
ハワイで有名なライオン コーヒーとは?工場見学から限定商品まで徹底紹介
ハワイのお土産の定番商品としても知られるライオンコーヒーについて、お勧めの商品や工場見学ツアーについてご紹介します。
ハワイで愛されるライオンコーヒーの歴史
ハワイのお土産アイテムの定番であるライオンコーヒーはハワイ各地のABCストアをはじめ、様々なお店で販売されています。赤いパッケージとライオンのキャラクターでハワイ好きの方にはお馴染みのコーヒーですよね。そんなライオンコーヒーの歴史をご存じですか?
160年の歴史:オハイオからハワイへの軌跡
ライオンコーヒーは実はハワイではなく、160年前にアメリカのオハイオ州で誕生しました。当時は家庭でコーヒー豆を焙煎する必要があったのですが、ライオンコーヒーは機械焙煎のコーヒーを市場に投入したことで多くの人たちに知られるようになりました。その後、世界恐慌や競合企業のスパイ活動により、一時期40年以上もコーヒーの販売が停止していたそうです。1979年にハワイで事業を立ち上げたかった新オーナーがライオンコーヒーの商標を取得し、現在に続いています。ライオンのロゴは、その王者のイメージと家族を大切にする姿勢を象徴しています。
コーヒー部門で7年連続ハワイNo.1
ハワイの新聞「ホノルル スター アドバタイザー」による毎年読者投票にて選ばれる「Hawaii’s Best(ハワイズ ベスト)」にて、ライオンコーヒーはコーヒー部門で7年連続の第1位!どれだけハワイの人たちに親しまれているコーヒーかわかると思います。
ライオンコーヒーの人気商品と魅力
ライオンコーヒーの中でも特に人気の商品があります。ハワイ土産として絶対に買って帰りたいライオンコーヒーならではの人気商品とその魅力とは?
おすすめフレーバー:バニラマカダミア
ライオンコーヒーの中でも特に人気の商品といえば美味しいフレーバーコーヒー!バニラやマカダミアナッツ、キャラメル、チョコレートなど独自に開発された香りがミックスされたコーヒーは飲みやすくとても美味しいことで知られています。特にバニラマカダミアは一番人気のフレーバーで、バニラの優しく甘い香りとマカダミアナッツの香ばしさを感じられます。ハワイの航空会社やホテル、ファーストフード店やコンビニエンスストアでもライオンコーヒーは提供されているので、この香りでハワイを思い出すという方も多い商品です。
コナコーヒーを販売
ライオンコーヒーを販売している「ハワイ コーヒー カンパニー」は、その他に「ロイヤル コナ」というブランドを扱っています。「ロイヤル コナ」は、1969年にハワイ島コナ地区で誕生し、コナコーヒーとして世界中で愛飲され、「ハワイ コーヒー カンパニー」はコナコーヒーを世界で一番多く焙煎している会社でもあります。
カリヒのライオンカフェ|ハワイ現地でしか味わえない
オアフ島のカリヒ地区にはライオンコーヒーのカフェがあります。観光地にあるわけではありませんが、わざわざファンが訪れるほどの人気で、ライオンコーヒーが好きな方なら一度は訪れたい癒しの空間です。
ライオンカフェの概要
ワイキキから車で30分ほどのカリヒ地区にあるライオンコーヒーの焙煎工場に併設されているライオンコーヒーの直営カフェ。美味しいコーヒーはもちろん、コーヒーを使ったドリンクやペイストリーなども楽しめます。オリジナルのロゴアイテムが数多く揃っているので、お土産探しにもぴったりです。ライオンコーヒーのデザインが施されたカップでドリンクを楽しめることも嬉しいですね。
店舗名 |
ライオン コーヒー/ライオン カフェ アンド ジェネラルストア |
住所 |
1555 Kalani St, Honolulu, HI 96817 |
電話番号 |
808-843-4294 |
営業時間 |
6:30~15:00 |
定休日 |
祝日 |
公式サイト |
コーヒードリップ講座で貴重な体験
ライオンコーヒーではワークショップに参加することができます。こちらのワークショップでは、美味しいドリップコーヒーの淹れ方を日本語で学べるとあって、旅行客の方にもおすすめです。コーヒーの豆知識なども教わりながら美味しいコーヒーを飲むことができますよ。参加費は1人$20で、自分たちで淹れたコーヒーと非売品のコースターのお土産が含まれます。(要予約)
お土産におすすめの限定品
ライオンコーヒーの直営カフェでは、ライオンコーヒーの種類も豊富に揃っていますが、ここでしか買えないオリジナルの限定トートバッグの他にグラスやマグカップなども販売されています。キーチェーンやステッカーなど小さなものはお土産にも最適です。頭にハクレイ(花冠)をつけたライオンのグッズはハワイ好きな方にとても喜ばれるお土産だと思います。
ライオンカフェで工場見学も楽しめる
ライオンコーヒーの直営カフェの隣には焙煎工場があり、工場見学のツアーに参加することもできます。興味のある方は予約方法や注意事項をぜひチェックしてみてください。
工場見学の魅力
ライオンコーヒーの焙煎工場で実施されている日本語による工場見学ツアーでは、ライオンコーヒー2種のサンプリングができ、参加した人は非売品のキーホルダーをもらうことができます。ライオンコーヒーの歴史を学び、工場でどのようにコーヒーが焙煎されているかを見学することができる約1時間のツアーは参加可能年齢が12歳以上です。ハワイ好き、コーヒー好きの方はもちろんですが、夏休みに家族旅行をされる方はお子様の自由研究にもいいのではないでしょうか。
工場見学の予約方法
ライオンコーヒーの工場見学は公式サイトからオンライン予約をします。最大参加可能人数は1回のツアーにつき6名、完全予約制でひとり$10です。毎週火曜日と木曜日の午前10時と午後1時に開催されています。ハワイ旅行の日程が決まったら、早めに予約をしておきましょう。
工場見学の注意事項
ライオンコーヒー焙煎工場は食品の工場ですので、見学の際は色々と注意することがあります。携帯電話を含む手荷物は鍵のかかるロッカーに預ける必要があり、アクセサリーや腕時計も外してロッカーに入れます。頭にはヘアネット、ひげのある方はひげカバーの着用、サンダル等のつま先の出ているデザインのものを着用している方はフットカバーも着用します。タンクトップやキャミソールの方は上着を羽織りましょう。
工場内は情報管理の観点から、写真撮影機器の持ち込み&使用が禁止されています。足元が悪い箇所もあるため、車いす、ベビーカー、杖等での参加はできませんし、高いヒールなどもやめた方がいいでしょう。工場内では必ず係員と共に行動して指示に従ってください。
ハワイのライオンコーヒーでよくある質問
ハワイのコナコーヒーはなぜ高い?
コナコーヒーは、栽培に手間と時間がかかり、育てられる場所も限られているために生産量が極端に少なく、手摘み作業などの人件費もかかるため、他のコーヒーと比べて価格が高くなります。ハワイ島のフアラライ火山とマウナロア火山の西斜面に広がっている限られた地域で栽培されるコナコーヒーの生産量は、世界のコーヒー総生産量の1%以下と希少性が高く、理想的な火山性土壌と完璧な標高、そして定期的な降雨量など様々な条件が重なった世界でも最高級のコーヒーと言われています。
世界三大コーヒーとは?
「世界三大コーヒー」とは、タンザニアのキリマンジャロ、ジャマイカのブルーマウンテン、ハワイのコナのコーヒーのことを言います。
キリマンジャロコーヒーは、アフリカのタンザニアにあるキリマンジャロ山の中腹で栽培されるコーヒー豆で、コクと酸味のバランスが良く、柑橘系フルーツのような甘みも感じられます。
ブルーマウンテンコーヒーは、ジャマイカのブルーマウンテン山脈で栽培されるコーヒー豆で、マイルドでバランスの取れた風味で飽きのこない味わいです。
コナコーヒーは、ハワイ島のコナ地区で栽培されるアラビカ種のコーヒー豆で、えぐみや癖がないマイルドな口当たりが特徴です。
ライオンコーヒー好きなら必ず行くべき!ライオンカフェで1日まったり楽しもう
ライオンコーヒーが好きな方なら、工場見学もお買い物も、そしてカフェタイムも満足すること間違いなし!ワイキキから少し足を伸ばしてライオンコーヒーのカフェで楽しみましょう。