準備〜当日の観光まで!初めてのハワイ旅行で必要な準備と知っておきたい知識完全まとめ
初めてのハワイ旅行を経験する方は、何をどのように調べたら良いのかわからないというケースが多いでしょう。そこで今回は、初めてのハワイ旅行でも楽しめるように、必要な知識やおすすめの観光スポット、グルメ情報などをご紹介します。さらに、ハワイに行ったことがある人でも知っておくと便利な情報をお届けします。
初めてのハワイ旅行でまず考えること
ハワイのベストシーズンは?
何をもってベストシーズンとするのかは、個人の事情によって異なります。天気を重視する方や旅費を重視する方など何に重きを置くかは、人によって異なるからです。天気を重視するのであれば、ハワイの雨季・乾季に注意しましょう。
日本は、春夏秋冬の四季がありますが、ハワイは雨季(10〜3月頃)と乾季(4〜9月頃)のみです。雨季は、急なスコールや雨が降ったり止んだりします。日本のように長時間振り続けることはあまりありません。乾季は、強い日差しで気温が高く、暑い日が続きます。ただし、日本よりも湿度が低く過ごしやすいのが特徴です。
旅費を重視する方はハイシーズンとローシーズンを意識すると良いでしょう。人気観光地のハワイは、ハイシーズンになると特に割高になります。特に年末年始は、安いシーズンに比べて3倍以上になるケースもあります。
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大型連休
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年末年始
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ゴールデンウィーク
一方で、以下は比較的リーズナブルで、ローシーズンと呼ばれます。
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年末年始が過ぎてから2月上旬頃まで
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4月上旬~ゴールデンウィーク前まで
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5月中旬〜7月上旬
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9月のシルバーウィーク以外
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ホノルルマラソンの開催日前後以外の10月上旬~12月中旬頃
何泊がおすすめ?
日本とハワイは時差が約19時間あります。旅行日数のうち約2日間は移動時間になると考えておくとよいでしょう。ハワイへのツアーは、短いものだと4日間からありますが、4日間だと半分くらいは移動時間になってしまうので、実質観光を楽しめるのは短くて1.5日、長くても2日程度となります。
初めてハワイへ行く場合は、観光地のワイキキがあるオアフ島を観光することが多い傾向にあります。ベーシックなオアフ島行きツアーの日程は、3泊5日や4泊6日が多いようです。3泊5日は、観光地巡りやショッピングがメインとなってしまいますが、4泊6日あれば、ホノルル周辺だけでなく、ノースショアなど少し離れた場所に足を伸ばしたり、ホテルのプールでゆっくりしたりもできるでしょう。
ツアーor個人手配、どちらが良い?
初めてのハワイ旅行では「旅行会社のパッケージツアーが良いのか、個人旅行にすべきか」という点で迷われる方が多いようです。それぞれ特徴が異なり、人によってメリット・デメリットも異なります。以下のようなポイントで見極め、自分に合う方法を選びましょう。ただし、英語に慣れていない方や初めてのハワイ旅行の場合は、何でも任せられるツアーの方が向いているかもしれません。
メリット |
デメリット |
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ツアー |
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個人手配 |
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ハワイ旅行にかかる費用
必ずかかる費用
ハワイ旅行に必ずかかる費用の内訳は以下のとおりです。
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航空券
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宿泊費
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飲食代
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交通費
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通信費(WiーFiなど)
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ESTA
入国するにはESTA申請が必要です。パスポートやチケットがあってもESTAが申請されていないと入国できません。自分で申請すると$21.00(約3,000円)で済みますが、旅行会社などを通すと一般的に5,000円近く手数料を取られます。ESTAの手続きは、日本語表記されている申請フォームからオンラインで簡単に行えるので、パスポートが手元にある場合は早めに手続きを済ませておきましょう。
追加・オプションでかかる費用
以下の費用は、必ず払わなければならない費用ではありませんが、結果的に必要となる費用です。ただし、個人の必要度によって、金額が大きく異なります。
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海外保険
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チップ
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オプショナルツアー
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ショッピング
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お土産
予約〜入国までの流れ
航空券の予約
航空券を予約するには「旅行会社で予約」「航空会社で予約」の2パターンがあります。どちらも電話・ネットでの予約が可能です。電話の場合はオペレーターが誘導してくれるので、流れに沿って申込を行います。ネット予約の一般的な流れは以下のとおりです。
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希望する日時と往路・復路を検索する
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検索結果によって「便名」「出発・到着地点」「時間」を確認する
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「運賃」を確認して申込に進む
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代表者、同行者の情報を入力する
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入力内容の最終確認を行う
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当日「オンラインチェックイン」または「自動チェックイン機」で発券する
ESTA登録
ESTAは、渡航認証日から2年間有効です。期限切れになると利用できないので、申請済みの場合は期限を必ず確認しておきましょう。新たに申請する場合は、早く申請しておくと慌てずに済むので、渡航する72時間以上前には申請しておくのがおすすめです。ESTA有効期間内にパスポートを再申請(切替)するときは、新たにESTA申請が必要になるので注意しましょう。
保険加入
ハワイには日本語対応の病院もあるので、万が一の際にも安心です。医療水準は高い傾向にあるのですが、医療費が高いというデメリットもあります。特にハワイは高いことで有名なので、海外旅行保険に入っておくと安心です。最悪の場合、数百から数千万円の請求がくるケースもあります。何らかのスポーツやイベントにチャレンジする場合は、万が一の事故やケガに備えて旅行保険に入っておきましょう。体調を崩しやすい子ども同伴の旅行の場合も入っておくと安心です。
入国審査
ハワイに到着したら、入国審査を受けなければなりません。空港到着後は、スタッフの案内に従って入国エリアに移動します。以下は入国審査の流れです。
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Non-resident(非居住者)用の列へ並ぶ
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審査官に呼ばれたらパスポートと税関申告書を提出する
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滞在目的や滞在期間等の質問に答える
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指紋採取と顔写真の撮影に従う
入国審査が終わったら、荷物を受け取り税関申告書を提出して出口へ進みます。ランダムで「荷物のX線検査」が行われる場合があります。検査を促されたら保安官の指示に従い、検査に応じましょう。
オアフ島でおすすめの観光スポット
初めてのハワイ旅行の場合、どこを観光したら良いのかわからないという方は多いでしょう。こちらでは、オアフ島で人気の観光スポットや定番と呼ばれるスポットについてご紹介します。スケジュールを立てる際の参考にしてください。
ワイキキビーチ
アラモアナ・センターがある西側からダイヤモンドヘッドがある東側までの約3kmにわたる8つのビーチの総称です。なお、エリアによって景色や波の大きさなどが違います。どのエリアも比較的人が多く、賑わっている印象です。夕方には美しいサンセットが見られます。
ダイアモンドヘッド
オアフ島の象徴でもある標高232mの火山です。ハワイでも代表的な観光地となっており、世界中から多くの人が集まります。ワイキキ中心部から車だと10分ほどで行くことができ、入場料が安く、山に登るのも30分から1時間程度です。ハイキングを行う人などでいつも賑わっています。日差しが強いので、十分な飲みものを準備して日焼け対策を行い、歩きやすい靴で臨むのがおすすめです。
ハナウマ湾
ワイキキ中心部から東へ車で20分ほどの場所にある湾です。水が透き通っていて美しく、サンゴ礁が見られます。展望台からの景色も抜群です。海洋自然保護区に指定されているため、人数制限があります。スケジュールに余裕を持って向かうのがおすすめです。
アラモアナセンター
ワイキキ中心部から車で約10分の場所にあるハワイ最大のショッピングセンターです。ショッピングだけではなく、レストランやフードコートなどのグルメスポットも充実しています。規模が大きく何でも揃うので、観光客のみならず地元の方にも人気です。ふらっと休憩しに行ったり、おやつを食べたりするのにも向いています。
カメハメハ大王像
ハワイ王朝を築いたカメハメハ大王の像で「イオラニ宮殿」の向かい側に建っています。ハワイを象徴する人物像なので、記念写真を撮る人々で賑わいます。写真を撮るのに行列を作り、像と同じポーズで写真を撮るのが定番のようです。ゴールドの装飾を付けたゴージャスな像なので、素敵な写真が撮れるでしょう。
ホノルル動物園
photo by @minoriharvest / Instagram
ワイキキの東側の「カピオラニ公園内」にあります。ワイキキ中心部からは徒歩で約15分の場所です。開園から70年以上経っていますが、地元の方だけではなく世界中から多くの観光客が訪れる人気スポットです。約220種類の動物や鳥たちを見るのに大人が早足で歩いても1〜2時間程度はかかります。日本の上野動物園と同じくらいの広さです。