ハワイでタバコは吸えない?日本より厳しい法律や喫煙方法について解説
ハワイの街やビーチなど自然の景観を美しく保つためにタバコを吸える場所やルールが決められています。タバコを吸いたくなった時はどこで吸えるのか、喫煙に関する法律やルールを事前に把握して、快適な旅行ができるようにハワイのタバコ事情についてお伝えします。
ハワイでタバコを吸うと罰金になる?
ハワイでの喫煙は喫煙場所やルールを守っていれば可能です。しかし、指定された場所以外での喫煙は罰金の対象となり、初回では上限$100の罰金となります。歩きタバコに関する法律はありませんが、ワイキキなど人通りの多い場所では日本と同様に他の歩行者に迷惑がかかりますし、危ないのでやめましょう。
ハワイのタバコ購入年齢は21歳以上
ハワイ州法によりタバコの購入年齢は21歳以上と定められています。
21歳以下の未成年にタバコを販売するのは法律違反となり、未成年のタバコ所持と喫煙は強く禁じられています。タバコの自動販売機等は一切なく、タバコを購入する際は店舗での対面販売のみで可能、購入の際には身分証明証が必要となります。旅行中はパスポートを提示すればタバコの購入ができます。
タバコを吸ってはいけない場所
ハワイでは屋内外を問わず、ほとんどの場所が禁煙です。
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レストラン、バー、カフェ、クラブ
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ビーチ、公園、プール、テニスコート、バス停
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バス、トロリー、飛行機
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ホテル客室(禁煙ルーム)
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ショッピングセンター
建物の出入り口や窓、階段、エレベーター、換気口から20フィート(約6メートル)以内は禁煙と決められています。
タバコが吸える場所3選
ハワイではほとんどの場所が禁煙なので、限られた喫煙可能な場所をご紹介します。渡航前にチェックしておくとストレスなく過ごせるかもしれません。
ホテル
ハワイのホテルでは、全室禁煙の場合と一部喫煙可能の客室がある場合があります。喫煙可能の客室があるホテルでも、ラナイ(ベランダ)での喫煙は禁じられていることがあるため、チェックイン時にホテルで必ず確認しましょう。また、全室禁煙のホテルでも喫煙所が設けられているホテルもありますので、予約時にチェックすることをおすすめします。
屋外かつ灰皿が設置されている場所
ホテルやショッピングセンターなど、建物から約6メートル離れた屋外の場所に灰皿が設置されている喫煙所が設けられている場合があります。使用するレストランや施設で喫煙可能な場所を聞くと、屋外の喫煙可能スポットを教えてくれます。
タバコマップに記載されている場所
ハワイタバコマップ(Hawaii Smoker)のウェブサイトではワイキキを中心に喫煙可能な灰皿のある場所の地図が提供されています。
ハワイのタバコは高い
日本と比べるとアメリカはタバコの価格が高く、その中でもハワイは価格が高い方の州になります。
日本 |
ハワイ |
500〜600円 |
$10.41 (約1561円、1ドル=150円換算) |
参照サイト:World Population Review
アイコスなどの電子タバコもタバコと同じ扱い
アイコスなどを含む電子タバコもハワイではタバコと全く同じ扱いですので、21歳未満の使用、喫煙場所以外での使用は禁止されており、違反した場合はタバコと同じように罰金が科せられます。また、電子タバコは受託手荷物として飛行機に預けることはできず、手荷物として持ち込んでも飛行機の中は完全禁煙です。
ハワイ旅行ではタバコを買わないほうがいい?持ち込み制限とは
ハワイではタバコの価格が高いので、日本から持ち込みたくなりますよね。日本からハワイへのタバコの持ち込み制限は、紙巻タバコが200本で葉巻タバコが50本(21歳以上)です。
ハワイから日本に持ち込めるタバコの免税範囲も、紙巻タバコが200本までで、葉巻タバコが50本までとなっています。
ハワイでタバコを吸うなら事前に喫煙場所チェックしておきましょう
ほとんどの場所が禁煙なハワイですが、喫煙場所を旅行前にチェックしておけばストレスなく喫煙することが可能です。ルールを守って嗜みましょう!