ホノルル空港からワイキキまでの交通手段は?安い順にランキングで紹介

ホノルル空港からワイキキまでの交通手段は?安い順にランキングで紹介

公開日:2023.12.03
更新日:2024.05.07

ホノルルはハワイの名所が集中しているため、世界中からの観光旅行客で賑わいます。自然豊かな公園や一流ブランドのショッピング、ご当地グルメなど、ハワイを堪能するなら一度は行くべきスポットが豊富です。今回は、ホノルル空港からワイキキまでの交通手段についてご紹介します。ホノルル空港からの距離と時間、交通手段の安さランキングもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

ホノルル空港からワイキキまでの距離と時間

ダイヤモンドヘッドから見たワイキキの景色

photo by Adobe Stock

ホノルル空港(現ダニエル・K・イノウエ国際空港)からワイキキまでの距離は、およそ16kmとされています。車での所要時間は交通状況にもよりますが、約30分の1時間以内を目安にするとよいでしょう。車でホノルル空港からワイキキまでの交通手段は、シャトルバスやレンタカー、タクシーなど車での移動がおすすめです。徒歩だとGoogleマップ調べでは3時間以上かかるとされているので、ホノルル空港からワイキキまでの移動は必然的に車になります。移動料金は利用人数や荷物の数、利用したサービスによって異なるので、状況に合わせて交通手段を選んでください。

【料金順】ワイキキまでの交通手段ランキング

ホノルル空港からワイキキまでの交通手段には、さまざまな方法があります。選ぶ交通手段によってサービス内容や料金は異なりますが、ホノルルは日本人観光客が多いので日本語に対応しているケースが多いです。ハワイでは支払いに州税とチップが発生します。それらを含めた料金の安い順で交通手段ランキングを以下の表にまとめました。

 

交通手段

費用の目安

所要時間

おすすめする人

路線バス

約450円

約60~70分

費用を節約したい人

ライドシェア

約3~4.5千円

約20分

単身者や少人数

シャトルバス

約3~6千円

約30~60分

子供連れや5人以上のグループ

レンタカー

約3.5千~1.5万円

約20~30分

子供連れや5人以上のグループ

タクシー

約5.5千円

約20~30分

単身者や少人数

定番の「空港送迎シャトルバス」

空港にいる大型バス

photo by Adobe Stock

ホノルル空港からワイキキまでのメジャーな移動手段が、ツアー客も利用するシャトルバスです。搭乗人数や搭載できる荷物の数も多く、グループ観光におすすめします。

特徴

シャトルバスは、ホノルル空港からワイキキのホテルまで直行便の送迎を目的としている交通手段です。ホノルル空港のシャトルバスは、毎日決まった時間に20~30分間隔で運行。ホノルル旅行ツアーでの団体客は、基本的にシャトルバスを利用してホテルまでの移動手段にしています。ツアー観光客以外もシャトルバスに搭乗することができ、利用する際にはホノルル空港の個人用出口から搭乗口に向かいましょう。専門の運行会社による運転なので、搭乗後は目的地まで安全かつ快適に車内でくつろげます。

利用方法

海外の空港で大型バスが停まっている様子

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シャトルバスを利用する場合、ホノルル空港に到着後に搭乗口への専用出口に移動しなければなりません。ホノルル空港では出口が団体ツアー用と個人用に分かれているため、向かう先を間違えないようにしましょう。荷物は一般的な範囲なら専用トランクを無料で使えますが、大型の荷物は有料になる場合があるので注意が必要です。支払い方法は現金とクレジットカードどちらにも対応しています。

 

料金

約3~6千円

所要時間

約30~60分

メリット

ワイキキのホテルまでワンストップ移動
大勢でも十分に利用できるスペース
荷物の数にかかわらず移動可能
人数が多いほど利用料金が割安

デメリット

おすすめする人

子連れの家族、5人以上のグループなど

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スピーディーな「タクシー」

ホノルル空港にいるタクシー

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ホノルルの移動手段では、タクシーはポピュラーな移動手段です。特徴や利用方法をご紹介します。

特徴

タクシーはホノルル市街で巡回しているので、比較的簡単に利用できる移動手段です。特に日本人観光客が多いホノルルでは、空港前に待機しているタクシーが多く、日本人への対応に慣れている運転手が多く見受けられます。運転手によって多少の差はありますが、ホノルル市街を自由に移動する方法としてとても便利な交通手段です。利用料金は現地在住の方より割高になるケースがありますが、利用方法は基本的に日本と同じ。ただし、日本語が不慣れな運転手もいるので、利用する前に確認しておきましょう。

利用方法

タクシー乗り場のサイン

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タクシーの利用方法は、日本国内とほとんど同じです。基本は道端で拾うか、電話でハイヤーを依頼するかの2種類になり、ホノルル空港ならタクシー乗り場から乗り込めます。タクシーを拾うか配車を依頼した場合、行き先を伝えて目的地に向かいましょう。荷物の数やサイズによっては載せるのが困難なケースがあるので、乗る前に運転手へ伝えてください。運賃以外にもチップが必要になるので、利用料金より上乗せした金額の準備は必須です。

料金

約5.5千円

所要時間

約20~30分

メリット

希望の目的地まで自由に移動できる
乗客を気にせず目的地に直行できる
短距離移動がスムーズ
ソーシャルディスタンスに配慮されている

デメリット

タクシーごとに料金が一定ではない
ドライバーを信頼できる保証がない
長距離移動だと割高になりやすい
搭乗人数と荷物に上限がある

おすすめする人

単身者や少人数

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利用者が増えている「ライドシェア」

女性がウーバーに乗っている様子

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ホノルルの交通手段として、ライドシェアを活用するのもおすすめです。近年の利用者が増えているライドシェアの特徴と利用方法についてご紹介します。

特徴

ライドシェアとは、文字通り車の座席をシェアする相乗りサービスです。Uberなどのデリバリーサービスが運営しており、海外では一般的なサービスとして普及しています。企業に属していない一般ドライバーと利用客によるマッチングサービスも展開され、タクシーの手配と同じ感覚での利用が可能です。ライドシェアのドライバーには審査基準があるため、誰でも務まるわけではありません。しかし、車や運転技術はドライバーごとに異なるので、サービスのクオリティは運に関わります。タクシーより比較的安い料金で利用できるので、費用を抑えたい方におすすめです。

利用方法

スマートフォンを使って配車する人

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ライドシェアはデリバリーサービスのように、専用アプリから手配するのが一般的です。公式サイトなどからアプリをスマホにダウンロードし、アカウント登録を済ませたらすぐに利用できます。支払いはクレジットカード決済なので、カード情報は必須です。ドライバーへのチップは決済に含まれるので、ドライバーに直接渡す必要はほぼありません。乗車場所と目的地を入力したら、車が到着するまで待ちます。到着したら手配した内容と間違いがないか、ドライバーに確認しておきましょう。

 

料金

約3~4.5千円

所要時間

約20~30分

メリット

アプリからワンタッチサービス
タクシーより料金が安い
事前支払いで清算がスムーズ
ドライバー情報をアプリで確認できる

デメリット

アプリへの登録が必須
サービスのクオリティはドライバー次第
大人数には不向き

おすすめする人

単身者や少人数

自由度の高い「レンタカー」

多くの車が並んでいる様子

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自由にホノルルの街並みを観光するなら、自由度の高いレンタカーがおすすめです。レンタカーの特徴と利用方法についてご紹介します。

特徴

レンタカーは、自分のペースでホノルルを観光できる非常に便利な移動手段です。日本語対応のレンタカー会社も多く、日本人観光客が利用する姿が多く見受けられます。旅行前の事前予約にも対応しているので、ホノルル空港からワイキキまでスムーズに移動することが可能です。選べる車種も豊富で各種保険サービスもそろっているため、安心してホノルル観光を楽しめるでしょう。現地のレンタカーは基本的に日本語によるサポートや保険による補償体制が整っていますが、なかには非対応のサービスがあります。レンタカーを利用する場合、サービスを複数比較してから利用するのがおすすめです。

利用方法

空港のレンタカーセンターにある様々なレンタカー会社

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レンタカー会社のほとんどでは、旅行前からオンライン予約が可能です。各サービスの公式サイトから予約フォームに進み、レンタルの申込み手続きと貸出日と返却日を入力します。料金プランや車種を選び、問題なければ予約完了。ホノルルで車を運転するには、パスポートと運転免許証、クレジットカードの3点が必須です。現地に到着したら、予約した営業所で手続きを済ませてレンタカーに乗り込みましょう。返却するときは、予約時の指定場所と相違ないか必ず確認してください。

 

料金

約3.5千~1.5万円

所要時間

約20~30分

メリット

移動範囲が広く自由度が高い
レンタル中はマイペースに利用できる
待ち時間などの時間縛りがない
人数や用途に合わせて車種を選べる

デメリット

自分で運転する必要がある
返却の際に移動や手続きの手間がある
トラブル発生時に高額な追加費用がかかる

おすすめする人

子供連れや5人以上のグループ

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ローカルな雰囲気が味わえる「路線バス」

ハワイで走っている長いバス

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ハワイの郊外をのんびり回るなら、ローカルな雰囲気を味わえる路線バスがおすすめです。路線バスの特徴と利用方法についてご紹介します。

特徴

ホノルルの車の公共交通機関は、タクシー以外に路線バスがあります。「The Bus」と呼ばれ、日本のバスと大きな違いはありません。島全体に停留所があるため、ホノルル以外の地域を周るのにも便利な交通手段です。日本との違いについて、以下にまとめました。

  • 停留所に時刻表がない

  • 降車ブザーがロープの場合がある

  • 手荷物は22x14x9インチのサイズまで

  • ボディボードやゴルフクラブなどは48インチまで

  • 飲食禁止など

時刻表は役所などの施設で配布しているので、事前に手に入れておきましょう。支払いは現金のほか、最近では電子カードの「ホロカード」が普及しているので購入しておくと便利です。

利用方法

ハワイのバス停の看板

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路線バスを利用する場合、基本的な乗り方は日本とほぼ同じです。停留所でバスが来るのを待ち、到着したら前のドアから乗り込みます。時刻表が設置されていないので、事前に各施設で時刻表を手に入れておきましょう。支払いは乗り込み時に行い、現金かホロカードを使用します。ホロカードはSUICAやPASMOと同じカードリーダー式です。1日チケットもあるので、路線バスで観光するならぜひチェックしてください。目的地で降りる際は窓際に設置しているブザーを押し、後ろのドアから降車します。

 

料金

約450円

所要時間

約60~70分

メリット

利用料金はどの停留所も一律でとにかく安い
ホノルルの街をのんびりと観光できる
チケットがあれば何度でも乗り換え可能

デメリット

停留所に時刻表がない
持ち込める手荷物などに制限がある
運行間隔が長い
目的地までの時間がかかる

おすすめする人

費用を節約したい人

 

今後は「スカイライン」で移動可能に

ハワイで走っている電車の外観

ホノルル空港からワイキキまでの交通手段は、バスやタクシー、レンタカーでの移動が一般的です。旅行の際には利用人数と構成、荷物の数や予算と相談しながら最適な交通手段を選びましょう。実は、2023年の6月30日より、ハワイ・オアフ島西部のカポレイとアロハスタジアムを結ぶスカイラインが開通しました。2025年にはホノルル空港からワイキキ間の開通が予定されており、今後はホノルルでのアクセス利便性がさらに向上する見通しです。これからホノルル旅行を予定されている方は、ぜひ一度スカイラインを体験してみてはいかがでしょうか。

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最適な方法でワイキキまで移動しよう!

ホノルル空港からワイキキまでの距離は約10マイル、16kmとされています。ホテルまでの移動は車を使うのが一般的で、乗り物にもよりますが大体30~60分以内と考えておきましょう。ホノルル空港周辺にはさまざまな移動手段があり、乗り物ごとにメリットとデメリットがあります。目的や利用人数に合わせ、ベストな移動方法を選んでワイキキの旅を満喫してください。