初心者必見！ダイヤモンドヘッドの魅力と行き方完全ガイド
ハワイを象徴するスポットのひとつであるダイヤモンドヘッドは、ハワイのオアフ島にある約30万年前の噴火でできた火山性クレーターで、現在は噴火活動のない死火山です。ワイキキからも近いのでアクセスしやすく、山頂からは素晴らしい景色を楽しむことができます。ここではダイヤモンドヘッドへの行き方や見どころをご紹介します。
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ハワイの美しさを一望できるダイヤモンドヘッドへ
ワイキキのホテルにワイキキビーチ、そしてダイヤモンドヘッドというとハワイを連想させてくれる象徴的なイメージですよね。そのダイヤモンドヘッドにはハイキングコースがあるので登山することも可能です。ダイヤモンドヘッドという名前は、19世紀ごろにハワイを訪れたイギリス人航海士が山にあったキラキラと光る光沢のある石の結晶を見て、ダイヤモンドと間違えたことに由来していると言われています。一方、古代ハワイアンは「レアヒ」と呼んでいました。「マグロの額」という意味のハワイ語で、クレーターの形がマグロの頭に似ていることが理由と言われています。現在ダイヤモンドヘッドは国定自然記念物ですが、20世紀には軍事施設として使用されていました。また、ハワイ語で「カイマナヒラ」とも呼ばれています。
ダイヤモンドヘッドの楽しみ方
遠くからその姿を眺めるだけでも圧巻のダイヤモンドヘッドですが、旅行で訪れるのにぴったりな楽しみ方がたくさんあります。日頃のエクササイズの一環として登っている地元の方も多く、ちょうど良い運動量の後には頂上からまるでご褒美のような絶景が待っています。
ハイキング
クレーターの内部から頂上までは「ダイヤモンドヘッド・サミット・トレイル」と呼ばれるハイキングコースです。トレイルは整備されていて手すりもあるので、小さな子供からお年寄り、ハイキング初心者という方でも安心して登ることができます。ハイキング途中でもハワイの青い海や緑が生い茂る大地を見渡せるので、とても気持ちのいいコースです。
頂上からの絶景
ダイヤモンドヘッドの山頂にある展望台からはワイキキを含むホノルルの景色が一望でき、透き通る青い海や遠くの山々も見ることができます。何度もハワイを訪れている人でも感動してしまう圧巻の景色です。ハワイの海はリーフ（珊瑚礁）が海底にあるところが多いので、リーフのあるところは青い色が濃くなっているのがわかりますね。山頂の展望台のスペースはそんなに広くないので、時間帯によっては混み合うこともあります。
サンライズ・サンセット
ダイヤモンドヘッド山頂からのサンライズやサンセットの眺めもとても綺麗です。ダイヤモンドヘッドは朝6:00にオープン、最終入園時刻は16:00、18:00にはゲートが閉まるため、その前までに下山する必要があります。サンライズを見る場合は日の出が7:00前になる冬場、サンセットを見る場合も夏の間は19:00過ぎまで明るいので冬がおすすめです。ダイヤモンドヘッドの山頂から新年の初日の出を見る人たちも多いですよ。
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ダイヤモンドヘッドの登山には予約が必要
入場するには事前予約が必要！
ダイヤモンドヘッドの入場には、2022年5月からオンライン事前予約システムが導入されました。ハワイ州外からの登山者は事前に予約とチケット購入を済ませていないとダイヤモンドヘッドを登山することはできません。30日前から予約可能なので、予定を立てたらできるだけ早めに予約することをおすすめします。
ダイヤモンドヘッドの予約方法
photo by Go Hawaii State Parks
パソコンやスマホから https://gostateparks.hawaii.gov/diamondhead へアクセスし、チケットタイプ（駐車場利用の有無）と日付と人数、希望する時間帯を選択して”Let’s Go”をクリックします。
photo by Go Hawaii State Parks
次のページで申し込み内容を確認してから”Enter Customer Details”をクリックします。
photo by Go Hawaii State Parks
次のページで自身の名前や住所、メールアドレスなどを記入して”Continue”をクリックします。
photo by Go Hawaii State Parks
photo by Go Hawaii State Parks
次のページで最終確認をし、ページの一番下にある規約を読んだというボックスをチェックしてから、”Pay”をクリックします。
photo by Go Hawaii State Parks
photo by Go Hawaii State Parks
次に、クレジットカードの入力ページが出てきますので、支払い情報を確認したら必要な情報を記入して”Continue”をクリックします。
最後にQRコード付きの予約完了画面が出てきたら終了です。後日、入力したメールアドレスにも予約情報とQRコードがメールで届きます。入園の際にはQRコードが必要ですので、予約完了のページと届いたメールはプリントアウトしておいたり、スクリーンショットを撮って保存しておきましょう。
入園料
オンライン事前予約URL（https://gostateparks.hawaii.gov/diamondhead）で、3歳以上の子供と大人は一人$5の入場料をクレジットカードで払う必要があります。駐車場を利用する場合は$10の駐車場代金も一緒に支払うことができます。支払いが済んだらEチケットのQRコードを保存し、予約日にダイヤモンドヘッドの入口で提示します。
営業時間
ダイヤモンドヘッドは6:00から18:00までオープン。最終入園は16:00となっています。16:30には入り口付近のトイレや駐車場ではなく、必ずトレイル上にいなくてはいけません。12/25（クリスマス）と1/1（元日）のみ施設が閉まるため、入園することはできません。
子どもから大人まで楽しめるハイキングコース
ハイキングコースはこのサインからスタート。トレイルの入り口から頂上までの距離は約1.3km、標高差は約170mです。頂上までは人によって30分から45分ほどかかります。登山経験のない方でも登ることができるとても易しいコースです。
最初は整備されたなだらかな坂を登っていきます。
スタート地点ほどではありませんが、程よく整備されたトレイルが続きます。柵もあるので安心です。途中ベンチがあったり、中間地点にも展望台があるので無理せず休憩しながら山頂を目指します。
頂上が近づいてくると、かなり急な99段の階段があります。最後にとても疲れるポイントですが、この階段を迂回するトレイルが推奨されています。（もちろんこちらの階段を利用しても構いません。）
迂回すると山頂までの景色も楽しめるし、何より疲れ方が違うので個人的にはこちらのトレイルの方をおすすめします！
おすすめの服装と持ち物
服装
ダイヤモンドヘッドのトレイルはハイキング初心者向けの比較的登りやすいコースなので、本格的な登山の格好をする必要はありません。
しかし、登り初めから山頂までほぼ日陰がないので、日差しもきつくとても暑くなります。5月から10月の夏は乾季となり、特に気温も高くなるため、風通しのいい涼しく動きやすい格好がいいでしょう。日焼け対策のためにUV加工の施された上着や、直射日光を避けるための帽子もおすすめです。
11月から4月はハワイの雨季となり、雨が降る日も多くなって一日中雨が降り続く日も増えます。ハイキング中の雨に備えてレインコートや、滑りにくく泥で汚れてもいいスニーカーを履くことをおくことをおすすめします。登山専用のシューズを用意する必要はありませんが、怪我防止のためにも履き慣れたスニーカーを履きましょう。
持ち物
・水
・リュックやボディバック
・タオル
・日焼け止め
ダイヤモンドヘッドへのアクセス
ワイキキからダイヤモンドヘッドまでのアクセス方法、所要時間などをご紹介します。
バス
ワイキキからハワイの公共バス「TheBus」のルート23に乗って20分ほどで、ダイヤモンドヘッドの最寄りバス停「Diamond Head Rd + Opp 18th Ave」に到着します。バス停からダイヤモンドヘッド内トレイルの入り口までは、そこから歩いてさらに20分ほどかかります。バスの料金は一回の乗車につき$3（2.5時間以内の乗り換えも可能）、1日中$7.50で乗り放題のワンデーパスもあるので、他の場所へもバスで行く場合はこちらの方がお得です。「THeBus」専用アプリの「daaBus2」をダウンロードしておくと運行状況やバス停の場所がわかりやすいので是非活用してください。
ワイキキトロリー
ワイキキトロリーの「グリーンライン」に乗ると30分ほどでダイヤモンドヘッド内トレイルの入り口まで行くことができます。バスと違って入り口まで歩く必要がありません。
トロリーの1日乗車券は$30。グリーンラインでは美味しいハワイグルメの多いカイムキ地区やショッピングモールのある高級住宅街のカハラ地区まで行くことができます。
タクシー
ワイキキからタクシーを利用すると、ダイヤモンドヘッドの駐車場まで約10分で到着。料金は$20前後。しかし、駐車場で下車する場合はドロップオフ料金として別途で$2の支払いが必要になります。バス停と入り口の間にカハラ・ルックアウトと呼ばれる見晴らしのいい場所があり、そこで下車してから5分ほど歩いて入り口に向かうこともできます。UberやLyftの乗車サービスも行き方は同じですが、タクシーより安く行けることが多いです。
レンタカー
ワイキキからレンタカーでダイヤモンドヘッドの駐車場までは約10分。レンタカーは1日レンタルすると$100以上かかることがほとんどなので、ダイヤモンドヘッド以外にも行きたい場所を組み込んで1日のスケジュールを立てると効率よく利用できそうです。また、ダイヤモンドヘッドの駐車場料金として入場料以外にも1台につき$10必要で、入場予約の時間から30分以内に駐車しないといけません。