【ハワイ旅行の安全マニュアル完全版】やったらダメなNG行動12選

【ハワイ旅行の安全マニュアル完全版】やったらダメなNG行動12選

公開日:2025.03.15
更新日:2025.03.30

日本では大丈夫でもハワイではやってはいけないこと、トラブルになってしまうことなど、ハワイ旅行をする前に知っておきたいハワイでのNG行動についてご紹介します。

やったらハワイ旅行が台無しに!NG行動とは

砂浜に注意の看板が立っている様子

photo by Adobe Stock

ハワイに限らず、海外旅行では事前に渡航先のNG行動を知っておくことはとても大事なことです。行ってからトラブルになって「知りませんでした」ではどうにもならないことも多いので、ハワイ旅行中に気をつけることをご紹介します。NG行動によっては法律違反になり罰金を支払うこともあります。しかし、事前に知っておけば誰もが気をつけることができ、常識的に考えてわかることばかりなので、頭に入れておいて行動すれば何も怖がることはありません。

 

ハワイのNG行動①|法律違反になる内容を知らない

ホノルル警察のパトカーが何台もとまっている様子

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ついついやってしまいがちな行動ですが、実は法律違反になり、罰金の支払いが生じるNG行動があります。

横断歩道外で横断する 

横断歩道以外の場所で道路を横断することを「ジェイウォーク」と呼びます。ジェイウォークをすると$130ドル〜$180ドルの罰金が科せられます。また、横断歩道の歩行中は電子機器の画面を見る行為が禁止されており、歩きスマホもいけません。歩行者用信号が点滅を開始した後に横断歩道を渡り始めることも禁止されています。特に人通りの多いワイキキでは、警察によるチェックが厳しい時もあるので気をつけましょう。

バス専用レーンの誤った使用をする 

ハワイでレンタカーを利用する人に注意をしてほしいのが、バス専用レーンの誤使用です。道路によって、”ONLY BUS”という標識や表記がある場合はバス専用の道路なので、空いているからといってその道を運転してはいけません。運転をする際はしっかりとサインをチェックしてくださいね。

スクールバスの追い越しをする 

スクールバスが停車してバスの子供達が乗り降りをしている場合は後ろから追い越すことが禁止されています。バスの赤いランプが点滅していたら、子供達の安全確保のために停車してスクールバスが出発するのを待ちます。中央分離帯がない場合は対向車線にスクールバスが停車しているとき、一時停止してスクールバスの発車を待ってから自分の車を発進させます。止まっているスクールバスを追い越してしまった場合は、初回で最低$250の罰金が科せられます。

スクールバスが停車していても子供たちが乗り降りしておらず、ランプが点滅していない場合は必ずしも停車の必要がありません。周りの車の流れを見て注意して運転してください。

また、学校の登下校の時間帯は、学校周辺の道路に速度制限区間が設けられている場合があります。 

ビーチでの飲酒や喫煙をする

州法によりビーチ、公園、公園、バスやモノレールの中など公共の場所での飲酒は禁じられています。違反した場合は$500〜$1000の罰金が科せられることもあります。酒類のボトルや缶をむき出しの状態のまま街で持ち歩くことも禁止されています。酒類は必ず袋などに入れて持ち歩きましょう。ハワイではホテルの部屋やラナイ(バルコニー)、レストランでお酒を楽しんでくださいね。

喫煙も飲酒と同様に、ビーチや公共の場では禁じられていて、とても限られた場所でしかすることができません。電子タバコも同じです。違反した場合は$100〜$500の罰金が科せられる可能性があります。

砂やサンゴの持ち出しをする

ハワイのビーチの砂や海のサンゴを持ち帰ることは州法で禁止されています。砂やサンゴだけでなく、ハワイの国立公園の石や岩を無断で持ち帰ることは連邦法違反となり、土を日本に持ち込むことは検疫で禁止されています。

ワイキキビーチなどでは、定期的に砂を継ぎ足してメンテナンスされているため、たくさんの方が砂を持ち帰るとビーチの面積が縮小してしまう恐れもあります。また、スピリチュアルな話ですが、サンゴや石には精霊や魂が宿っているとも言われ、持ち帰ったあとに不運が続いたと言うことでハワイへ郵便で送り返されてくることも少なくありません。

美しいビーチの砂などついつい思い出に持ち帰りたくなりますが、禁止されている行為ですのでやめておきましょう。

 

ハワイのNG行動②|野生動物とのふれあい方を間違える

ハワイの砂浜にあるアザラシについての注意看板

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自然あふれるハワイでは野生動物が身近に現れることがあります。野生動物と遭遇した場合にも禁止されているNG行動があります。

ウミガメに直接接触する

ハワイの海では近くでウミガメが泳いでいたり、ビーチでは甲羅干しをしていることがあります。人の多いビーチではすぐにライフガードやボランティアの方により、人間と一定の距離が保たれるようロープが張られたりコーンが立てられます。ウミガメは、ハワイ語で「ホヌ」と呼ばれ、ハワイではとても神聖な生き物で「海の守り神」とも言われています。ウミガメが近くに現れたら、決して触らずに最低3メートル以上の距離をおいて見守るようにしましょう。ビーチによってはさらに距離をとるように注意書きがありますので、チェックしてください。違反した場合は、最低$500の罰金が科せられる可能性があります。

海洋生物への餌やりをする

ハワイではウミガメの他にハワイアンモンクシール、イルカ、クジラなどの野生の海洋生物に餌を与えることは法律で禁止されています。餌やりをすることで、海洋生物の健康を脅かしたり、攻撃的になることを防ぐためです。違反した場合は罰せられる可能性があります。また、海洋生物だけでなく、野鳥に餌を与えることも禁止されています。