ハワイを楽しむための地図ガイド。ハワイ諸島の位置関係と主要エリア解説

ハワイを楽しむための地図ガイド。ハワイ諸島の位置関係と主要エリア解説

公開日:2023.06.10
更新日:2024.07.01

ハワイといえばオアフ島が最も有名ですが、実はハワイ州には約132もの島々が存在します。それらを大きく分けると主要8島に分かれていますが、実際に観光で訪れることができるのは6島のみ。 こちらの記事ではオアフ島を中心に、ハワイ諸島について解説していきます。

オアフ島以外の島

カウアイ島

島の特徴

カウアイ島はハワイ諸島で4番目の大きさの島で、別名「ガーデンアイランド」とも呼ばれています。 ハワイ諸島で最古のカウアイ島は長年に渡る風雨による侵食でできたエメラルド色に輝く谷と鋭くとがった山々、険しい崖に囲まれています。 

なんといっても最大の魅力は広大な自然にあります。

日本からのアクセス

カウアイ島へは日本からの直行便がないため、ホノルルで国内線に乗り継ぎ、カウアイ島リフエ空港へ向かうのが一般的です。

photo by @hello_mytravel / instagram

リフエ

空港や主要都市からのアクセス

カウアイ島の主要空港「リフエ空港」があるのが、ここリフエです。 

エリアの特徴

リフエはカウアイ島の政治と経済の中心地、そして文化と歴史に彩られた町です。大型ショッピングセンターやローカル色漂う商店、飲食店も豊富です。 

その地域にある観光スポット

テレビシリーズ「ファンタジーアイランドにも登場した有名スポットといえば「ワイルア滝」が有名です。他にも美しいビーチや、カウアイ島の歴史を学べるミュージアム「カウアイ博物館」などがあります。

カパア

空港や主要都市からのアクセス

リフエ空港からカパアまでの距離は、約11km。車で約15分ほどの距離になります。 

エリアの特徴

ハワイ州カウアイ島のカパアは東海岸にある古き良き町です。昔ながらのハワイを感じる風情のある建物が残っています。

その地域にある観光スポット

美しいビーチが特徴。カパアのホテルは、ほとんどがビーチ沿いにあるため客室からの眺望も抜群です。  

モロカイ島

島の特徴

フラダンス発祥の地で知られているモロカイ島。ハワイ先住民の血をひく人々が多く住む島といわれており、大地への愛情「アロハ・アイナ」スピリットを感じるハワイの伝統文化が今でも息づいています。人の手が加えられていない豊かな自然がたくさん残っている魅力的な島です。

日本からのアクセス

日本からは直行便がない為、オアフ島のホノルル空港で国内線に乗り継ぐ必要があります。ホノルル=モロカイ島の路線は、それほど便数が多くないため旅程を組む際はご注意を!

photo by @sixislands / instagram

カウナカカイ

空港や主要都市からのアクセス(車の場合)

モロカイ空港からは約15分ほど 

エリアの特徴

モロカイ島の中心地であり、唯一の街。大きさは歩いてすぐに1周できるほどの小さな町です。信号もなく1900年代初頭と同じような時が流れています。

その地域にある観光スポット

古き良きハワイを感じられる街。観光客向けのお土産屋さんなどはほとんどありませんが、住民たちが買い物に来るスーパーマーケットや、レストランなどがあります。 

ラナイ島

島の特徴

ハワイ州で最も人口の少ない島、ラナイ島。人口はわずか3,000人といわれており「ハワイ最後の楽園」と呼ばれています。モロカイ島と同様に手つかずの自然がたくさん残っており街には信号が一つもありません。

日本からのアクセス

日本からは直行便がない為、オアフ島のホノルル空港で国内線に乗り継ぐ必要があります。ホノルル国際空港からは飛行機で約30分で到着します。

photo by @sixislands / instagram

ラナイシティ

空港や主要都市からのアクセス(車の場合)

ラナイ空港からは約10分ほど

エリアの特徴

1900年初頭にパイナップル産業で発展を遂げた町。プランテーション時代からそのままの形を残すプランテーションハウスが立ち並んでいます。

その地域にある観光スポット

町の中心部には、地元アーティストの作品を展示するギャラリーやショップ、カフェ、マーケットなどローカルからも愛されるお店が集まっています。また高級リゾートホテル「フォーシーズンズ リゾート ラナイ」があるのも、このエリアです。

マウイ島

島の特徴

マウイ島は、ハワイの6つの島の中で2番目に大きい島です。かつてのハワイ王国の首都「ラハイナ」があるマウイ島西部。歴史ある街並みや大自然を残しつつ、豪華なビーチリゾートやショッピングモールもあるため、広大な自然と観光の両方を楽しむことができます。

日本からのアクセス

日本からは直行便がない為、オアフ島のホノルル空港で国内線に乗り継ぐ必要があります。ホノルルからマウイ島へは30分ほどで到着します。

photo by @fuwaritabibeat / instagram

カフルイ

空港や主要都市からのアクセス

マウイ島のメイン空港「カフルイ空港」から、カフルイタウンまでは約4km。車で6分ほどの距離となっています。

エリアの特徴

ほどよいローカルさを感じられるのどかな街並みが特徴です。カフルイのすぐ近くにはカフルイ湾があり、周辺にはホテルが数件並んでいます。このあたりのホテルからはオーシャンビューが楽しめます。

その地域にある観光スポット

マウイ島で最大規模を誇るショッピングモール「カアフヌマ」があります。100以上のレストランやショップ、エンタメ施設などが揃っていてとても便利。日曜にはフラショーなどのイベントも開催されています。

ハワイ島

島の特徴

ハワイ諸島の中でも最も新しく広大な島。 世界でも活発な火山の一つキラウエア火山、 美しい黒砂ビーチなどが有名です。

日本からのアクセス

日本からの直行便も就航しています。成田からハワイ島・コナまでの飛行時間は、行きは平均7時間50分、帰りは平均8時間45分です。

photo by @camp_toshi / instagram

カイルアコナ

空港や主要都市からのアクセス

コナ国際空港はハワイ島西端、カイルア・コナから約11km北に位置しています。空港から市内カイルア・コナまでは車で約20分ほどの距離になります。

エリアの特徴

カメハメハ大王が晩年を過ごした地として知られています。海岸沿いにリゾートホテルが立ち並ぶハワイ島西部の商業・観光の中心地です。 

その地域にある観光スポット

「宇宙に1番近い場所」との異名を持つマウナケア山が有名です。ハワイ島を構成している火山のひとつで、標高が4,205メートルあるハワイで最も高い火山となっています。 

天文台や望遠鏡がある山頂では満点の星空が見られる確率が高いことで知られています。レンタカーでは山頂へ行けないので、ツアー参加がおすすめです。

注意点は年間平均気温が13.9℃と大変低いこと。日本でいうと12月上旬くらいの寒さです!しっかりと防寒対策を行って参加してくださいね。

ヒロ

空港や主要都市からのアクセス

日本からヒロへの行き方は、ホノルルで国内線に乗り換えるのが一般的となっています。ホノルルからの飛行時間は約50分です。 

先述したコナ空港からヒロへ車で向かう場合は、約1時間30分~2時間くらいの距離となっています。ドライブを楽しみながら周遊するのもおすすめです。

エリアの特徴

ハワイ島の首都であり、観光名所でもあるヒロには素敵なホテルやコンドミニアムがあります。ノスタルジックでカラフルな街並みが有名です。

その地域にある観光スポット

ホテルやレストラン、ショップなどがたくさんありますので街歩きがおすすめです。自然を楽しみたい方は、滝に虹がかかる幻想的な「レインボー滝」や、火山島が生んだ神秘の黒砂ビーチ「アイザック・ヘイル・ビーチ・パーク」などもあります。

 

ハワイ諸島の位置関係を知る

それぞれに異なる魅力がある、ハワイ6島。こちらの記事が、ハワイ旅行を計画する際の参考になれば嬉しいです。