜひカパアタウンへ行ってみてください。カラフルでレトロな街並みは、歩くだけでも楽しめます。
ウエストサイドエリア
ウエストサイドはカウアイ島で一番古い史跡があり、どこを切り取っても絵になるようなノスタルジックな街並みが魅力的なエリアです。大自然を体感できる渓谷や、ギャラリーやショップが立ち並ぶアートの中心地であるローカルタウン、全米No.1の生産量を誇るコーヒー農園など、さまざまな魅力を一度に体験できます。
太平洋のグランドキャニオンと称される「ワイメア渓谷」
作家マーク・トウェインが「太平洋のグランドキャニオン」と称したワイメア渓谷。カウアイ島の観光名所のひとつで、何百万年という歳月をかけて削られてできた深い渓谷をワイメア渓谷展望台より望むことができます。展望台の先にはカララウ展望台があり、ナパリ・コーストの中でも一番大きなカララウ渓谷を眺望することが可能。自然が作り出した美しく荘厳な景色を一望したい方や、写真撮影が好きな方におすすめしたい観光スポットです。
ポップな街並みを楽しむ「ハナペペ・タウン」
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ハナペペ・タウンはカウアイ島のアートの中心地として多くのギャラリーやショップが立ち並ぶエリアです。かつてはカウアイ島でもっとも活気のある町のひとつとして栄えており、ここ100年ほど変わらない街並みがレトロポップで歩いているだけでも楽しめます。数々の映画のロケ地やモデルにもなっているハナぺぺ・タウン。町の入り口にはスリル満点のハナペペ・スインギング・ブリッジがあり、インスタ映えするフォトスポットもたくさん見つけられるでしょう。
生産量米国No.1のコーヒー農園「カウアイ・コーヒー・エステート」
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カウアイ・コーヒー・エステートは世界各国から旅行者が訪れる人気のコーヒー農園です。アメリカ合衆国においてコーヒーの生産量No.1を誇り、その生産量はハワイのコナコーヒーよりも多くなっています。カウアイ・コーヒー・エステートでは無料の農園見学ツアーや焙煎見学、コーヒーの試飲などを楽しむことが可能。コーヒー豆などのお土産も販売しており、カウアイ・コーヒー・エステートのロゴを印刷したマグカップやトートバッグなども人気です。リフエ空港からは車で30分程度で到着します。
カウアイ島のアクティビティとエンターテイメント
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それぞれのエリアごとに特徴があり、ショッピングや食事、観光など、さまざまな体験ができるカウアイ島。それだけではなく、美しい海に囲まれたこの島ではたくさんのアクティビティやエンターテイメントを楽しめます。カウアイ島で体験できるアクティビティやエンターテイメントについて、詳しく見ていきましょう。
ハイキング・トレッキング
ハワイ原始からの大自然が広がるカウアイ島では、ハイキングやトレッキングといった自分の足で見て回るアクティビティも大変人気です。ウエストサイドエリアでナパリ・コーストを一望できるカララウ渓谷、イーストサイドエリアのワイメア渓谷など、各所にハイキング・トレッキングコースがあります。トレッキングが初めてという方には初心者向けのコースが設定されている場所もあり、本格的な装備がなくても楽しめるアクティビティです。
ゴルフ
カウアイ島には大きなゴルフ場いくつかがあります。アメリカのゴルフ雑誌のリゾートコースランキングで常に上位にランクインしている「カウアイ・ラグーンズ・ゴルフクラブ」や、谷やジャングルがある難易度の高いコースで有名な「プリンスビル・ザ・プリンス ゴルフアンドカンパニー」など、個性的なコースがそろっているのが特徴です。
ヘリコプターツアー
カウアイ島の大自然が織りなす絶景を一度に楽しみたい方におすすめしたいのが、ヘリコプターツアー。断崖絶壁のナパリ・コーストやワイメア渓谷、数々の滝など、上空から鑑賞できます。天候や季節によっては虹や、海の中のイルカの群れが見られるなど、ここでしか体験できない感動を味わうにはおすすめのツアーです。
クルーズ
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カウアイ島の美しい海やサンセットを堪能したいなら、クルーズツアーがおすすめです。季節によってはイルカやウミガメ、ザトウクジラにも出会うことができるそう。カウアイ島で一番の人気観光地、ナパリ・コーストでのクルーズが大変人気で、綺麗な夕日を見ながらクルーズを楽しむこともできます。
シュノーケリング
カウアイ島の透き通った海を心ゆくまで堪能したいならシュノーケリングがおすすめです。色鮮やかな魚たちと一緒に泳げますし、透明度の高い海では運が良ければウミガメに出会うこともあるのだとか。シュノーケリングで人気なのはナパリ・コーストや、カウアイ島南部にあるポイプビーチなどです。
カウアイ島の人気ホテル
自然豊かでさまざまなアクティビティが楽しめるカウアイ島。カウアイ島でしか味わえない感動体験を終え、観光やアクティビティに疲れたらホテルでゆっくり休みたいですよね。そんなカウアイ島でおすすめのホテルをご紹介します。
グランド ハイアット カウアイ
カウアイ島南部のポイプ地区に位置する5つ星リゾートホテル、グランド ハイアット カウアイ。各部屋にはケーブルテレビ、冷蔵庫、大型ワークデスク、大理石の専用バスルームなどが備わっています。敷地内にはプールや滝、ウォータースライダーなど、宿泊するだけでも楽しめる施設が少なくありません。予算は部屋のグレード等によって7~15万円程度です。
マリオッツ カウアイ ビーチ クラブ
カウアイ島南東の海岸沿いにあるマリオッツ カウアイ ビーチ クラブには、屋外プールやジャグジー、フィットネスセンターなどが完備されています。各部屋にはフルキッチン、洗濯乾燥機、薄型テレビなどが備わっており、1泊7万円前後にて宿泊が可能です。
アストン アイランダー オン ザ ビーチ
イーストサイドのココナッツエリアにあるアストン アイランダー オン ザ ビーチ。低層のリゾートホテルで、オーシャンフロントのプール、コインランドリー、ホットタブなどの設備があります。5万円前後で宿泊できることが多いようです。
カウアイ島を満喫するなら何日必要?
カウアイ島は直径約50kmとそれほど大きな島ではありません。そのため、1泊でも主要な観光スポットは楽しめますが、アクティビティやいろんなエリアを回って満喫したいなら最低でも2泊以上確保するのがおすすめです。最後に、カウアイ島で3泊5日する場合のモデルプランをご紹介します。
モデルプラン
3泊5日でカウアイ島を回るには、レンタカーがあると便利です。
ホノルルからの直行便には午前中に乗り、リフエ空港でレンタカーを借りましょう。
1日目はリフエ周辺を回って博物館やワイルアの滝などへ足を運んでみるのがおすすめ。
2日目と3日目は主要な観光スポットであるナパリ・コーストや、ワイメア渓谷、シダの洞窟などを観光し、シュノーケルやハイキング、ボートツアーに参加するのも良さそうです。
観光ついでにお土産購入も済ませれば、最終日に慌てずにゆっくり帰国準備ができるでしょう。
カウアイ島で夢のような休日を
ハワイ原始の自然が残るガーデンアイランド、カウアイ島。観光はもちろん、ショッピングやアクティビティまでたくさんの思い出作りができる美しい島です。今回ご紹介した内容を参考に、カウアイ島の魅力を心ゆくまで堪能できる休日プランを考えてみてくださいね。