ハワイ旅行の持ち物リスト|忘れずに持って行くべきアイテム完全ガイド
ハワイ観光を満喫するなら、入念な準備が必要です。特に初めてのハワイ旅行の場合、何を持って行けば良いかわからないという方も多いでしょう。そこで今回は、ハワイ旅行の持ち物リストとして、持って行くべきアイテムを重要度やジャンル別に解説します。さらに、機内持ち込み禁止のものや所持金についてもご紹介するので、ハワイ旅行の参考にしてください。
【洗面用具】ハワイ旅行の持ち物
タオル類
タオルはホテルのアメニティとして準備されています。ただし、海やホテル外のプールを利用する場合は、ほとんどの場合タオルを持参しなければなりません。現地でタオルを借りるとお金がかかってしまうケースもあります。また、使い慣れたタオルのほうが心地良いという場合は、ハンドタオル、フェイスタオル、バスタオルなどを必要に応じて持って行ったほうが良いでしょう。
シャンプー、トリートメント
シャンプーやトリートメントなどもホテルのアメニティで準備されていることがほとんどです。ただし、髪がきしんだり、肌に合わなかったりすることもあるので、使い慣れたものを持って行くほうが良いでしょう。成分にこだわりのある方やアレルギーがある方は特に準備しておくと安心です。
スキンケア、ボディケア、ヘアケア用品
肌や髪に直接塗るものは、使い慣れたものが良いでしょう。普段はどのような製品を使っても問題がないという方でも疲れているときや体調が悪いときは、肌に合わずに湿疹やかぶれを起こすことがあります。特に、日焼け後の肌に使用するアフターサンケアの用品は使い慣れているもののほうが安心です。
現地調達しても、一度開封してしまうと飛行機に持ち込む際に液漏れに注意しなければなりません。好みの用品を購入しても、未開封のまま持ち帰るほうが便利です。日本から持ち込む際も液漏れに注意してパッキングしましょう。
歯ブラシ、歯磨き粉
ホテルのアメニティとして準備されていることがまれにありますが、ほとんどの場合はありません。現地調達する際も、ヘッドが大きい、好みの硬さじゃないなどの場合も多いので、日本から馴染みのあるものを持って行くことをおすすめします。特に小さな子どもの場合は、歯磨き粉が辛すぎたり甘すぎたりするので、慣れたものでないと嫌がることがあるので注意が必要です。
化粧品、メイク落とし
使い慣れた化粧品やメイク落としもあったら便利です。ハワイでも販売されていますが、種類が多く、自分好みのものを短時間で見つけることは難しいでしょう。クレンジングシートなど便利なものは高額なこともあります。効率良く観光するためにも、必要なものはなるべく持って行ったほうが良いでしょう。
コンタクトレンズ、ケア用品
ハワイへ出発する際は、コンタクトレンズやケア用品を機内持ち込みするのがおすすめです。万が一、ロストしたりや遅延したりしても手元にあれば安心します。コンタクトレンズ関連商品は医薬品に分類されるので、国際線の手荷物検査でも比較的スムーズに通過できるでしょう。
手軽な方法としては、保存液を100ml以下のトラベルサイズにして、「コンタクトレンズ」「保存液」「洗浄液」の3点セットを透明のジップ式袋などにまとめて入れておくとスムーズです。コンタクトレンズは現地で入手しづらいので必ず持って行く必要がありますが、保存液や洗浄液は比較的調達しやすいアイテムです。
日焼け止め
ハワイは日差しが強いので、日焼け対策が必要です。日本から使い慣れた日焼け止めや日焼け対策グッズを持って行くのも良いですが、海で使う場合は注意しなければなりません。ハワイには、2021年に施行された「サンスクリーン法」という法律があります。サンゴ礁を守るため「オキシベンゾン」や「オクチノキサート」などの成分が使用された日焼け止めの流通や販売を禁止しています。指定成分が含まれる日焼け止めを持ち込んだり使ったりしても罰になることはありませんが、ハワイの海やサンゴ礁を守るためにも、海で使用する際は成分にも注意しましょう。
ヘアアイロン
ホテルでドライヤーが準備されていることは多いのですが、ヘアアイロンはほとんどありません。ハワイでは、写真を撮る機会も多いので、髪型にこだわりたい方は持参しましょう。ただし、コンセント式のものは、機内に持ち込んだり預けたりできますが、充電式や乾電池式のものは持ち込みに条件があるケースもあります。利用する航空会社の公式サイトをよくチェックして確認してください。
シェーバー
髭が少ない方や普段からカミソリを使い慣れている方は、ホテルのアメニティでも十分でしょう。ただし、カミソリが苦手な方や肌が弱い方はシェーバーを持って行くと安心です。
生理用品
環境が変わると突然生理が来ることもあります。生理周期ではない場合でも、万が一のことを考えて3日分程度持って行くと安心です。海外製品は品質が合わない場合もあるので、使い慣れたものを持って行くと良いでしょう。
【あると便利】ハワイ旅行の持ち物
スリッパ
ハワイのホテルでは、スリッパが準備されていないことが多いようです。ホテルの部屋で靴を履いたままや裸足で歩くのに抵抗を感じる方は、持って行くと良いでしょう。スリッパがあれば、長時間の機内でも快適に過ごすことができます。使い捨てスリッパなども便利です。
折り畳み傘
ハワイでは、一日中雨が降っていることは少ないですが、短時間の土砂降りはときどきあります。現地でも折り畳み傘は販売されていますが、日本の折り畳み傘のようにコンパクトで軽量なものはなかなかないので、持ち歩くのに便利な折り畳み傘を持っておくと安心です。晴雨兼用傘だと強い日差しからも肌を守ってくれます。
サングラス
ハワイの強い日差しから目を守ってくれます。現地で買うこともできますが、気に入ったデザインがすぐ見つかるかわからないので、持って行ったほうが安心です。車を運転する機会がある場合は特に忘れないようにしましょう。
眼鏡や老眼鏡
昼間コンタクトレンズを使用して、夜はメガネという方も多いでしょう。あるいは、文字を読むときだけ老眼鏡を使うという方もいます。眼鏡は現地調達するのが大変なので、忘れていないか必ずチェックしましょう。老眼鏡を現地調達する場合は「リーディング・グラス」という名称で販売されています。
ボディバッグ、ミニバッグ
機内持ち込み用の手荷物とは別に、出かけるとき用の小さいバッグがあると便利です。スマホや財布は取り出す機会が多いので、ボディバッグなどを使用すればスムーズに取り出せます。ハワイ州では、プラスチックごみ削減のためレジ袋の提供が禁止されています。汎用性の高いエコバッグもいくつかあると便利です。
ジップ付き袋、ゴミ袋
ジップ付き袋やゴミ袋を持ち歩き用のバッグに入れておくと便利です。ハワイではプラスチック製の袋を提供していないので、購入しない限り現地で入手するのは難しくなります。ちょっとしたゴミを入れる、TOGO(持ち帰り)したときの汁漏れを防ぐ、濡れた水着を入れるなどさまざまなシーンで使えます。
ウェットティッシュ
日本とは違って、ハワイのレストランやカフェではおしぼりのサービスはありません。食事をする前、マラサダ、ガーリックシュリンプ、シェーブアイスを食べた後などにも重宝します。フードコートなどで汚れたテーブルを拭くのにも便利です。ウェットティッシュは、ハワイでも購入できますが、日本よりも高いので、2~3個持って行き、持ち歩き用のバッグにひとつ入れておくと重宝します。
筆記用具、メモ帳
観光中やレストランなどで、ちょっとしたメモを取りたいときに役立ちます。お店などで借りることもできますが、英語で上手く説明できないこともあるので、持っていたほうが便利です。よく使うフレーズなどをメモしておき、いざというときに見せるのも良いでしょう。
要注意!機内持ち込み禁止のもの
ハワイ旅行に限らず、飛行機に乗る際に機内に持ち込めないものは、あらかじめ認識しておいたほう良いでしょう。以下のものは、特に要注意の品目です。お土産で買ったものでも没収されてしまうことがあるので注意しましょう。
危険物
飛行機で危険物に該当するものは、以下のものになります。危険物など持ち込むわけがないと思っていても、スプレー缶は高圧ガス、マッチは可燃性物質に該当し、うっかり入れていることもあるので注意しましょう。アルコールや香水も持ち込める量に制限があります。防犯用の催涙ガススプレーや唐辛子スプレー、大量の除光液なども持ち込みできません。
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火薬類
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高圧ガス
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引火性液体
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可燃性物質
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酸化性物質
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毒物類
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放射性物質
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腐食性物質
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凶器
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その他有害物質
燃えやすいものなどは、お土産として購入してしまうこともあるので注意しましょう。危険物は機内に持ち込めないだけでなく、預けることもできないので廃棄されます。
液体類
100mlを超える液体類は、受託手荷物として預けます。機内に液体類を持ち込みたい場合は、種類別に100ml以下の容器に入れ、容量1L以下かつ縦横の辺の合計を40cm以内にし、再封可能なジッパー式の透明プラスチック袋に入れる必要があります。ただし1人1袋です。
乳幼児が同乗する場合のベビーフードや粉ミルク、医療上必要な液体(医薬品、目薬、コンタクトの保存液など)は、機内に持ち込み可能です。医薬品の場合は、処方箋の写しや医師の診断書の提示を求められるケースがあります。
リチウム電池
2016年4月から、リチウム電池やリチウムイオン電池の飛行機持ち込み基準が厳しくなりました。モバイルバッテリーは、一般的にリチウム系の電池に該当するので、機内に持ち込む際は注意が必要です。各航空会社別にリチウム含有量やワット時定格量の制限が異なるので、利用する航空会社の公式サイトをチェックしておきましょう。
食品類
ハワイへ旅行する際や日本へ帰国する際には、指定された食品の持ち込みが制限されています。具体的には、果物や野菜、植物、種子などの農産物、肉類、卵、保護動物や関連する製品は持ち込み禁止です。ハワイに入国する際には、肉エキスを含む食品(スープやカップ麺の素などもNG)も対象となります。日本から食品を持ち込む際には、成分表を十分に確認し、肉エキスが含まれていないことをチェックしておきましょう。ハワイへ持ち込めない食品は、日本へ持ち帰ることもできないので、ビーフジャーキーのような牛肉加工製品もお土産として選ばないようにしましょう。
ハワイ旅行の所持金はいくらがいい?
ハワイでは、多額の現金を持ち歩くと危険なので、クレジットカードを利用しましょう。ただし、ホノルル空港に着いてタクシーを利用するとき、ファーマーズマーケットを利用するとき、チップを支払うときなどは現金が必要なので、ある程度の準備は必要です。ひとまず100ドル程度両替しておき、予備に日本円を2~3万円持っておくと安心できるでしょう。出国前の空港で使う円とハワイで使うドルとがあると便利です。
ハワイで100ドル札や50ドル札は流通が少ないため、ローカルなお店で高額なお札を使った場合、偽札と疑われることがあります。両替するときは、20ドル札を中心に両替するのがおすすめです。チップ用に1ドル札を何枚か持っていると便利です。
ハワイ旅行の持ち物は前もって確認を
ハワイ旅行の際は、普段使い慣れたものを持って行くとストレスなく過ごせます。現地でも調達できるものがほとんどですが、探すのに時間や手間をかけるのはもったいないので、今回ご紹介した持ち物を参考に、ハワイ旅行の準備に役立ててください。