
【2025最新】ハワイ旅行中に起こるトラブルとは?巻き込まれないための注意点も
ハワイ旅行中に起こり得るトラブルはどんなものが予想されるのでしょうか?事前によくあるトラブルを認識しておいて巻き込まれないように注意し、万が一トラブルが起きても落ち着いて対処できるようにしておきましょう。
ハワイでは日本人の入国拒否が続出
若い日本人女性が出稼ぎを疑われ、ハワイ入国を拒否されて強制送還というニュースを目にする機会が増えています。しかしこれは今に始まったことではなく、昔からハワイでの就労ビザのない労働は違法であり、昔から同じように審査されています。大前提として、アメリカ国籍を持っていない人がアメリカ国内で働く場合は就労ビザが必要となり、例え短期間であっても違法となります。特に女性ひとりでハワイへ渡航する際は、宿泊するホテルの予約証明書や帰路の航空券などを準備して、質問にすべて答えられるようにしておきましょう。仮に質問にうまく答えられず別室で調べられることになっても、やましいことがなく嘘偽りなく答えることができればきちんと入国できるはずです。
また、ハワイ州内で商業目的で動画や写真の撮影をする際にもビザや各種許可が必要な場合がありますので注意してください。
ハワイ滞在中に起こり得るトラブル
実際にハワイ旅行中にはどんなトラブルが起こり得るのでしょうか。ハワイでよく起こるトラブルについてご説明します。
置き引き・盗難
アメリカ本土より安全とも言われるハワイですが、日々犯罪は実際に起きているため、海外で過ごしているということを意識して常に行動しましょう。ビーチにいる時や買い物中などに、置いていたバッグや貴重品が盗まれるケースがあります。ビーチには貴重品を持っていかず、ホテルのカードキーや多少の現金は身につけられる防水ケースに入れておくと安全です。ショッピングの間も自分の手荷物から目を離さず、荷物の置き忘れに注意してください。
車上荒らし
ビーチや観光名所、ショッピングセンター等の駐車場で、自動車ごと盗まれたり、窓を割られて車内から荷物が盗まれる事件も発生しています。レンタカーを利用する場合は車内に荷物や貴重品は置いて出ていかないようにしましょう。また、駐車場でも人があまりいない場所には停めないようにした方がいいでしょう。駐車前後に怪しい人が近くにいないかも確認しておくことも忘れずに!
ひったくり
人通りの多いワイキキやアラモアナで被害が報告されているのがひったくり。犯行後に逮捕されても、旅行者が実際に数ヶ月後に裁判手続きのためにハワイを再訪することは少ないため、旅行者をターゲットにすると無罪判決を得やすいと思って狙われる場合があります。ひったくり防止の旅行用アイテムを活用したり、貴重品や現金はあまり持ち歩かない方がいいですね。レンタル自転車を利用した際に、前の荷物かごからバッグを盗られたという事件もありますので、荷物を手から離さないようにしましょう。
チップ
日本にはない習慣の為、慣れなかったりついつい忘れてしまいますが、ハワイにはチップ文化が根づいており、払わないとトラブルに発展するケースもあります。 チップを払わないということは、そのサービスに対し非常に不満があるという風に捉えられます。チップを払わないと「何か気に触ることがあったのか?」と聞かれることもあるでしょう。実際に不満を感じるサービスであった場合は、まずその場で店側へクレームをするのが一般的です。逆にとてもいいサービスを受けた場合は、相場より高額なチップを払っても全く問題はなく大変喜ばれます。
ハワイで治安の悪い場所はある?
ハワイでどの地域が治安が悪いと言われているのかをご説明します。もしも実際に訪れる場合は、防犯意識を高く持って訪れるようにしてください。
チャイナタウン(オアフ島)
マーケットやお店も多く、朝から昼にかけては旅行客や地元の人たちで賑わっていますが、日没後になると雰囲気が一変します。おしゃれなショップやギャラリー、バーやレストランもあるため魅力的なエリアではありますが、夜になるとひったくりや車上荒らしといった犯罪のリスクが高まるので、チャイナタウンを観光する場合は明るい時間がいいでしょう。しかし日中の明るい時間帯でもひとりで行動せず、貴重品の管理を徹底して防犯意識を高く持って訪れましょう。
ワイキキ周辺(オアフ島)
旅行客のとても多いエリアであるワイキキ。しかし、人の集まる所はそれだけトラブルも発生しやすい地域ともいえます。ワイキキ周辺は人通りが多いので治安が良さそうに見えますが、旅行客をターゲットにした軽犯罪も発生しています。ビーチで泳いでいる間の荷物は誰かひとりが荷物番をしておく、ショッピング中のスリ対策には手荷物に気を配って防犯意識をしっかり持つなど対策をしておきましょう。また、ハワイに限ったことではありませんが、特に週末は夜遅くまでバーやクラブで楽しむ人も多い為、お酒を飲みすぎたことによる喧嘩も発生しやすくなります。人通りの多いワイキキですが、一本通りが変わるだけで雰囲気ががらりと変わって治安が悪くなることも。夜間のひとりでの外出は控えましょう。
ダウンタウンやカリヒ周辺(オアフ島)
オアフ島のダウンタウンはチャイナタウンに隣接しており、オフィス街なので平日はオフィスで働く人たちで賑わっていますが、夜間や休日になると人通りがなくなり閑散とします。
チャイナタウン同様、ダウンタウンを観光するなら平日の昼間がおすすめです。
カリヒは低所得者向けの家々や工場が立ち並んでいるエリアで、昔から治安が良いとはいえません。特に観光地というわけではありませんが、近年は人気のB級グルメや工場見学のできるコーヒー焙煎所&カフェなどもあるため、注意して訪れましょう。
トラブルに巻き込まれないために注意したいこと
ハワイってそんなに危ない所なの?と不安になった方もいるかもしれませんが、海外旅行であることを意識して、最低限の防犯対策をしておけば極端に怖がることはありません。実際にどのようなことに注意して過ごせばいいのかご説明します。
早朝や夜間に出歩かない
まだ暗い早朝や夜間になるべく出歩かないこと。日本でも海外でも、夜間のほうが昼間よりも治安が悪くなることは事実です。夜になるとお酒を飲んでいる人も多く、暴行事件や傷害事件などが起こりやすくなるため、深夜にひとりで行動したり、女性のみで出歩いたりするのは大変危険です。夜に遠い場所からホテルへ帰らなければいけない場合は、バスに乗ったり歩いたりせず、タクシーやuberなどの乗車サービスを利用した方がいいでしょう。
屋外にある公衆トイレは極力使わない
ハワイでは公園やビーチに公衆トイレが設置されていますが、特に夜間は使わないようにしましょう。昼間でも外からは見えないため、誰が中で何をしているかわかりません。公衆トイレで過去には日本人旅行客が暴行に遭った事件も発生しています。トイレはなるべくショッピングセンターやホテル、レストランなどで済ませるようにしておきましょう。
現金の持ち歩きは必要最小限に抑える
ハワイ滞在中は、現金の所持を必要最低限に抑えてクレジットカードで支払いするのがおすすめです。キャッシュレス化の進むハワイでは、現金だけしか使えないところの方が今は少なく、逆にクレジットカードしか利用できない店舗が増えてきています。万が一、スリや窃盗に遭ってしまっても、現金が少額であれば損失も少なく済みます。クレジットカードが盗まれた場合は、カード会社に利用停止の電話をすればスムーズに対応してくれます。現金とカードは別々のお財布で管理しておくと、万が一の時もどちらかが手元に残るので安心ですね。
レンタカーに貴重品を置いておかない
ハワイでの移動手段としてレンタカーを利用する方は、車上荒らしに注意しましょう。貴重品だけでなく、買ったものを入れた紙袋やエコバッグなども車内の見えるところに置かないようにしてください。車上荒らしは、目を離した隙のほんの数分の間に行われます。短時間の駐車だとしても車内に貴重品や荷物を残すのは大変危険です。駐車場もあまり人がいない場所や暗い所は避けて停めるようにしましょう。
ハワイでレンタカーを運転するなら
ハワイでレンタカーを運転する際は、日本とは違う交通ルールを理解して違反行為に注意しましょう。警察にチケットを切られて罰金を支払うことにもなります。運転の際は左ハンドルで右側通行という他に、ハワイで運転する際に知っておくべき日本との基本的な違いを説明します。
交通ルール |
内容 |
赤信号の際の右折 |
赤信号でも一時停止して確認後に右折可能 “NO TURN ON RED”のサインがある場合は不可 |
左折可・不可の場合 |
左折禁止のサインがない場所以外は、青信号で反対方向から車が来ない時に左折゙可能 左折用の矢印信号がある場合は、青信号以外は左折禁止 |
左折禁止になる時間帯 |
交通量の多い時間帯に道路中央部にコーンが置かれ、左折禁止になることがあります |
トラブルに備えて海外旅行保険には加入しよう
ハワイに渡航する際には、必ず海外旅行保険に加入しておいた方がいいでしょう。海外旅行保険は旅行中の病気や怪我だけでなく、自分の持ち物の盗難や紛失など様々なトラブルを補償してくれます。保険会社によって補償内容や適用条件が異なるので、必ず確認してから加入しましょう。また、使用しているクレジットカードに付帯されている海外旅行保険を利用する場合も、事前に補償内容をしっかりと確認しておきましょう。海外旅行保険を使うことがなければ、安全に過ごせたという証!お金は少しかかりますが、ここは節約せずにお守りのように加入しておきましょう。
トラブルなくハワイ旅行を楽しもう
ハワイの治安やトラブルを知ると少し不安になる方もいるかもしれません。日本での常識を当てはめず、海外旅行であるということを意識して過ごせばたいていのトラブルは避けられるはずですので、トラブルなくハワイ旅行を楽しみましょう!