ハワイの祝日・記念日一覧|意味についても学んでみよう!
ハワイと言えば、美しい海や自然、魅力的な要素が少なくありません。しかし、ハワイにはそれだけではなく、独自の歴史や文化を反映した祝日も存在します。この記事では、ハワイの祝日について、意味や由来、お祝いの仕方などを詳しくご紹介しますので、ハワイの祝日に旅行する際の参考にしてみてください。
ハワイの祝日・記念日一覧
日付 |
祝日・記念日名 |
和名 |
1月1日 |
New Year's Day |
元旦 |
1月の第3月曜 |
Martin Luther King Jr. Birthday |
キング牧師の誕生日 |
2月の第3月曜 |
President's Day |
大統領の日 |
3月26日 |
Prince Kuhio Day |
クヒオ王子の日 |
イースター前の金曜日 |
Good Friday |
聖金曜日 |
5月の最終月曜 |
Memorial Day |
戦没将兵追悼記念日 |
6月11日 |
King Kamehameha Day |
カメハメハ王の日 |
6月19日 |
Juneteenth |
米奴隷解放記念日 |
7月4日 |
Independence Day |
独立記念日 |
8月の第3金曜日 |
Statehood Day |
ハワイ州制記念日 |
9月の第1月曜 |
Labor Day |
労働者の日 |
11月11日 |
Veteran's Day |
復員軍人の日 |
11月の第4木曜 |
Thanksgiving Day |
感謝祭 |
12月25日 |
Christmas Day |
クリスマス |
ハワイ独自の祝日は?
ハワイ州は、他の州とは異なる歴史と文化を持つ州です。そのため、ハワイ州には、他の州にはない独自の祝日があります。その中でも、特に有名な3つの祝日について見ていきましょう。
クヒオ王子の日
3月26日のクヒオ王子の日は、ハワイ王国最後の王族の一人であり、ハワイ文化と歴史に深く根差したクヒオ王子の誕生日です。クヒオ王子はハワイの州昇格へ尽力し、ワイアン・ホームステッド法を制定してハワイの住民に土地の保障をもたらしました。この法律は、ハワイ先住民の権利と福祉を保護するために重要な役割を果たします。
クヒオ王子の日は、ハワイの文化と歴史を称える祭典で、伝統的なハワイアンミュージック、フラダンス、パレード、そして地元の食べ物を用意して大々的に祝います。そのため、クヒオ王子の日はハワイを訪れる観光客にとっても特別な体験ができる日です。クヒオ王子の日に行われる多様なイベントや祝典は、ハワイの文化と歴史への理解を深める貴重な機会となるでしょう。
カメハメハ王の日
6月11日のカメハメハ王の日は、ハワイ諸島を初めて統一したカメハメハ大王の功績を称える日です。カメハメハ大王の統治下で、ハワイは文化、宗教、貿易、外交の面で大きな発展を遂げました。なお、カメハメハ王の日は、カメハメハ王の誕生日や命日などではありません。
カメハメハ王の日のイベントでよく知られているのが、レイ・セレモニーです。アメリカ本土やホノルルなどにあるカメハメハ王の像へレイを捧げます。他にもフラダンスのパフォーマンスや馬上パレードが行われ、ハワイの歴史と文化を祝うのが特徴です。馬上パレードはカメハメハ大王の戦士精神とハワイの騎馬文化を反映しており、色とりどりの衣装や装飾を施した馬がパレードに登場します。
州制記念日
州制記念日は、ハワイがアメリカ合衆国の50番目の州に昇格したことを祝う祝日です。独立した王国であったハワイは、1959年8月21日に州へ昇格し、1959年にアメリカ合衆国議会での承認と住民投票を経て、ハワイは正式にアメリカの州となりました。多くの人々にとって、州制記念日は進歩と成長の象徴であり、新しい時代の始まりを祝う日ですが、ハワイの先住民や多くの住民にとってはハワイの独立を失った日です。そのため、公式の祝賀行事や文化イベントも特になく、むしろハワイの独立を支持する人々による抗議デモが発生する可能性があります。お祝いというよりは、ハワイの歴史と文化を振り返る機会となる日です。
旅行が祝日・祭日にかぶる際の注意点
ハワイは一年中温暖で美しい自然に恵まれた人気の観光地です。しかし、祝日・祭日にハワイに行く場合には注意点があるのであらかじめ確認しておきましょう。ここでは、祝日・祭日にハワイで楽しむためのポイントをご紹介します。
祝日を休みとしている施設やスポットがある
ハワイはアメリカの州の一つなので、アメリカの祝日にあたる日は州政府関連の機関が休みです。例えば、銀行や郵便局は祝日には閉まりますし、祝日には営業しないショップやレストランもあります。事前に営業時間を確認しておくと良いでしょう。
また、バスなどの公共交通機関も祝日・祭日は休日ダイヤになります。本数が減ったり、運行ルートが変わったりすることもあるため、移動の際はダイヤをチェックしておくことが重要です。
旅行者数が多い可能性がある
ハワイは世界中から多くの人が訪れる観光地ですが、祝日・祭日にはさらに混雑することがあります。ハワイの祝日・祭日には、独自の文化やイベントが開催されることがあるからです。
特に、ビーチや観光スポットは人気が高いので、早めに行く、予約をする、オフシーズンを狙うなどの工夫が必要です。祝日・祭日にハワイに行くときは、上記のような注意点を抑えておけば、快適に楽しめるでしょう。
ハワイの祝日に興味を持った?
ハワイはアメリカに属する州ですが、独自の文化や歴史を持っているため、アメリカ本土とは異なる祝日も存在します。ハワイ旅行を計画する際には、ハワイの祝日スケジュールに注意しましょう。祝日によっては、ショップやレストランが休業したり、営業時間が短縮されたりする場合があります。一方で、祝日には特別なイベントやパレードが開催されることもありますので、あえてハワイの祝日を狙うと特別な体験ができるかもしれません。