マウイ島の最高峰「ハレアカラ」の魅力とは？おすすめツアーも必見
マウイ島のハレアカラ国立公園内にあるハレアカラ山は、世界中から多くの観光客が訪れる人気スポットです。今回は、ハレアカラの魅力や見どころをはじめ、おすすめの時間帯、人気のツアーなどについてもたっぷりご紹介します。素晴らしい景色を見てみたい、別世界にいるような気分を味わいたい、日常を忘れたいという方は必見です。
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マウイ島の最高峰火山「ハレアカラ」
ハワイ州マウイ島にあるハレアカラ山は、標高3,055mのマウイ島最高峰の火山で、世界最大級といわれる休火山です。古くから神聖な山として、マウイの人々に崇められてきました。
最後の噴火は1790年代に起こった可能性が高いと考えられています。現在は、マウイ島のシンボルとして多くの観光客が訪れる人気の観光スポットです。幅の広い道路が山頂まで続き、道路も舗装されているのでレンタカーで訪れるのもおすすめです。多くの絶滅危惧種の動物や珍しい植物などを見ることもできます。
山頂に行くまでには、途中で3ヶ所のビジターセンターがあるので、高山病を予防するためにもビジターセンターに立ち寄りつつ、時間をかけてドライブして行くのが良いでしょう。ビジターセンターでは、ハレアカラで見られる動植物やハイキングルートなど、さまざまな情報を得ることもできます。
ハレアカラ山を有する「ハレアカラ国立公園」
ハレアカラ山の周囲は、面積約120K㎡のハレアカラ国立公園となっています。山頂まで車で行けるアクセスの良さが魅力です。さまざまな自然と触れ合うことができ、近代的な日常とは異なる風景を満喫できます。
入園料（3日間有効）は、車1台につき$30です。24時間・年中無休ですが、午前3～7時の間に入園する場合は、入園予定日の60日前から可能な事前予約が必要になります。予約料金は入園料とは別で車1台につき、$1.00です。車は個人の乗用車でもレンタカーでも構いません。入園の際には、予約の領収書の提示と予約者本人の身分証明書が必要です。
「ハレアカラ」のハワイでの意味
ハレアカラは、ハワイ語で「太陽の家」という意味で、古代から人々に神聖な場所として大切にされています。毎朝、山から太陽が出てくることから、家という表現を使ったのでしょう。ハレアカラには太陽にまつわる伝説があります。半神半人の「マウイ」は、太陽が早く通り過ぎることを人々が憂いているという話を聞きました。そこで、ハレアカラ山頂に昇ってきた太陽をロープで捕まえ、ゆっくりと進むように説得した結果、太陽はゆっくり進むようになったといわれています。
一度は体験したい。ハレアカラの魅力
頂上にある展望台からのパノラマビュー
頂上にある展望台からは、マウイ島が360度パノラマビューで見渡せます。眺望が素晴しいだけではなく、眼下には雲海が広がり、月面のようなクレーターの景色も見られるので、日常では決して見られない神秘的で美しい風景を堪能できるでしょう。ハレアカラ山は、パワースポットとしても有名です。立っているだけでパワーをもらえるような感覚を味わえます。頂上付近では「銀剣草」という珍しい植物を見ることもできます。
サンライズ・サンセットビュー
明け方のサンライズと夕方のサンセットの時間帯は特に人気です。特にサンライズの時間帯は、観光客のみならず地元の方も集まります。山頂を包み込むような雲海からゆっくりと太陽が現れ、クレーターを鮮やかなオレンジ色に変化させていく様子は、言葉では言い表せないほどの美しさです。不思議なパワーも感じられるでしょう。
昼間や深夜にも違った景色を楽しめる
サンライズやサンセットの時間帯は素晴らしい様子が見られますが、昼間は雄大な景色を堪能でき、サンセット後には満天の星も楽しめます。雲の上にあるハレアカラ山頂ならではの別世界のような荒野は必見です。ただし、標高3,055mの頂上は、マウイ島といえども寒いので羽織り物を持って行くなどの防寒対策を行いましょう。特に深夜に星空を観察するなら寒さ対策は必要です。
月面かのようなクレーター
山頂では、赤い岩肌が印象的な浸食された地形「ハレアカラクレーター」が見られます。特有の赤土の地面は「スライディングサンド」いう砂の波紋が見られるので、月面を訪れたような気分になれます。不思議な風景を活かし、1968年には映画の撮影地としても使われました。クレーターでは、山道を駆け降りる体験もできます。
山頂前には、鉄分が多い火山岩の地場「マグネティックピーク」もあり、エネルギーが高いスポットとしても有名です。ただし、電磁波を放出しているので立ち入り禁止となっています。
アクティビティで楽しむ！ハレアカラのおすすめツアー
日の出鑑賞・夕日鑑賞ツアー
photo by @asa_raviar / Instagram
ハレアカラ国立公園のツアーで特に人気なのは、素晴らしい景色を堪能できる日の出鑑賞ツアーや夕日鑑賞ツアーです。日の出鑑賞ツアーは日の出前に出発し、赤い台地が朝日を浴びて、藍色からオレンジ色へ変化する時間を堪能できます。早起きが得意な人におすすめのツアーです。夕日鑑賞ツアーは多くの場合、午後からの出発で星空観察とセットになっていることが多いようです。
遊覧飛行ツアー
photo by @bluehawaiianhelicopters / Instagram
ヘリコプターによる遊覧飛行で、マウイ島やモロカイ島周辺などの名所を周るツアーです。海岸線や熱帯雨林を上空から眺められ、陸路では見られない風景に出会えます。地上からは行くことのできない秘境の滝など、ハワイならではの大自然も存分に楽しめるでしょう。
クレーターハイキングツアー
ハレアカラ国立公園の散策・ガイディングができるのは、限られた会社のみです。クレーターなどのハイキングツアーでは、豊富な知識を持つローカルガイドの案内で頂上やクレーターに沿ったハレアカラの散策ができます。ツアーによって時間帯が選べるので、運がよければサンセットの美しい景色も堪能できるでしょう。景色を堪能できるだけではなく、ハワイの歴史や人々の考え方なども学べます。
サイクリングツアー
ハレアカラ山を自転車で一気に駆け降りることができるツアーも人気です。出発地点までは車で連れて行ってくれるので、上り坂で苦しむこともありません。広大な景色を堪能しながらダウンヒルを爽快に駆け降りるサイクリングが楽しめます。多くのツアーでは、年齢や身長・体重制限、服装などの注意事項があるので、参加する前はよく確認しましょう。
ハレアカラへの行き方・アクセス
観光客がハレアカラ国立公園に行く場合は、ツアーかレンタカーを利用する2つの方法があります。レンタカーで行く場合は、以下の手順で行くのが良いでしょう。
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36号線（ハナ・ハイウェイ）
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37号線（ハレアカラ・ハイウェイ、クラ・ハイウェイ）
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377号線（ハレアカラ・ハイウェイ）
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378号線（クレーター・ロード）
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ハレアカラ国立公園・入口
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378号線（クレーター・ロード）
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山頂到着
カフルイ空港からは、約1時間30分～2時間30分で行けます。一気に山頂まで行くと、高山病になる恐れもあるので、時間に余裕を持ち、休憩を取りながら行くと良いでしょう。山の中腹を過ぎるとガードレールがなかったり、崖が続いていたりするので注意が必要です。
絶景を楽しむハレアカラは一度訪れたい！
ハレアカラでは、普段見ることができない別世界のような景色が見られます。時間帯によっても違った魅力があるので、訪れる時間帯によって素晴らしい景色を堪能しましょう。ハレアカラは有名なパワースポットでもあります。ぜひ訪れて、景色と共に自然からのパワーも感じましょう。