ハワイの出雲大社を解説!由緒・ご利益・御朱印についてチェック

ハワイの出雲大社を解説!由緒・ご利益・御朱印についてチェック

公開日:2024.06.01
更新日:2024.06.13

ホノルルのダウンタウン近く、ワイキキからはアクセスがいいとは言えない場所でありながら、ハワイ旅行中に訪れる人が多い観光スポットにもなっているハワイ出雲大社。歴史や参拝方法、行き方などを詳しくご紹介します。

出雲大社ハワイ分院の由緒・歴史

元年者と後に呼ばれるハワイに日本からの一団が最初に渡ったのは明治元年の1868年。1885年には最初の官約移民が日本からハワイに到着。その後ハワイに来た移民たちは、出雲大社の信仰圏である広島県や山口県など出身者が多くいたことから、1906年に神職 宮王勝良氏が初代ハワイ出雲大社分院長を務める為にハワイ入りし、日系移民への神道布教の為に出雲大社教会所が開設されました。

1941年には第二次世界大戦の開戦でアメリカ政府により宗教活動の停止や財産の没収、神職の身柄拘束などの被害を受けましたが、終戦後には10年間に及ぶ法廷闘争の末に勝訴、社殿の移築修理が行われました。

ハワイ分院の主祭神

ハワイ出雲大社の主祭神は大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)と ハワイ産土神です。

大国主大神様は「因幡の白兎」にもあるように、とても優しくて相手を思いやる気持ちの強い、懐の深い神様なんだそうです。出雲大社は縁結びの神様と言われますが、元は福の神、生活に必要なものを揃えてくれる親のような神様と言われています。縁結びとは男女の縁のことだけでなく、仕事との縁、健康との縁など幸せにつながるご縁のことを指すものだということです。

主祭神の他に、沖縄県出身移民の氏神として沖縄神社・波上宮・普天満宮の分霊、後に恵美須神社、ワイアナエ氏神、稲荷神社・祖霊社も合祀されています。

ハワイに建てられた理由

ハワイに出雲大社が建てられた理由は日本からハワイに移住した日本人の移民のためです。サトウキビ農園や製糖工場で働く労働者を確保するために1830年ごろよりアジアからハワイへ移民が始まり、中国やポルトガルなどさまざまな国からの移民がハワイにはいましたが、日本からの移民が最多でした。日系移民への神道布教のために、出雲大社教会所が開設されました。

日本の出雲大社との違い

photo by Adobe

ハワイの出雲大社には島根県にある本院の祭神である「大国主大神」に加えて「ハワイ産土神」も祀られています。狛犬にレイがかけられていたり、ハワイらしいお守りが売られているところも日本との違いです。また、お賽銭は日本円ではなく米ドルが推奨されています。

 

出雲大社ハワイ分院の参拝方法・ご利益

ハワイの出雲大社で実際に参拝する時の作法やご利益についてご紹介します。間違っていても注意されることはありませんが、マナーとして確認しておきましょう。神主さんがいる場合はその場で参拝方法を教えていただける場合もあります。

 

参拝方法

  1. 手水舎で手を洗います。水がチョロチョロと出ている場合もありますが、水が止まっている場合は設置してある殺菌ジェルを使用します。備え付けのペーパータオルで手を拭きます。
  2. 鈴を鳴らします。
  3. 賽銭やお供えをする。
  4. 二礼、四拍手、一礼の順でお祈りします。

神主さんがいらっしゃる場合は、出雲大社に伝わる神語「さきみたま、くしみたま、まもりたまい、さきはえたまえ(幸魂、奇魂、守給、幸給)」と唱えていただけます。

 

ご利益

出雲大社は縁結びの神様として有名ですが、ハワイの出雲大社には日本の神様とハワイの神様も祀られているため、縁結びだけに関わらずご利益が2倍あるのではと言われているそうです。またメディア登場も多い神主さんも大人気で、お会いできるとご利益があると言われています。

おすすめの記事はこちら

【完全版】ホノルルのおすすめ観光スポット30選!無料、子連れOKの場所もチェック

出雲大社ハワイ分院の御朱印・お守り

ハワイの出雲大社ではお守りや絵馬の購入ができ、御朱印を受けることもできてハワイ旅行の記念になります。

御朱印

日本の神社で御朱印集めをされている方は、ぜひハワイの出雲大社でも御朱印を受けてみてはどうでしょうか。Aloha!の文字入りでハワイらしい御朱印です。御朱印をいただく際には「初穂料」を神様にお供えしましょう。初穂料は、ご自身の御朱印記帳に記帳する場合は$2、書き置きの場合は$3です。(任意の初穂料の相場は一般的には5000円からとされていますのでアメリカドルに換算して気持ちを支払っても構いません。)また、ハワイらしいハイビスカスやプルメリアのはながデザインされたご朱印帳は御朱印料とステッカー料込みで$30で販売されています。

お守り

縁結びや学業、そして商売繁盛など一般的なお守りもありますが、お守りによってはハワイらしいハイビスカスやモンステラの葉がデザインされたものがあります。特にマラソンお守りはホノルルマラソンに参加しに来る人が多いハワイならでは。交通安全のステッカーお守りはお土産にも人気です。

ハワイの出雲大社を訪れる際の注意点

ワイキキからは少し離れた場所にあるハワイの出雲大社。お参りの際に注意しておいた方がいい点をご紹介しますので、訪れる際は気をつけてください。

治安が悪い地域のため夜には開いていない

ハワイ出雲大社はチャイナタウンのすぐ近くにあり、ホノルルのチャイナタウンの治安は悪いことで有名です。昼間でも一人で歩くことはおすすめしませんし、夜間はさらに危険です。そのため、ハワイ出雲大社も午後5時には閉門され、参拝できないようになります。開門時間を確認して明るい時間に訪れるようにしてください。

一部予約や申し込みが必要

ハワイ出雲大社では、日本の神社で行われる初宮参り、七五三、厄除け、交通安全等の御祈願、そして結婚式、地鎮祭、家清め、事務所祓い、神葬祭等などはすべて執り行えます。主に現地在住の日本人、そして日系人の方達の申し込みが多いですが、旅行中に予定したい方は必ず事前に電話またはメールで受付時間内に問い合わせて予約をとりましょう。

敷地があまり広くない

ハワイ出雲大社は敷地があまり広くありません。人が多い場合は順番を守って、周囲の方の迷惑にならないように落ち着いて穏やかな気持ちで参拝しましょう。

出雲大社ハワイ分院への行き方アクセス

ワイキキからThe Busを利用する場合は、19・20・42番で約30分 、Beretania & Riverで下車をして徒歩2分。または 2・13番でHotel & River下車、徒歩5分です。

各社トロリーバスは出雲大社前に停車します。

レンタカーで行く場合は、ワイキキからワイキキのカラカウア通りを山側に進み、サウス ベレタニア 通りのT字路で左折し、ダウンタウン方面へ向かいます。ヌウアヌ通りで右折し、次の信号があるノース ククイ通りを左折すると、左側にハワイ出雲大社が見えてきます。15分ほどで到着します。

 

住所

215 North Kukui Street, Honolulu, HI 96817

アクセス

チャイナタウン近く、ノース ククイ通り沿い

開門時間

08:00~17:00 / 社務所受付は08:30~

電話番号

808-538-7778

公式サイト

​​https://www.izumotaishahawaii.com/ja 

駐車場情報

ハワイ出雲大社には約10台ほど車を停められる駐車場が敷地内にあります。満車の場合は、近くの路上パーキングが空いていたら利用しましょう。お正月の初詣時は駐車場もお守りなどの販売場所になり多くの人で賑わうため、近くにある無料の駐車場を利用できます。警察官や係の人がいるので、指示に従って停めれば大丈夫です。

ハワイ旅行では出雲大社へ参拝しよう

ハワイにおける日本人移民の歴史を体感できるハワイ出雲大社。ハワイ旅行中に参拝してご利益を授かることはもちろん、日本とハワイの繋がりを感じてみてはいかがでしょうか。