ホノルルの天気・湿度はどれくらい?乾季・雨季ごとに最適な服装も紹介

ホノルルの天気・湿度はどれくらい?乾季・雨季ごとに最適な服装も紹介

公開日:2023.11.28
更新日:2023.12.22

ホノルル旅行を計画するにあたって、現地の天気や気温がどうなっているのか、服装はどうすれば良いのか非常に気になるところではないでしょうか。ハワイでの時間を思いきり楽しく過ごすために、ホノルルならではの気候の特徴や、冬季と雨季、それぞれの天候の違い、日本の気候との違いについて、あらかじめ知っておきましょう。こちらでは、ホノルルで過ごすのに適した服装、ビーチでのアクティビティや海水浴を楽しめる時期、そして、ホノルルの天気予報サイト等についても詳しくご紹介します。

ホノルルの年間の天気・気候

雲の切れ間から見える太陽

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常夏の島と呼ばれることもあるハワイ・ホノルルの気候は、年間を通じて過ごしやすいのが大きな特徴です。ホノルルの気温は、1年で最も低い時期でも20度程度、最も高くても30度程度と安定しています。

ハワイでは偏東風と呼ばれる、東から西に向かう風が年中吹いています。そのため「常夏」と言っても、日本の夏のような猛暑にはなりません。

さらに、ホノルルがあるオアフ島の南西部、ワイキキエリアはオアフ島にある2つの山脈が偏東風を遮っている関係からハワイの中でも乾燥しており、雨が少ないエリアです。そのため、ホノルルは年中ベストシーズンであり、天候を気にせず楽しむことができるエリアだと言えるでしょう。

乾季(5月・6月・7月・8月・9月・10月)

四季がないハワイですが、1年を通じて乾季と雨季の2つの時期に分けることが可能です。乾季は5~10月ごろの夏の期間に該当します。ホノルルの乾季は、比較的雨が少なく、最高気温が30度と高いのが特徴です。日本の真夏のように蒸し暑くはありません。

ホノルルの乾季に最適な服装

海を眺める男性の後ろ姿

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気温が高いハワイの乾季は、日本の真夏と同様に、ノースリーブやサンダルといった服装でOKです。ただし、ハワイは紫外線が強いので日焼けに注意が必要です。赤道に近いハワイの紫外線量は、日本の2~3倍と言われています。UVカット素材の上着や長袖のシャツがあると便利です。

サングラスと日焼け止めが置いてある様子

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日焼け予防として帽子や日傘、サングラス等のアイテムを準備しておいた方が良いでしょう。

また、ハワイの建物では冷房が強く効いています。長い時間建物の中にいると体が冷えてしまうこともあるので注意してください。冷えが気になる方は、冷房対策として薄手の長袖を用意しておくのがおすすめです。

雨季(11月・12月・1月・2月・3月・4月)

ホノルルの雨季は、冬にあたる11~4月ごろが該当します。夏の乾季と比べると気温が下がり、雨やくもりの日も少なくありません。ただし、日本の冬と比べると気温は温暖で降水量はぐっと少なく、1日中雨が降り続けることは年に数日程度です。

朝や夕方ににわか雨が降ることが多い雨季は、「Rainbow State(レインボーステイツ)」という別名を持つハワイならではの時期でもあります。雨上がりにハワイの名物とも言える美しい虹が見られるチャンスが多いことから、雨季はハワイで虹を見たい人におすすめのシーズンです。

ホノルルの冬に最適な服装

グレーのパーカーが置いてある様子

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ホノルルは、雨季であっても最低気温が約20度を下回ることはあまりありません。また、日中の最高気温は約27度ほどですので、日本と比べても温暖で穏やかな気候です。

ホノルルの雨季は、日中は半袖で過ごすことができますが、気温が下がる朝と夜は、涼しく感じることもあるかもしれません。日本の冬に着るような厚手のジャケットやコートは不要ですが、パーカーやジャケットなど、ちょっとした長袖の羽織ものを1枚持っておくと安心です。

オアフ島の中でもホノルルエリアは、雨が降ってもすぐ止み、ずっと降り続けることはほぼありません。ただし、急に天候が変わることは良くあります。

実はハワイの人々には、あまり傘をさす習慣がありません。日本のように、どこのコンビニやショップに入っても手軽な値段やサイズの傘が売られているわけではないので注意してください。ホノルルでは、天候の変化に備えてコンパクトで軽量の折りたたみ傘や、撥水効果がある上着を1枚携行しておくと良いでしょう。雨で足元が濡れるのが気になる人は、防水仕様のスニーカーもおすすめです。

ホノルルは雨季の冬であっても、日本の夏と同程度の紫外線が降り注いでいます。絶対に日焼けしたくない人は、常にUVカット効果のあるサングラス、帽子等のアイテムは持っておいた方が良いでしょう。

台風シーズン(6月・7月・8月・9月・10月・11月)

ハワイの6~11月ごろは、ハリケーンシーズンとも呼ばれています。ハリケーンとは、日本で言う台風のことです。日本よりもシーズンは長いですが、実際にハリケーンがハワイに上陸することはほとんどなく、数年に1度程度と非常に少ないのが特徴。ハワイのハリケーンシーズンは熱帯低気圧やハリケーンの影響を受け、波が高くなることがあります。海に入る予定がある時には、事前の天気予報やビーチの看板をチェックしておくのがおすすめです。

ホノルルの湿度

ホノルルの年間平均湿度は約68%であり、年間を通じてそれほど変化はありません。一方、日本の東京では、年間の平均湿度は約70%ですが、最も寒い冬は約50%、最も暑い夏は約80%と季節によって湿度が大きく変化します。ホノルルの湿度は変化が少ないため、日本と比べると冬は暖かく、夏は過ごしやすく感じられるでしょう。

ホノルルの天気・気候について気になる疑問

ホノルルに滞在するにあたって、気になる現地の天気、天候についての疑問、質問についてお答えしていきます。

ホノルルの夏は日本より暑い?

シャラトンの横から見るハワイの青空

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ホノルルの夏は、日本よりも暑いイメージがありますが、実際は最も暑い時期でも最高気温は30度程度とそれほど高くありません。また、夏の湿度は日本と比べるとかなり低いため爽やかです。ホノルルの夏は、日本よりも穏やかで過ごしやすい天候だと言えるでしょう。ただし、紫外線量は日本の2~3倍と強いため、日差し対策は忘れないようにしてください。

雨季でも海には入れる?

エメラルドグリーンに輝く海

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年間を通じて温暖な気候が続くハワイでは、海水の温度も平均約23度と年間を通じてほとんど変わりません。気温が少し下がる雨季であっても、ホノルルの海で泳ぐことが可能です。ただし、雨季には天気が良くない日や風が強い日があり、気温が上がっていない朝や夕方は肌寒く感じることもあります。雨季のハワイで海に入る場合には、日が照っている日中に楽しむのがおすすめです。

ホノルルの天気予報は当たらない?

空に広がる虹

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ホノルルの天気予報はあてにならないという話を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。ハワイの天気は変わりやすいことで知られています。1日の中でも、雨が降ったと思ったらすぐ止んで晴れる等、天候がコロコロ変わることは珍しくありません。

ハワイは太平洋にぽつんと浮かんでいる島であり険しい山脈があること、そして偏東風の影響から天候の予測が非常に難しい場所だと言われているそうです。そのため、天気予報サイトによってバラバラになることもあります。

ただし、ハワイの天気は日本と違い、天気予報が雨であっても1日中ずっと雨が降り続けることはほとんどありません。また、ホノルルはハワイの中でも晴天率が非常に高いことで知られています。天気予報で雨の予報が出ているとしても、少し待っていれば止むので、それほど気にしなくて良いでしょう。

当たると噂のホノルル天気予報

ホノルルの天気をチェックする際、当たると評判の天気予報サイトを3つご紹介します。それぞれの特徴や使い方について知っておきましょう。

「ハワイ・ニュース・ナウ」

ハワイ・ニュース・ナウは、ハワイのニュースサイトです。1時間ごとの天気、気温、雨の確率、湿度、風の強さをチェックできます。

デフォルトでは、ホノルルの現在の天気予報が表示されますが、「enter a zipcode」の部分に知りたいエリアの郵便番号を入力すると、その場所の天気予報をチェックできます。例えばワイキキの郵便番号は96815、カカアコが96814、アラモアナが96814です。気温(TEMP)はデフォルトでは華氏で表記されていますので、見慣れている摂氏に変更しましょう。

「AccuWeather.com」

AccuWeather.comはアメリカの天気予報サイトですが、日本語にも対応しています。現在の天気の他、1時間ごとの天気予報、月間の天気予報もありますので、少し先の旅行の予定を立てる場合にもおすすめです。気象レーダー画像のチェックもできますので、現在、雨雲がどこにあるかリアルタイムで確認できます。

「tenki.jp」

日本の気象サイトでも、ハワイの天気予報を確認することが可能です。日本気象協会によるtenki.jpは、現在のホノルルの天気の他、この先1週間の予報、日本の天候との違いもグラフでチェックできます。ハワイ島やマウイ島、カウアイ島の天気もチェック可能。これからハワイの各地へ出発する時に利用する際、重宝するサイトです。

天気にあわせたプランでホノルルを楽しもう!

ホノルルは、ハワイの中でも年間を通じて穏やかで雨が少ないエリアです。乾季と雨季、2つの時期に分けることができますが、乾季は日本よりも気温と湿気が低く、雨季は穏やかで温かく海に入ることもできます。1年を通してみると、気温と湿度はそれほど差がなく安定しており、どの時期でも過ごしやすいため、ホノルルは一年中いつ訪れてもベストシーズンだと言えるでしょう。今回ご紹介したホノルルの天候や天気の情報、日本との違いやハワイならでの注意点、おすすめの服装を参考に、とっておきのホノルル旅行を楽しんでください。