【2024年】ハワイの物価は?旅行費用はどのくらいになる?
青い海と太陽、そしてショッピングやグルメなど、いろいろ見どころやアクティビティがあるハワイ。様々な楽しみ方があるから、いつ行っても充実した旅になるでしょう。ただし、ハワイ旅行で気になるのが費用です。この記事では、旅費に加え滞在中に必要な費用、ハワイの物価についてもご紹介します。
ハワイの物価について
ハワイの物価は高いと言われていますが、では日本の物価と比較すると、どの程度の差があるのでしょうか?特に観光客に影響があるのは滞在中のお食事や日用品のお値段です。ハワイの今はどうなっているのでしょうか?
ハワイと日本の物価比較
ハワイ |
日本 |
|
スターバックス |
||
ホットコーヒー(グランデ) |
2ドル95セント |
465円(グランデ) |
フラぺチーノ(グランデ) |
6ドル25セント |
540円〜690円 |
キャラメルマキアート(グランデ) |
5ドル45セント |
540円 |
カフェラテ(グランデ) |
5ドル25セント |
455円〜 |
ティーラテ(グランデ) |
4ドル78セント |
480円〜 |
マクドナルド |
||
ハンバーガー |
3ドル49セント |
170円〜 |
コーラ |
1ドル79セント |
120円〜 |
ビッグマック |
8ドル53セント |
480円〜 |
チキンマックナゲット5ピース |
5ドル(6ピース) |
260円〜 |
マックフライポテト |
3ドル79セント |
190円〜 |
日用品 |
||
ペットボトルの水 |
1ドル50セント〜 |
100円〜 |
シャンプー(1リットル) |
5ドル〜 |
580円〜 |
洗剤 |
15ドル〜 |
400円〜 |
トイレットペーパー |
5ドル45セント(4ロール) |
500円(12ロール) |
ティッシュペーパー(一箱) |
2ドル50セント〜 |
200円〜 |
ハワイの物価が高い理由
ハワイは住居費、光熱費、食費、交通費、医療費、そして日用品など全てにおいて生活費が高いことで知られています。アメリカのインフレの影響もありますが、その他の理由としてはハワイは島なので、食品をはじめとする多くの日常生活に必要なものをアメリカ本土から輸送してくる必要があるため、その莫大な輸送費もあって物価が高くなっています。オアフ島ならまだしも、ハワイの他の島々へいくとガソリン代なども更に高いのは、そのせいです。物価高と円安のダブルパンチで、ハワイは高い!と感じてしまうかもしれません。
ハワイ旅行にかかる費用の目安は?
ハワイの旅費や滞在費は人数によっても異なりますが、多くの人が旅行に行くハイシーズンは旅費自体が高くなります。逆に言えば、ローシーズンなら一般的なハワイ旅行の相場よりも安く行けることも少なくありません。
一般的な費用
ハワイ旅行の一般的なツアー日程は4泊6日が多く、費用の相場は往復の航空券とホテルのセットで1人約200,000円〜が目安です。
ハイシーズンの費用
ハワイ旅行のハイシーズンは、12〜2月。特に、12月後半~1月第1週にかけての期間がピークです。また、春休みにあたる3月中旬以降やゴールデンウィーク、夏の時期も多くの観光客で賑わうため、ハイシーズンといえるでしょう。この時期になると、1人約360,000円〜になるので、倍近くの費用がかかってしまいますので、この時期だけしか休みが取れないという事情がなければここをあえて外すともっとお得に旅が出来るでしょう。
ローシーズンの費用
ローシーズンは、ゴールデンウィーク明けの5月中旬以降から夏前と、10月~12月の第1週ごろまでです。この時期にハワイ旅行を計画できるなら、相場よりも安くハワイに行けるでしょう。
この時期のハワイは10万円程度で行けるので、約2分の1です。
ハワイ旅行にかかる費用詳細
ハワイ旅行にかかる費用を詳しく見ていきましょう。旅費だけではなく現地に滞在しているときに必要な費用やお土産などを買う費用も考えておく必要があります。ハワイ旅行を予約する段階ですぐに支払わなければいけない費用もあるので、ハワイ旅行のプランを考え始めた時点で、手元に多少のお金を用意しておいた方が安心です。
ここでは、予約時に必要なハワイ旅行の費用と旅行時に必要な費用に分けて詳しくご紹介します。
飛行機代
日本からハワイに行くまでの飛行機代は予約の段階で支払わなければなりません。日本からオアフ島のホノルル国際空港までの運賃はエコノミーで約80,000〜110,000円。航空運賃は、航空会社や搭乗する日によっても異なります。
一般相場 |
ハイシーズン |
ローシーズン |
|
エコノミークラス |
10万円〜35万円 |
20万円以上 |
6万円〜14万円 |
ビジネスクラス |
20万円〜40万円 |
30万円以上 |
20万円〜 |
ファーストクラス |
150万円〜 |
200万円以上 |
50万円〜 |
格安航空会社では、一般的なハワイ旅行の飛行機代よりもさらに安い運賃の商品が発売されていることもあるので、各航空会社の運賃比較サイトを使ってどこが一番安いか比べてみるとよいでしょう。
また、飛行機代とホテル代をそれぞれ別に予約するよりも、パッケージツアーになったものを予約する方が安くなる場合もあるため、ツアー料金とも比較してみてください。
日本からハワイに行くまでの飛行機代は予約の段階で支払わなければなりません。日本からオアフ島のホノルル国際空港までの運賃は約エコノミーで約80,000〜110,000円。航空運賃は、航空会社や搭乗する日によっても異なります。
格安航空会社では、一般的なハワイ旅行の飛行機代よりもさらに安い運賃の商品が発売されていることもあるので、各航空会社の運賃比較サイトを使ってどこが一番安いか比べてみるとよいでしょう。
また、飛行機代とホテル代をそれぞれ別に予約するよりも、パッケージツアーになったものを予約する方が安くなる場合もあるため、ツアー料金とも比較してみてください。
ハワイにはオアフ島だけではなく、ハワイ島、マウイ島、カウアイ島などの各島があります。これらの離島に行く場合は、オアフ島で乗り換えが必要です。そのため、国内線の飛行機代が加算されます。
ESTA代
ESTA( Electronic System for Travel Authorization )とはアメリカのシステムで、電子渡航認証システムという意味です。アメリカに商用や観光目的で短期滞在する外国人は必ず申請しなければいけません。
ESTAの申請には、1人US21ドル日本円にすると約2,800円(1ドル133円で換算した場合)が必要です。
ESTA認証は、2年間の有効期間があります。期限内であれば、アメリカやハワイに旅行するときにESTAを申請する必要はありません。
ホテル代
ホテル代は、高級リゾートホテルからエコノミーホテルまで様々なランクがあり料金は大きく異なります。また、ハイシーズンかローシーズンかによっても差があります。安いホテルなら1泊10,000円を下回るケースも少なくありません。ハイクラスのホテルは、1泊約4万円は見ておきましょう。
ビーチが目の前のホテルやダイヤモンドヘッドが見える部屋、ショッピングモールに近いホテルなど、立地のいいホテルは料金が高めです。また、同じホテルでもオーシャンビューの部屋か海の見えない部屋かによっても料金は変わります。
ハレクラニ |
ザ・インペリアルハワイリゾート |
ハイアット リージェンシー ワイキキビーチリゾート&スパ |
シェラトン ワイキキ |
ヒルトンハワイアンビレッジ |
|
宿泊費用の 相場 |
$858 |
$234 |
$323 |
$524 |
$353 |
食事代
旅行の大きな楽しみの1つは食事です。ご当地の有名な料理や人気のお店を調べて食事をするのを目的に、旅行をする人も少なくありません。
ハワイは日本よりも物価が高めなので、1日外食で過ごすのであれば日本よりも費用がかかると考えておきましょう。目安としては朝食や昼食は1,500~2,000円、夕食なら5,000円程度かかると見積もっておきましょう。食事をするときにアルコールを頼むなら、これ以上の料金が必要です。
また、ハワイではチップの習慣があるので、食事代とは別にチップを支払うことも覚えておきましょう。食事代の約15%~20%をチップとして支払います。高級レストランでは20%~のチップを支払うのが一般的です。
交通費
ハワイの島内を移動する手段は、レンタカーかタクシー、バスやトロリーなどがあります。
レンタカー
レンタカーの場合は、空港から借りて帰国時に空港に返すのが便利。借りる車の種類によっても料金は異なりますが、6日間で約20,000円が相場です。
レンタカーを借りる際には、国際免許証、日本の免許証、クレジットカード、パスポートなどが必要になります。レンタカーを借りるつもりなら、出発前に国際免許証を取得しておきましょう。
タクシー
ハワイのタクシーは、移動する距離によってメーターで料金が決められています。基本は、1マイルで3ドル70セントが決まりです。長距離の移動ならタクシーを使うのもよいかもしれません。ただし、タクシー代のほかに15%のチップを支払う必要があります。飛行場からワイキキまでタクシーで行くと平均40ドル〜45ドルかかります。現金かクレジットカードの支払いですが、最近はウーバー(uber)も便利。ウーバーだとその半分、25ドル程度で飛行場からワイキキに辿り着くことができます。
バス
ハワイでは様々なエリアへ THE BUS が走っているので 、移動でTHE BUS を利用する手もあります。大人は3ドル、子供は1.5ドルで利用できます。また、1Dayパスもあり、料金は大人7.5ドル、子供3.75ドルです。
トロリー
トロリーは、ワイキキトロリーと HISやJTB、ANAが運行するものがあります。1日5ドルであちこちに行けるのでこちらも便利です。
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オプショナルツアー代
ハワイには、現地で申し込むツアーや事前に日本から手配できるツアーなど、オプショナルツアーがたくさんあります。シュノーケルやダイビング、パラセイリングやジェットスキーなどのマリンスポーツだけではなく、ダイヤモンドヘッドから夜景を見るツアーや、ショッピングモールを巡るツアー、日帰りや半日でハワイを満喫できるツアーなどもあります。オプショナルツアー代は、どのツアーにいくつ申し込むかによって変わりますが、1日あたり10,000円を目安にしてください。
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その他費用
Wi-Fi代
ハワイ旅行に行くときにあると便利なのがWi-Fiです。出かけるときにWi-Fiを持っていればいつでも電話をしたりインターネットを使ったりできるので安心です。
Wi-Fi代の相場は、6日間で3,000~5,000円です。あらかじめ予約をしておけば、出発時に空港でWi-Fiを借りて、帰国後に空港で返却できるところもあるので便利です。借りる方法や返却方法は、貸し出す会社によって違うので確認してください。
海外保険代
海外旅行に行くときには、万が一に備えて海外旅行保険に加入しておくと安心できます。どの程度の保障をつけるかによって保険代金は変わりますが、4泊6日なら約3,000円が相場です。
海外旅行保険は、ツアーを予約するときに一緒に申し込む、インターネットから申し込む、または出発前の空港で加入する方法などがあります。
クレジットカードに付帯している旅行保険もありますが、旅行代金をクレジットカードで支払わなければ適用されないものや、治療費や補償内容に上限があるものも多く、旅行中のトラブルをすべて十分にカバーできない場合があるので注意してください。
お土産代
旅行に来たときには、お土産代も費用として考えておく必要があります。
たとえば、仕事を休んでハワイ旅行に来た場合は、職場の人や家族、旅行に行くことを知っている友人などにお土産を選びましょう。新婚旅行でハワイに来た場合は、お互いの職場、家族、友人、さらに結婚前に2人がお世話になった人にもちょっとしたものを用意した方がいいかもしれません。
お土産代は、旅行前に誰にお土産を買うかリストアップしておくと予算を立てやすいでしょう。小さな露店や地元のお店などでは現金しか使えない場合もあるので、お土産代として現金を少し残しておく方が安心です。
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ハワイ旅行に行くおすすめのタイミング
最も多くの観光客が訪れる12〜1月は旅行代金も高くなり、希望する日にちによってはホテルや航空券がなかなか取れないことも少なくありません。柔軟に休みが取れる人は、年末年始は避けた方がよいでしょう。
おすすめのタイミングは、ゴールデンウィーク前までの4月と秋の感謝祭の前の10月下旬から11月中旬頃です。
4月は春休みが終わってゴールデンウィークには間があるため、比較的観光客も少なく落ち着いています。また、秋の感謝祭前のシーズンも同様で、旅行代金も安くなるのでリーズナブルにゆっくりハワイを楽しめるでしょう。
リーズナブルに楽しめるアクティビティ
物価が高くても、ハワイをリーズナブルに楽しむ方法はたくさんあります。例えば、ハワイでハイキングに行くのはおすすめです。ハワイにはたくさんのトレッキングコースがあって、心も体も元気になること間違いなし。ワイキキでシュノーケリングをしたり、お散歩をしたり、ランニングをするのも良いでしょう。探すとハワイにはたくさんの無料のワークショップやライブミュージックなども行われています。お買い物もグッドウィルやフリーマーケットなどで掘り出し物を見つけるのも楽しいかもしれません。
ハワイの物価変動
近年、アメリカの物価上昇に伴いハワイも物価が上がっているといわれています。どの程度・ハワイの物価が上がっているのか、具体的に見ていきましょう。2019年と2022年で比較してみます。
2019年 |
2022年 |
|
Tシャツ |
35ドル |
49ドル |
ビール |
5ドル50セント |
5ドル95セント |
朝食(ビュッフェ) |
33ドル |
43ドル |
ザ・バス |
1回2ドル75セント 1日パスは5ドル50セント |
1回3ドル 1日パスは7ドル50セント |
レンタカー(1週間) |
361ドル |
625ドル |
特にレンタカーは1週間の料金が大幅に高くなっているので、以前ハワイ旅行した人は、少し予算に余裕を持っておいた方がよいかもしれません。
ハワイの物価はいつ下がる?
あらゆるものの物価が高騰している中、特に食品や外食などが高騰しているハワイ。輸送量や卸売食材がなんと13%以上も現在増加しているので、メニューは7%以上値上がりしているところがほとんどです。食費は観光客にも影響するところなので、厳しい現実です。報告によるとハワイのインフレ率自体は、2024年あたりから徐々に下がってくるようですが、1度高くなった物価は下がることはありません。物価は高いけれど、でもお金を使わずに遊ぶ方法がハワイにはいっぱいあるので、自然を満喫したり、買い物や外食ばかりに頼らないハワイ旅行を計画するのがハワイを楽しむコツなのかもしれません。
ハワイの物価相場を正しく理解して楽しい旅行を!
ハワイはアメリカの中でも島で観光地のため、もともと物価は高めです。ハワイ旅行を計画するときには、予約時に必要な費用とハワイに行ってから必要な費用を考えましょう。
旅費はハワイに行く時期や航空会社、ホテルのグレードを選べば予算に見合うものが探せます。食事代やオプショナルツアーは旅のメインの楽しみでもあるので、少し予算にゆとりを持っておくのがおすすめです。
レンタカーは以前と比べると大幅に値上がりしていますが、 THE BUSやトロリーなどを活用すれば、交通費を抑えられます。ハワイの物価相場を正しく理解して、適正な料金でハワイを満喫してください。