ハワイの玄関口!ダニエル K イノウエ国際空港を徹底解説!その他の空港についても紹介
世界中から毎年多くの観光客が訪れるハワイ。その玄関口となるのが、オアフ島・ホノルルにあるダニエル K イノウエ国際空港(旧ホノルル空港)です。 多くのフライトがあるこの空港は、南国らしい明るく開放的な雰囲気があり、食事をしたり買い物できたりと魅力いっぱい。海外旅行に行ったら空港でお土産を購入する人も多いのですよね。 そこで今回は、ハワイ旅行を満喫すべくダニエル K イノウエ国際空港の見どころを徹底解説!ハワイ島、カウアイ島、マウイ島など、他空港施設情報も紹介していますので、参考にしてみてください。
ハワイの玄関「ダニエル K イノウエ国際空港」
ダニエル K イノウエ国際空港は、ハワイの州都であるオアフ島・ホノルルにある国際空港。2017年に旧名称「ホノルル空港」から「ダニエル K イノウエ国際空港」に改称されました。規模、利用者数共にハワイ最大で、日本からハワイに旅行する際はダニエル K イノウエ国際空港を利用するのが一般的です。
日本からダニエル K イノウエ国際空港へのアクセス
日本からホノルルまでの直行便を運航している航空会社は、JAL(日本航空)、ANA(全日空)、ハワイアン航空、ZIPAIR Tokyo、デルタ航空,、ユナイテッド航空など。以下の5つの空港から離発着しています。
<直行便がある空港>
- 成田国際空港:ANA、JAL、ZIPAIR Tokyo、大韓航空、ハワイアン航空
- 羽田空港(東京国際空港):ANA、JAL、ハワイアン航空、デルタ航空
- 中部国際空港 セントレア:JAL
- 関西国際空港:JAL、ハワイアン航空、ユナイテッド航空
- 福岡空港:ハワイアン航空
最も便数が多いのが成田空港と羽田空港で、どちらも毎日約5便運行しています(※1)。
東京からハワイ・ホノルルまでの所要時間は下記の通り。気流の影響で行きと帰りでフライト時間が異なります。
- 往路:6.5~7時間
- 復路:8.5~9時間
ホノルル便は夜に出発し朝または午前中に到着するフライトが多く、一方帰国の際は朝にハワイを出発、機内で1泊したのち、1日後の夜に到着します。
※1 こちらは2023年4月時点の情報で、運行情報は変更されることがあります。詳しいスケジュールは各航空会社または空港Webサイトを確認してください。
ダニエル K イノウエ国際空港の施設
ダニエル K イノウエ国際空港は3階建て。1階は到着ロビー、2階は出発ロビーと入国審査場、3階には一部ラウンジなどが位置しています。ターミナルは1~3まであり、ターミナル1は国内線、ターミナル2は国際線、ターミナル3はモクレレ航空が利用しています。
ターミナルのマップについてはJAL公式サイトで記載されています。
それでは気になる入国時の流れやラウンジ、両替所などの施設情報を見ていきましょう。
<ハワイ入国時の流れ>
飛行機を降りたらまず専用シャトルバスまたは連絡通路を歩いて2階入国検査場を目指します。入国検査後は1階に降りて手荷物を受け取り、税関検査を受けて出口に向かいます。
<両替所>
両替カウンターは税関を出たすぐ先に設置されています。ドルを持っていない人は空港で両替しておきましょう。なおハワイ出国時は、保安検査場を通過した先に両替所が3か所設置されています。
<Wi-Fiや充電スポット>
空港内ではすべてのエリアで無料のフリーWi-Fiが利用できる他、各ラウンジでも無料Wi-Fiを提供しています。また空港各所に無料でインターネットが使用できる充電ステーション(ReCharge Stations)が設置されています。
<喫煙所>
ハワイでは、建物内は全面禁煙。そのため空港では、税関検査後の出口付近にある「屋根のない駐車場」や「チケットロビーの前の道路の中央分離帯」などの屋外を喫煙可能エリアに指定しています。
ただし屋外であったとしても、出入口・窓・換気装置との距離が20フィート(約6m)以内は禁煙エリアです。また、ハワイ出国手続きをした後は日本に到着するまで喫煙可能エリアがないので注意しましょう。
<ラウンジ>
航空会社が提供しているラウンジは全部で7か所。場所や主なサービスは下記の通りです。
航空会社 |
ラウンジ名 |
場所 |
主なサービス |
ANA |
ANA SUITE LOUNGE |
ターミナル2 C4ゲート |
食事、ドリンク、Wi-Fi、新聞、雑誌 |
ANA |
ANA LOUNGE |
ターミナル2 C4ゲート |
食事、ドリンク、Wi-Fi、新聞、雑誌、授乳室 |
ユナイテッド航空 |
ユナイテッドクラブ(United Club) |
ターミナル2 10ゲート上 |
食事、ドリンク、Wi-Fi、新聞、雑誌 |
JAL |
サクララウンジ(Sakura Lounge) |
ターミナル2 3階 |
食事、ドリンク、Wi-Fi、手荷物クローク、トイレ |
JAL |
サクララウンジ・ハレ(Sakura Lounge Hale) |
ターミナル2 Cゲート |
食事、ドリンク、Wi-Fi、手荷物クローク、トイレ |
デルタ航空 |
デルタスカイクラブラウンジ |
ターミナル2 13ゲート |
食事、ドリンク、新聞、Wi-Fi |
大韓航空 |
KALラウンジ |
ガーデンコートエリア |
軽食、ドリンク |
ダニエル K イノウエ国際空港のショップ
海外の空港は免税店やお土産ショップも見どころですよね。そこで次は、ホノルル空港でチェックしたいお店を5つご紹介します。
なお、ほとんどのショップが保安検査内にあるので、ゆっくりショッピングしたい人は早めに出国手続きを済ませましょう。
DFS From Hawaii With Love:ハワイ土産
DFS(Duty Free Shop)は免税店で、雑貨を売っているところから化粧品、ファッション雑貨(DFS Galleria)、酒類やたばこ(DFS Duty Free)を扱っているところまで、複数の店舗を構えています。
「DFS From Hawaii With Love」は、ハワイの雑貨や食べ物などのお土産を販売しているお店。保安検査場内に4か所あり、キーホルダーからコーヒー豆、チョコレートまでハワイの定番お土産をひと通り購入できます。
(ハワイ在住 もんじろうさん 20代 男性)
店舗名 |
DFS From Hawaii With Love |
店舗数または場所 |
4店舗 |
営業時間 |
7:30~16:00 |
DFS Beauty:化粧品
DFS Beautyは、有名ブランドの化粧品を免税で購入できるお店。店内には「ディオール」や「ランコム」などさまざまなブランドの商品が並びます。日本未発売商品が売っていることもあるので、コスメ好きの人はぜひチェックしてみてくださいね。
店舗名 |
DFS From Hawaii With Love |
店舗数または場所 |
ビジターインフォメーション隣 |
営業時間 |
7:30~16:00 |
Tropical Blue:ハワイ土産
「Tropical Blue」は、Gate E4の正面にある雑貨屋さん。キーホルダー、ステッカー、ポーチなど、ハワイらしい南国感あふれるデザインのお土産を購入できます。周辺には複数のショップや飲食店が並んでおり、パパッと買い物したいときにもおすすめです。
店舗名 |
DFS From Hawaii With Love |
店舗数または場所 |
Gate E4 |
営業時間 |
7:30~15:15 |
本や雑誌:Pages & Pages
「Pages & Pages」は、本、雑貨、スナックなどを扱う総合ショップ。保安検査場内に4店舗構えており、話題の小説から新聞・雑誌まで幅広い本が置いてあります。洋書が欲しい、機内で読む本が見たい人は立ち寄ってみてくださいね。
店舗名 |
Pages & Pages |
店舗数または場所 |
4店舗 |
営業時間 |
7:30~15:15 |
ジュエリー:Maui Divers jewelry
1959年に創業したホノルルの老舗ジュエリーブランド。ハワイらしさを感じるデザインは、幅広い世代から高い人気を得ています。「エルメス」「バーバリー」などのラグジュアリーブランドが並ぶメイン通りに店舗があるので、ぜひチェックしてみてください。
店舗名 |
Maui Divers jewelry |
店舗数または場所 |
保安検査場を抜けた先 |
営業時間 |
8:30~16:00 |
ALOCOのおすすめ店舗
ダニエル K イノウエ国際空港の飲食店
空港内にあるカフェ、レストランなどの飲食店の数は計23店舗。到着ロビーに1つ、出発ロビーに1つ、その他保安検査場内にあります。なかでも注目のレストラン・カフェを5つピックアップしました。
California Pizza & Kitchen:ピザ
中央保安検査場を抜けたすぐ先のフードコート内に位置する「California Pizza & Kitchen」は、アメリカらしいピザやビールが楽しめるお店。
お土産ショップやブランド店が並ぶメインエリアから近く、サクッとお腹を満たすことができます。お土産選びに時間を使いたい、小腹を満たしたいというときにもおすすめです。
店舗名 |
California Pizza & Kitchen |
店舗数または場所 |
中央フードコート内 |
営業時間 |
10:30~22:00(土曜のみ10:30~23:00) |
定休日 |
無休 |
Lahaina Chicken Company:肉料理
「Lahaina Chicken Company」は、ハワイのファストフードチェーン店。店名通りチキンが有名で、特にローストチキンとフライドチキンから選ぶプレートが人気です。その他、ローストポーク、プライムリブ、ベビーバックリブなどのハワイ料理も提供しています。
店舗名 |
Lahaina Chicken Company |
店舗数または場所 |
Gate E近くのフードコート内 |
営業時間 |
10:30~20:00(日曜のみ10:30~19:00) |
定休日 |
無休 |
The Local @ HNL:ハワイ料理&ビール
「The Local @ HNL」では、現地の農家から仕入れた新鮮な食材を使ったハワイ料理と、ハワイNo.1と言われるコナビールのクラフトビールが楽しめます。
店舗名 |
The Local @ HNL |
店舗数または場所 |
中央フードコート内 |
営業時間 |
9:00~21:00 |
定休日 |
無休 |
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Royal Kona Coffee:カフェ
photo by Daniel K. Inouye International Airport
「Royal Kona Coffee」は、ハワイを代表するコーヒーブランド。ファンが多く、コナコーヒーのコーヒー豆をお土産に買っていく人も少なくありません。
空港では1階到着ロビーに店舗があり、出国時・入国時どちらでも利用できます。ハワイ入国後、空港を出る前に一息つきたいなというときにもおすすめですよ。
店舗名 |
Royal Kona Coffee |
店舗数または場所 |
1階到着ロビー |
営業時間 |
7:30~16:00 |
定休日 |
- |
Atrium Bar:バー
photo by Daniel K. Inouye International Airport
お酒好きの人、ハワイならではのローカルビールを楽しみたい人におすすめなのが「Atrium Bar」。多種多様なハワイの地ビールやドリンクを提供しています。2階の保安検査場を通過する前にあるので入国時でも利用できるので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
店舗名 |
Atrium Bar |
店舗数または場所 |
2階 Lobby6 |
営業時間 |
10:00~18:00 |
定休日 |
無休 |
ダニエル K イノウエ国際空港から目的地に向かう手段
ダニエル K イノウエ国際空港からワイキキまでは、車で30分ほどかかります。さまざまな手段があり、下記の交通手段で移動するのが一般的です。
-
タクシー
-
シャトルバス
-
レンタカー
タクシーの場合
最もメジャーなのがタクシー。タクシー乗り場は個人用出口を出て、「Taxi」の看板表示の方に歩いていくと、複数台の車が待機しています。
リムジンのような車からワゴン車までさまざまな車がありますが、車種と料金は関係ありません。車の上に「TAXI」のサインがあれば大丈夫。乗り場には係員が立っており、乗車人数と行先を伝えれば配車してくれるので、旅行慣れしていない人でも安心ですよ。
空港からワイキキまでの所要時間は、約20~30分。混雑具合にもよりますが、約40~50ドルが相場です。到着したらチップとして乗車金額の20%を上乗せして支払いましょう。
なお、アメリカではUberの利用も一般的ですが、空港からワイキキまで乗車する際の料金はあまり変わらず、タイミングによってはタクシーの方が安いこともあります。
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シャトルバスの場合
photo by Daniel K. Inouye International Airport
空港とワイキキを往復するシャトルバスもいくつかあります。ホテルの目の前まで送ってくれるバスもあるため、事前に確認しておくと良いかもしれません。
また宿泊ホテルによっては、オプションで空港までの送迎プランを追加できる場合があります。ハワイは日本語が通じる場合が多いですが、どうしても英語が不安という方は、H.I.SやJTBなどの日本の旅行会社が提供している空港送迎プランを選ぶのもおすすめです。
(気づいたらハワイ在住20年 30代 男性)
(イーストサイドアロハスタジアムさん 30代女性)
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レンタカーの場合
「滞在期間中は自由に行動したい!」という人は空港でレンタカーを借りましょう。日本から事前予約できるうえ、日本語対応カーナビを追加でレンタルすることもできます。
レンタカーは、ターミナル2の向かいの建物で借りられます。個人出口を出たら、ターミナル2の駐車場を過ぎたところにある「Consolidated Rental Car Facility」を目指しましょう。
空港ではレンタルセンターへ向かうシャトルバスも巡回しているので、迷ったらバスに乗ってしまうのもひとつの手ですよ。おすすめの記事はこちら
ダニエル K イノウエ国際空港を利用時の注意点
レンタカーは混雑する
レンタカーショップは混雑するため、時間にゆとりを持って行動しましょう。特に返却時は車の確認作業を行うため、処理に時間がかかります。フライト前にバタバタしないように、早めに空港に到着するようにしましょう。
通信環境は期待しない
空港内では無料のWi-Fiサービスが使えますが、必ずしも通信環境がよいとは限りません。「ネットが重くて必要な情報が表示されない…」なんてこともあるので、心配な人はポケットWi-Fiを持参することをおすすめします。
シャワーはない
空港内のラウンジを含め、ダニエル K イノウエ国際空港にはシャワー設備は備えられていないためご注意を。
時間つぶしに!ダニエル K イノウエ国際空港の過ごし方
ダニエル K イノウエ国際空港は、飲食店にショップにとにかく見どころがたくさん。飲食店やショップは保安検査場内にあるので、速やかに手荷物検査を終わらせて買い物を楽しみましょう。
また保安検査場を過ぎて1階に降りると、ジャパニーズ・ガーデンとチャイニーズ・ガーデンからなるガーデンエリアがあります。ハワイならではの植物も見れるうえ、自由に歩いたりベンチに座ったりできるので、ぜひ晴れた日は行ってみてください。
ただし、出発時刻の30分前には出発ゲート付近で待機できるように注意してくださいね。
その他の空港を島ごとに紹介
せっかくのハワイ旅行、できればホノルル以外の都市やオアフ島以外の島にも行きたいですよね。そこで最後に、島ごとの特徴やハワイの空港を一挙ご紹介します。
オアフ島
ハワイの州都・ホノルルがあるオアフ島。オアフ島にはダニエル K イノウエ国際空港の反対側に、カラエロア空港があります。
カラエロア空港(JRF)
オアフ島西部、ホノルル空港から約30分のところに位置するカラエロア空港。以前はアメリカ海軍が使用していましたが、1999年より軍民共用の飛行場として使われています。
カラエロア空港にはハワイ州内の都市を繋ぐ4路線が就航しており、ハワイ島・コナ国際空港を始め、マウイ島、モロカイ島に行くことができます。お土産売り場やラウンジ等はありませんが、ホノルルより空いているのが特徴です。
ハワイ島
ハワイ島は、ハワイ諸島の中で最も大きな島。ハワイ火山国立公園や熱帯雨林など、パワフルな自然に恵まれています。オアフ島・ホノルルからの飛行時間は約50分です。
コナ国際空港(KOA)
コナ国際空港は、ハワイ島唯一の国際空港。コナはハワイ島の観光の中心地でもあり、空港には成田、羽田空港との直行便の他、マウイ島、カウアイ島などのハワイ州の島々、アメリカ本土への便も離着陸しています。
空港内にはハワイアン航空のラウンジがありますが、レストランやお土産ショップは数店舗のみ。ややこぢんまりとした、ハワイらしい雰囲気がある空港です。
オアフ島・ホノルルからの飛行時間は約50分です。
ヒロ国際空港(ITO)
ヒロ国際空港があるヒロは、ハワイ島で最も大きな町です。ハワイ島の西部に位置し、オアフ島やマウイ島の他、ロサンゼルス行きの便が就航しています。
「国際空港」と名乗ってはいるものの、現在までに国際便は就航していません。そのためヒロエリアに来るには、ホノルルから乗り換えるのが一般的です。
ヒロ空港はハワイ火山公園まで車で約45分ほどなので、日帰りでハワイ島の火山が見たいという人に便利ですよ。
ワイメア・コハラ空港(MUE)
ワイメア・コハラ空港はハワイ島北西部、ワイメア付近にある小さな空港です。就航している航空会社はモクレレ航空、マウイ島行きのみで、観光地としてはあまり知られていません。
そんなワイメアは、牧草地が広がっているのが特徴。牧場では、ハワイならではのパニオロ(ハワイアン・カウボーイ)の文化を見ることができます。
マウイ島
かつて存在したハワイ王国の首都・ラハイナがあるマウイ島。ハワイ諸島では2番目に大きな島で、歴史ある街並み、美しいビーチリゾート、火山など魅力がたくさん。ホノルルからの飛行時間は約44分です。
カフルイ空港(OGG)
マウイ島北部に位置するカフルイ空港は、マウイのメイン空港です。とはいえホノルルよりも規模が小さく、日本からの直行便は就航していません。一方、アメリカ本土の都市やハワイ島、オアフ島、モロカイ島、ラナイ島など、国内線は毎日多くの便が離発着しています。
空港内には複数の免税店やレストラン、ハワイアン航空のラウンジがあります。マウイ島の窓口でもあるカフルイ空港ではレンタカーを借りられるので、マウイ島観光の際はチェックしてみてください。
カパルア空港(JHM)
カパルア空港はマウイ島の西側に位置し、別名をウエストマウイ空港とも呼ばれています。パイナップル畑の真ん中にぽつんと滑走路があり、職員が数人いるだけの小さな飛行場です。
就航便数は少なく、現在運航しているのはサザン・エアウェイズ・エクスプレスのホノルル行きのみ。なかなか利用するチャンスは少ないですが、日本では感じられない、のどかな雰囲気を味わえますよ。
ハナ空港(HNM)
マウイ島のなかでも手つかずの自然が残るといわれているハナ。現在ハナ空港に離発着しているのはモクレレ航空のみ、それも同じマウイ島・カフルイ空港までの便が運航しています。
他のエリアからハナまで車で行くにはカーブの多い山道や54もの橋を通らないと辿り着けず、飛行機の場合も乗り換え必須。マウイ島の東に位置するハナはすぐに行ける場所ではないため、「天国に近い場所」とも言われています。
カウアイ島
島全体が熱帯雨林に覆われており、「ガーデンアイランド」とも呼ばれるカウアイ島。ハワイ諸島の中で最も古く、最も北にある島で、自然が長年の歳月をかけてつくり出した美しい光景が広がっています。ホノルルからの飛行時間は約43分です。
リフエ空港(LIH)
リフエ空港はカウアイ島唯一の空港で、オアフ島、マウイ島、コナ島などに就航しています。数は多くないものの、空港には飲食店やお土産売り場、ハワイアン航空のラウンジなどが併設されています。
カウアイ島の観光は、ツアーやレンタカーがメイン。路線バスは市内を巡回がメインで観光地には行かないため、個人で旅行する際は空港からレンタカーの受付を行いましょう。
ラナイ島
ラナイ島はハワイで最も人口が少なく、信号が1つもない小さな島です。リゾート地として知られている一方で、手つかずの自然や秘境も多く、イルカウォッチングなどのアドベンチャーも盛りだくさん。ホノルルからは約30分で到着します。
ラナイ空港(LNY)
ラナイ島の窓口で、主にオアフ島・ホノルル、マウイ島・カフルイ、モロカイ島などに定期便が就航しています。とても小さな空港なので飲食店やお土産売り場はなく、食事や買い物をするには車を10分程度走らせ、ラナイシティまで向かいます。
ラナイ島での主な交通手段は、レンタカーか有料のシャトルバス。レンタカーの場合もシャトルバスで空港からラナイシティまで移動する必要があります。
モロカイ島
自然と美しいビーチが魅力的なモロカイ島。ホノルルから飛行機で約35分の場所にあり、アウトドアを思い切り楽しみたいという人におすすめです。
モロカイ空港(MKK)
島の中心に位置するモロカイ空港は、地名から「ホオレフア空港」とも呼ばれています。モロカイ島の玄関口で、主にオアフ島・ホノルル。マウイ島・カフルイ、ラナイ島、そしてカラウパパに運行しています。
モロカイ島にはバスがないため移動手段はタクシーかレンタカーが一般的。空港からすぐの場所にアラモレンタカーの店舗があります。空港内に飲食店はないので、タクシーや車でカウナカカイやホオレフアなどの町へ移動する必要があります。
カラウパパ空港(LUP)
モロカイ島の北、カラウパパ半島の先端にある空港。カラウパパは他のエリアと道路で結ばれておらず、基本的にカラウパパへは空路で移動する必要があります。
とはいっても利用客はあまり多くなく、カラウパパ国立歴史公園を訪れる人や地元の住民がほとんど。そのため、空港内にレストランやお土産売り場はなく、レンタカーやバスもありません。
空港もハワイの魅力が満載!
いかがでしたでしょうか?今回は、ハワイの玄関口であるダニエル K イノウエ国際空港の概要や施設情報、注意点から、ハワイ各地にある空港まで詳しく紹介しました。
ハワイには美しい自然だけではなく、おいしい食事やチェックしたいお土産アイテムもたくさんあります。日本に帰るまでの時間を存分に楽しめるよう、空港での過ごし方も事前に情報収集しておくことが大切です。
ぜひ、この記事を参考にして、素晴らしいハワイ旅行を満喫してください!